七夕飾りを折り紙で作ろう!折り方をマスターしてお家を飾り付け
公開日: 2021/03/31
7月のイベントといえば、願い事を書いた短冊を笹に飾る七夕ですよね。とはいっても、実際に竹を切って家に飾るのはちょっと大変。そんなときは、折り紙で自分だけの七夕飾りを作ってみましょう。今回は織姫と彦星、天の川やちょうちんなど、おしゃれな七夕の夜を彩る七夕飾りの簡単な作り方を紹介します。なかにははさみを使うものもありますので、幼児が作るときは大人が見守っていてくださいね。
- 目次
- 折り紙で作る七夕飾り:織姫と彦星
- 折り紙で作る七夕飾り:短冊
- 折り紙で作る七夕飾り:天の川
- 折り紙で作る七夕飾り:星つづり
- 折り紙で作る七夕飾り:笹の葉
- 折り紙で作る七夕飾り:ちょうちん
- 折り紙で作る七夕飾り:くす玉と吹き流し
- 全体のまとめ
折り紙で作る七夕飾り:織姫と彦星
まずは七夕飾りの主役、織姫と彦星を作ってみましょう。用意するものはこちら。
【必要なアイテム】
・服用の折り紙 2枚
・顔用の黒い折り紙 1枚
・顔を書くためのペン
・はさみ
・のり
【織姫の作り方】
1. 織姫から作っていきましょう。まずは黒い折り紙を半分に切ります。
2. 半分にカットしたうちの1枚を、点線部分(上から約2cm)で折ります。この折り幅が織姫の前髪の長さになります。
3. 点線を谷にして折ります。このとき、中央を少し離しておくのがコツ。さらにもう一度点線が谷になるように折ります。
4. 織姫の輪郭ができました。ペンで顔を書けば、織姫の顔は完成です
【彦星の作り方】
1. 続いて彦星の顔を作ります。先ほど余った黒い折り紙を、さらに半分にカットして使います。
2. 左端を点線(約1cm)のところで折ります。右端も同じように点線を谷にして折ります。
3. 点線部分で後ろに折ります。続いて頭の部分も、点線で後ろに折ります。
4. 彦星の輪郭がでたら、織姫と同じくペンで顔を書けば完成です。
【着物の作り方】
1. それでは、織姫と彦星の服(着物)を作りましょう。基本的な作り方は織姫も彦星も同じです。白い面を表にします。図のように2回、点線部分で折ってください。
2. 一度ひらき、点線部分が谷になるように折り、反対側も、同じように折ります。
3. 着物が完成です。織姫の着物を作るときは図のようにピンクの折り紙を使い、肩幅を狭く折ると女性らしくなりますよ。
【顔と服の繋げ方】
1. それぞれの服が完成したら、○で囲んでいる部分にのりを付けます。顔を付ければ完成です。彦星も同じように顔を貼り付けます。
2. 頭や髪に星を付けてアレンジしてみてもかわいいですね。着物に和柄の折り紙を使ってみるのもよさそうです。
折り紙で作る七夕飾り:短冊
七夕といえば、願い事を書く短冊も欠かせません。短冊作りはとっても簡単! 用意するものはこれだけです。
【必要なアイテム】
・好きな色の折り紙 1枚
・はさみ
・穴あけパンチ
1. 点線部分で折り紙を1/3カットします。
2. 裏に返して点線を谷にして折ります。
3. 折った部分に印を付けて、穴あけパンチで穴をあけます。
4. 好きな願い事を書いて、天の川や笹の葉と一緒に飾ってみましょう。
折り紙で作る七夕飾り:天の川
次に紹介するのは、手作りの天の川(あみかざり)。七夕は、織姫と彦星がこの天の川を越えて、年に一度だけ会えるという言い伝えがあります。折り紙だと一見難しそうに見えますが、実は簡単に作ることができます。
【必要なアイテム】
・折り紙 1枚
・はさみ
・鉛筆(なくても OK)
1. 点線を谷にして半分に折り、更にもう半分に折ります。
2. ハサミを用意します。1cmくらいの間隔が目安ですが、好みの幅でOK。切る間隔が細かいと、目の細かい天の川になります。端まで切らないように気をつけましょう。
3.<ポイント>子供が1人で切るときは、鉛筆で線を引いてあげるとスムーズです。線を引くときは、白い面が上にくるようにして折ると、完成したときに線の色が出ません。
4. 反対側からも2と同じように切り込みを入れます。先に切ったものと重ならないように気を付けてくださいね。細かい作業になるので、はさみをうまく使えないお子さんは大人が代わってあげましょう。
5. 両端から切り込みを入れたら、ゆっくりと開きます。
6. 最後まで開いたら、上下にゆっくりと伸ばしてひらけば天の川の完成です。
7. 星やハートの切り絵なども一緒に飾って、かわいい天の川を完成させてください。
折り紙で作る七夕飾り:星つづり
今回紹介する星つづりは、1枚の折り紙から4つの星が作れる折り方です。4つのみだと寂しいので、今回は2枚の折り紙を使い、糸と針を使って合計8つのお星さまを繋げてみましょう。
【必要なアイテム】
・折り紙 2枚(違う色を選ぶと華やかになります)
・はさみ
・糸(丈夫な2本取りがおすすめ)
・針
1. まずは1枚の折り紙を、点線を谷にして折ります。さらに半分にします。
2. 一度ひらいたら折り目に沿ってカットします。
3. 1/4にカットされた折り紙を点線に合わせて3つに折ります。さらに半分の位置で折りましょう。
4. 折り目をつけたら一度ひらきます。両端を中央の線に合わせて折り込みます。
5. 中央線でさらに半分にしたら、最後に左端を内側、右端を裏側にして1/3サイズまで小さくします。かなり厚みがあるので、写真のように洗濯ばさみや重しを使ってしっかりと折り目を付けましょう。
6. しっかり折り目がつけたら広げて、両端の折り目2つ分を差し込みます。
7. 山折り、谷折りが交互になるようにして、星の形を整えれば完成です。残りも同じ方法で、合計8個の星を作ります。
8. 針で糸を通し、星を繋げていきます。針を刺す場所は「下の谷折り」になっている部分と、「てっぺんの山折り」になっている部分です。糸が抜けてしまわないよう、玉結びを忘れずに。
9. 全ての星に針を通し、上で糸を結べば完成です。
折り紙で作る七夕飾り:笹の葉
七夕の飾りには、短冊を結ぶ笹も必要ですよね。笹の葉には「神様が寄りつくところ」という意味があるのだとか。笹の葉をいくつか並べてリースや笹つづりを作ってみましょう。
【必要なアイテム】
・折り紙(15cm角の折り紙で笹の葉を4つ作ることができます)
・はさみ
・のり
1. 点線で折り目をつけて、1/4サイズにカットします。このひとつが1枚の笹の葉になります。
2. 点線部分が谷になるように折ります。次に1/3になるように、点線の位置で折り重ねるように折ります。
3. 点線部分が谷になるように手前に折り下げたら、反対側も同じように点線で折り下げます。
4. さらに点線で折ります。そのあと反対側も、同じように点線で折り下げます。
5. 折り紙を裏返したら笹の葉の完成です。
6. 柄付きのものや、色違いの折り紙を使っていくつか折ってみましょう。
7. のりで繋げると「笹つづり」「笹の葉リース」の完成です!
8. 先に作った織姫と彦星を飾ってもかわいいですね。
折り紙で作る七夕飾り:ちょうちん
七夕で飾る笹の葉に、短冊だけでなくちょうちんも添えてみましょう。切り込みを入れる間隔をちょっと変えるだけで、違った雰囲気のちょうちんができます。
【必要なアイテム】
・折り紙 1枚
・はさみ
・のり
1. 白い面を表にして、点線部分を谷にして折ります。さらに点線部分(上から約1cmのところ)で外側に折ります。
2. 裏返して、反対側も同じように外側に折ったら、点線の位置にはさみで切れ込みを入れます。
3. ひらいて上の左右の端と下の左右の端(丸の位置)をそれぞれのりで留め、筒状にして形を整えれば完成です
4. 折り紙の色や大きさ、切り込みの幅を変えて、いろいろなちょうちんを作ってみましょう。
折り紙で作る七夕飾り:くす玉と吹き流し
くす玉に吹き流しを付けて、豪華な七夕飾りを作りましょう。色鮮やかな吹き流しに、なんだかワクワクしてきますね。
【必要なアイテム】
・折り紙 2枚(カラフルなくす玉を作りたい場合は4枚程度)
・はさみ
・のり
1. まずは吹き流しの部分から作ります。点線を谷にして(上から約2cmの位置)折り下げます。
さらに点線でタテ半分に折り、中心に折り目を作ります。
2. 点線部分が谷になるように両端を中央の線に向けて折ります。
さらにもう一度、点線部分を谷にして両端を中央に向けて折ります。
3. 折り目をつけたら一度ひらきます。
ついた折り目を山折り、谷折りが交互になるように折り直しましょう。
4. 折りたたんだら線の位置に切れ込みを入れて、ひらいてみましょう。
5. 丸く囲んだところにのりをつけて貼り合わせ、形を整えれば吹き流しの完成です。
6. 続いてくす玉を作ります。幅2cmほどにカットしたタテ長の折り紙を3枚用意。
のりで端を留めて、3つのわっかを作りましょう。
7. 図のようにわっかの中にわっかを入れて、のりで貼り付けたらひとつのボールができます。
8. テープなどを使い、5の吹き流しの上に固定すれば完成です。
全体のまとめ
大きな笹の葉がなくても折り紙で簡単に七夕飾りを作ることができます。織姫と彦星、おしゃれな天の川や短冊などを用意して、七夕を楽しんでみませんか。作り方はどれも簡単です。さみが必要な場面もありますので、切り方が難しい場合は大人がサポートしてあげましょう。親子で七夕飾りを作れば、きっと忘れられない思い出になりますよ。
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