音楽特別講義「グラミー賞受賞者が教える! 曲作り」第2回

公開日: 2020/05/22

グラミー賞受賞者サダハル・ヤギさんが、前回に続き登場! 音楽特別講義『おウチで、仲良く、音楽作り』の第二回です。(文・インタビュー:アッシュ・ヌクイ)

前回のテーマ「4分33秒、耳を澄まそう!」からの続きです。耳を澄ましてみると、実は周りにはいろんな音がとても溢れていることを実感しました。「音楽」をもっと自由に気ままに感じられるきっかけになれたら嬉しく思います。今回のテーマは、「音で好きを伝えてみよう!」です。

音楽特別講義第2回「『好き』を音で伝えよう!」

目次
5万年前の気持ちで、『好き』を伝える!?
みんなで音を出してみよう!
音でクイズ遊び
ありったけの『好き』を伝えるために。

5万年前の気持ちで、『好き』を伝える!?

前回、5万年前の世界にはどんな音楽があるのだろうかイメージしてみて、って話をしたの覚えてる? きっと、そこにはみんながよく知っている音楽や楽器はないよね。でも、もしかして今では聞くことができないいろんな音が溢れていたかもしれないし、そこに住む人々は音についてもっと楽しんでいたかもしれない。工夫をして、身の回りにあるものだけで、上手に音を生み出していたかもしれない。そう考えるとワクワクするよね! 

では試しに、まるで5万年前の世界にいるかのように、ボクたちも自分の周りにあるものから「音」を生み出してみようか? 今回は、「自分の周りにあるものを使って、自分の気持ちを音で伝えられるか」チャレンジしてみたいと思います! 5万年前には日本語もないので、言葉を使うのもなしにしてみようか。

みんなで音を出してみよう!

5万年前のヒトになったつもりでチャレンジだ! 試しに、下にある3つの気持ちを音で出してみて。どうやって、自分の気持ちを音で伝えられるか工夫してみて。

○音を伝える気持ちの種類:

*大好きだよ!
*いつもありがとう!
*楽しいね!

○音の出し方(例):

*手を叩く。手拍子をする。
*床を踏んで音を出す。
*口笛、指笛、等
身の回りにあるものを使ってみて。(ただし壊さないように注意してね!)

音のテンポ、回数、自由だよ。気持ちが一番大事。

(ここで、お父さまお母さまにご協力いただきます。音を表現しているお子様の様子を、スマホやボイスレコーダー等で録音してくださる、もしくは貸してくださる、と助かります。講義のモットーが「楽しく」なので、お子様の表現をポジティブにリアクションくださると幸いです!)

音でクイズ遊び

自分の気持ちが音で伝わってるか? 聞いた人に当ててもらおう!

おウチの人と一緒に、音でクイズ遊びをしてみて。嬉しい、悲しい、怒ってる、楽しい等、いろんな感情を試してみてもいいよ。 みんなの音、相手にちゃんと伝わってるかな。もし、ちゃんと伝わってなかったら、表情を変えてみてもいいし、体を動かしてみてもいいよ! 例えば10問やったら何問正解があったか数えてみて。

ありったけの『好き』を伝えるために。

録音した音を一緒に聴いてみよう。

(度々ですが、お父さまお母さまにご協力いただきます。気持ちを表現していたお子様の音を再生してくださると助かります。)

どうだったかな? みんなの伝えたい気持ちが、録音から聞こえてきたかな? もしかしてキミが伝えたかった音は、聞こえてなかったかもしれない。もし、そうなら、ありったけの気持ちを込めてもう一回チャレンジしてみて。最近誰かに向かって、好き、って伝えたことがある? 恋する誰かには勇気がいるけれど、家族やお友達にはもう少し簡単に伝えられるかもしれないね。好き、って気持ちを音で伝えられるか、やってみようよ。

次回のテーマは、「音を奏でてみよう!」 です。

Profile:
SADAHARU YAGI (サダハル・ヤギ)
ロサンゼルスを拠点に活動するレコーディングエンジニア/プロデューサー。日本人として史上初となる3度のグラミー・アワードを獲得。ロックやブルース、ゴスペル、ラテン・ポップなど、幅広いジャンルの音楽を手がける。

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