「生きる力」や「21世紀型スキル」を身につけるプログラミング教育(橋爪 香織)

公開日: 2018/02/27

【「はじめてのプログラミング 」などの著者でもある、株式会社チェリービット 代表取締役  橋爪 香織氏による、ワンダースクール プログラミング部推薦メッセージ】

プログラミングは、新たな「表現方法」の1つです!

今の子供達が大人になったころ、世の中はどうなっているでしょうか。今ある仕事も、システムも、技術も、プログラミング言語も、他の何かに置き換わっていたり、変わってたり、それそのもがなくなっているかもしれません。
小さい頃から自分で何かを作り出す方法を知っていれば、どんな分野の職業やコミュニティに身を置いていてもいろんなことにチャレンジできる可能性が広がると思います。

自分の考えたアイディアをプログラミングという手段を使って実現する。いわば表現方法の1つがプログラミングです。
何かを作る過程で困難な状況になった時、誰かに助言をもらったりして解決することがあるかもしれません。その時に自分が何をどうしたいのか、何で困っているのか、ちゃんと他者に説明ができないと解決ができません。また、作品が完成したらそれを他者に紹介して、皆で楽しんだり、感想を言ってもらうことで、もっと良くしていこうとする取り組みも重要です。

プログラミングで何かを作り出すプロセスの中で、創造力や表現力、問題解決能力、コミュニケーション能力が育まれていくのだと思います。
また、ネットリテラシーを身につけるのも重要です。近くにいる人にもネットの向こう側にいる人にも、常に敬意を持って建設的にコミュニケーションできる力を子供の頃から養っていくことで、ITの力や協力的な他者の力を自分の目的達成のために引き込めるようになります。
まさに「生きる力」や「21世紀型スキル」を身につける教育がプログラミング教育だと私は思います。

橋爪 香織
株式会社チェリービット 代表取締役

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