【折り紙】朝顔の作り方│簡単な折り方から上級者向けまで
公開日: 2021/03/29

ジリジリと太陽の光が照りつける夏。夏の花といえば、朝日と共に花を咲かせる朝顔(あさがお)です。小さいころ、夏休みにあさがおを育てたことのあるお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。ここでは小さな子どもと一緒に楽しめる朝顔(あさがお)の折り方を難易度順に紹介します。図解を参考にしながらチャレンジしてください。
- 目次
- 【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:初級編
- 【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:中級編
- 【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:上級編
- 【折り紙】朝顔(あさがお)の葉っぱの作り方
- 【折り紙】朝顔(あさがお)のつぼみとがくの作り方
- 折り紙で朝顔(あさがお)を作るときの注意点
- 全体のまとめ
【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:初級編
まずは幼稚園に通う年代の子どもでも折れる簡単なあさがおの折り方を紹介します。
【必要なアイテム】
・あさがおに近い色の折り紙 1枚
・はさみ
1. 折り紙を用意します。

2. 図のように、谷折りで2つに折って折り目をつけます。

3. さらに半分に折り、図のようになるよう折り目をつけましょう。

4. 続いて、山折りで三角に折り目をつけます。

5. 折り目に合わせて、ひし形に折りたたみましょう。このとき、2~4の山折りと谷折りを間違えているとうまくいかないので注意してくださいね。

6. 点線の位置で半分に折って折り目をつけましょう。

7. 中心線に向けて点線が谷になるように折ります。

8. 裏側も同様に折ります。

9. アーチを描くように上部に線を引きます。切る場所はペンでしるしをつけておきましょう。続いて、線をなぞるようにしてはさみで切ります。

10. 下部の先端を上部にある横線に届くように折ります

11. 上の部分をひらくと、朝顔の花が完成しました!

基本的な折り方は簡単ですが、最後の花びらをひらく工程は少し難しいかもしれません。花びらの後ろを指で支えつつ、折り目を意識してひらくようにしましょう。
【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:中級編
別の折り方を紹介します。少し難易度はあがるので3歳、4歳くらいの幼児には少し難しいかもしれませんが、よりきれいな仕上がりになる折り方ですので挑戦してみてくださいね。
【必要なアイテム】
・あさがおに近い色の折り紙 1枚
1. 折り紙を用意し、白い裏面が表に来るように半分に折ります。

2. さらに半分の四角に折り、元に戻ります。折り目がつきました。

3. 図のように三角に折ります。

4. もう一度三角に折ります。

5. 三角の袋になっている部分に指を入れて広げましょう。

6. つぶして四角をつくります。

7. 反対側も同じように広げてつぶすように折ります。

8. 四画の角を広げてつぶします。この時、中心線の位置がぴったり合うように折りましょう。

9. 裏側も同様につぶします。

10. 1枚めくって、上の三角部分を折ります。

11. 折り紙をひらきながら4か所すべて折りたたみます。

12. 折り目をくずさないように一度ひろげます。

13. ひっくり返し、色のついた面が表になるよう折り目にしたがって折りたたみ直します。

14. 角が1枚だけのものと、折り紙が2枚重なっているものがあるのを確認してください。1枚だけのところを中心線に合わせて折り、他の角も同様に折ります。

15. 図のように、下部を上端に合わせるように中心の部分で折ります。

16. 上の部分を開きます。この時、ゆっくりていねいにひらいていきましょう。

17. 開いた時に、白い星のような部分が真ん中にできていたら完成です。

【折り紙】朝顔(あさがお)の作り方:上級編
続いては上級編です!あさがおの折り方の中でも細かい作業が必要になるので、初級編や中級編をクリアしたら、ぜひチャレンジしてみてください。
【必要なアイテム】
・あさがおに近い色の折り紙 1枚
1. 白い面を上にして、角を合わせて三角に折り目をつけます。

2. 元に戻し、反対側も同様に折り目をつけます。

3. 折り目の中心に、角を合わせて折ります

4. 4つの角すべて同じように折りましょう。

5. いったんもとにひろげます。左下部分を折り目に合わせて小さな三角形ができるように折ります。折り目がついたら、もとにひろげます。

6. 左下部分の上側も先ほどと同様に折ります。

7. ついた折り目に合わせて、写真のように折ります。

8. 4つの角をすべて同じように折り、点線の箇所を谷にして折ります。

9. 裏返して色のついている側を表に出します。

10. 図のように角を中心に向けて折ります。残り3つの角も同様に折ります。

11. 折り目をつけたらひらきます。

12. ついた折り目に合わせて、角を図のように上から、そして下からそれぞれ折ります。

13. 4つの角をすべて同じように折ります。

14. 表に向けたらあさがおの完成です。

【折り紙】朝顔(あさがお)の葉っぱの作り方
【必要なアイテム
・緑色の折り紙 1枚
・はさみ
1. 折り紙ははさみで1/4にカットして使います。

2. カットした折り紙は、点線箇所を谷折りにして三角になるように折ります。

3. さらに三角になるように折り目をつけ、いったんもどします。

4. 図のように右端と左端を中心線に合わせて折ります。

5. 右端と左端の下部を図のように少しひらくようにして折り上げます。

6. さらに図のように点線箇所を谷折りにして、左右の下部を折り上げます。

7. 折り紙を裏返して、山のような形ができていたら完成です!

【折り紙】朝顔(あさがお)のつぼみとがくの作り方
花びらがくるくると巻かれているあさがおのつぼみは、朝日がのぼってからでもかわいらしいその姿を見ることができます。あさがおの花につぼみとがくを添えてあげると、よりリアルに出来上がりますよ。
<つぼみの折り方>
【必要なアイテム】
・あさがおに近い色の折り紙 1枚
1. 折り紙を1枚用意します。

2. 図のように三角を少しずらすようにして折り紙を折ります。

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3. 折り紙を裏返します。

4. 点線の箇所が谷になるよう折ります。

5. 紙を倒しながら巻くように折っていきます。色のついた部分と白い部分が交互に見えるのがポイントです。

6. 余った三角の部分は裏側や内側に折り込みます。

7. 先端の部分が尖るように後ろに折り込んだら、つぼみの完成です。

<がくの折り方>
【必要なアイテム】
・緑や黄緑色の折り紙 1枚
1. 折り紙の白い面を上にして置き、下向きに半分に折ります。

2. さらに半分に折ります。

3. 左端を1枚めくり、三角の垂直線に合わせるよう図のように折ります。

4. 浮いている中心部分をのりで貼って固定したら、袋状になっている部分につぼみを差し込み、完成です

折り紙で朝顔(あさがお)を作るときの注意点
折り方によっては、はさみを使う必要もあるので、子どもがケガをしないよう十分注意してあげましょう。
また、あさがおを折るときは、面倒でも「ひらく」「折る」「線に合わせる」などの工程を丁寧にするのがコツです。今回紹介した中にも複雑な箇所がありますが、焦らずゆっくり行うように心がけましょう。まっすぐに折れないときは定規を使うと、きれいな仕上がりになります。
全体のまとめ
あさがおは季節感のある花なので、夏休みの自由研究や離れて暮らしているおじいちゃんやおばあちゃんに宛てた手紙やメッセージカード、または自宅の壁やカレンダーにセロテープなどで貼ってみるのもいいかもしれませんね。たとえば、いくつものあさがおとつるを作ってすだれに飾りつければ、それだけで見栄えのある作品ができるでしょう。
あさがおの色は青や紫、ピンクや水色が一般的ですが、慣れてきたらいろいろな色の折り紙でカラフルなあさがおを作るのもおすすめです。子どもの個性を存分に生かしてオリジナリティある作品にチャレンジしてみましょう!
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