リボンを折り紙で作ってみよう!基本の折り方3種類に変わり種も
公開日: 2021/08/20

リボンで飾りつけると、なんでもかわいく見えますよね。今回は、そんなリボンの簡単な作り方をご紹介します。折り目を上手に活かした立体的なリボンを作れるので、ちょっとしたラッピングやプレゼントにもピッタリ。基本的なリボンの形だけでなく、ちょっと変わった折り方もご紹介していきますので、アクセントが欲しいときに、ぜひ折り紙のリボンを作ってみてください!
- 目次
- 折り紙を使ったリボンの作り方①
- 折り紙を使ったリボンの作り方②
- 折り紙を使ったリボンの作り方③
- 【番外編①】折り紙を使ったリボンの指輪の作り方
- 【番外編②】折り紙を使ったリボンの箸置きの作り方
- 用途の幅が広いリボンだから、楽しみ方もイロイロ!
折り紙を使ったリボンの作り方①
まず、大きくてかわいいリボンの折り方です。結び目に当たるところを折るときは、紙が重なり合って固くなるので、力を入れて折ってください。折る角度や端の位置がずれてしまわないように、持ち方を工夫しながら折るのがポイントです。
【必要なアイテム】
・折り紙:15×15cm 1枚
1. 縦半分に折り、真ん中に折り目をつけ、真ん中に向かって両端をさらに縦に折ります。
2. 両端を折ったあと、中に重ねるように折り込み、長方形にします。
3. 上から下へ、半分に折ってから、上部の真ん中に折り目をつけます。
4. つけた折り目に向かって、上の角を内側へ三角に折ります。
5. 一度開いて、つけた折り目を使ってサイドに角を折り込みます。
6. 反対側も同じように折り込みます。
7. 折り込んだラインから、下から上へ折り、裏返して反対側も同じようにすると、長方形ができます。
8. 折って重なっているほうを上にして、角を谷折りにしていきます。かなり固くなっているので、ぎゅっと力を入れてください。
9. 裏表の角を折ったら、写真のように置いて、ゆっくり開いていくと、リボンのかたちになります。真ん中の結び目のところは、少しずつ抑えながら広げてください。
10. 裏返して、重なっている紙の1枚目だけを持って、斜め下方向に谷折りにします。もう片方も同じように。
11. ひっくり返して完成です。
折り紙を使ったリボンの作り方②
こちらは、少し小ぶりなリボンの作り方です。いろんな色で作って、たくさん並べてもかわいいかもしれません。
【必要なアイテム】
・折り紙:15×15cm 1枚
1. 半分に縦折りし、真ん中に向かって両端をもう半分縦に折り、折り目を付けます。
2. 開いた後、さらに両端をもう縦半分に折ってください。
3. 両端を折り込んだまま、今度は横半分に折って折り目を付けます。
4. 真ん中の折り目に向かって上下に折り、さらに半分に折ります。
5. 横長の長方形になったところで、今度は右から左へ折って一度正方形にして、そこからもう一度上下に折って横長にします。
6. 上側の紙を開いて、右側にできる袋をつぶして折り込みます。
7. 下に重なっている紙も上に上げて、同じように袋をつぶします。このときは、折り込んだ紙が重なっているので、上2枚下2枚の状態で袋をつぶしてください。
8. 写真のような形になったら、表のほうの紙を左から右へ折り、裏も同じように折ります。
9. 正方形のような形になったら、こんどは重なりあっているほうの角をめくるように折り返します。かなり固くなっているので、ぎゅっと強く折ってください。
10. 表と裏、合計4所が折れたら、折っていないほうの紙を、めくるようにゆっくり開いていきます。
11. 真ん中の袋が綺麗に広がるように注意しながら開くと、リボンの完成です。折り紙で作った、他の動物などに付けてもかわいいですね。
折り紙を使ったリボンの作り方③
こちらは、折り紙を使ったリボンの作り方の中では、一番簡単な作り方かもしれません。折り紙を半分しか使わないので、たくさん作ることができます。
【必要なアイテム】
・折り紙:15×15cm 1枚
1. 半分の大きさにカットした折り紙を用意します。
2. 横半分に折り目を付けてから、四隅の角を内側へ折ります。
3. 真ん中の折り目に向かって、下と上を内側に折ります。
4. 裏返し、横半分に山折りにして折り目を付けます。
5. 折り目の真ん中を通るような角度で斜めに折ります。
6. 反対側も同じように折ります。
7. クロスするような折り目ができたら、その折り目を使って閉じるように重ね折りします。
8. 中央で折ったラインを目安にめくって折り、反対側も同じように折ります。
9. 折り重なっているほうの角をめくるように折り、表裏4か所とも同じように折ります。
10. 本のページを開くように、ゆっくり開いていくと、リボンの形ができあがります。他の折り紙で半分に切った余りがあって、使い道に迷っているなら、リボンを作ってみるのはいかがでしょうか。
【番外編①】折り紙を使ったリボンの指輪の作り方
ここからは、ちょっと変わったリボンの作り方です。まずは、折り紙で作るリボンのリングです。たくさん折り目を付けて作るので、丁寧に作っていくのがポイントです。
【必要なアイテム】
・折り紙:7.5cm×7.5cm 1枚(15cm×15cmの4分の1)
1. 7.5cm幅の正方形の折り紙を用意し、色の付いているほうを内側にして横に折り目をつけ、真ん中の折り目に向かって、もう半分横に折り目を付けます。
2. 折り紙の向きを90度変えて、同じように折り目をつけてから開き、写真の様な折り目を付けます。
3. 今度は、色のついてないほうを表にして三角形に折って折り目を付け、その折り目に向かって、小さく三角形に折って、折り目を付けます。
4. 色の付いているほうを表にして、写真の様な折り目になっていることを確認します。
5. ひし形の状態で、折り目を使って左右下から折っていくと、真ん中下に袋ができるので、つぶしてひし形に折って重ねます。
6. 下の角を三角形に折って折り目をつけてから戻し、その折り目に向かって、もう一度小さく三角形に折って折り目を付けます。このふたつの折り目をしっかりつけておくことがポイントです。
7. ゆっくりすべて開き、正方形が二重になり、ピラミッドのような形に折り目が付いているのを確認してください。内側にある正方形の折り目が山折りになるよう、指でつまみながら折り癖をつけます。
8. 内側の正方形と、正方形から斜めに走っているラインは山折り。正方形の内側のその他は谷折りになるよう、立体的に折り癖を使ってつぶしていきます。正方形の真ん中を上手に押しながらつぶして、写真のような形にしてください。
9. 下部の小さな三角形を、右から左にめくり、左下から右斜めへ辺を折ります。
10. 同じ太さで右側のラインも折り込みます。
11. 下部の三角形を、今度は右側にめくり、先ほどと同じように折ります。
12. 同じように左側も同じ太さのラインで折り込んだら、色のついてない部分を持ちあげていきます。折り目に逆らわずに整え、リボンの結び目になる部分を、丁寧につぶして作ってください。
13. 下部を小さくめくり三角に折り、角を結び目になる部分に差し込みます。
14. 裏返し、差し込んだ部分が抜けないように、折り重なっている部分を半分に折っていきます。飛び出た角のような部分が残るのでそこも折ってください。
15. リボンの部分が同じ大きさになるように山折りし、折り線を付けたら戻します。
16. 色の付いていない部分をめくって、角をリボンの結び目になる部分に差し込みます。
17. 先ほど付けた折り線を使って、再度リボン部分を色の付いていない部分へ折ります。差し込んだ角が抜けやすいので、押さえながら折り、しっかりと折り癖を付けてください。
18. リボンの大きさと、余白の幅が同じになるように折り重ねていき、リボンがみえるように丸めて輪にすれば完成です。
【番外編②】折り紙を使ったリボンの箸置きの作り方
【必要なアイテム】
・折り紙:15×15cm 1枚
1. 半分の長方形にカットした折り紙を、半分に折ります。
2. 縦半分に折ってから、上部に折り目を付けます。
3. 折り目に向かって、角を内側に折り、折り目を付けます。裏側も同じように折ってください。
4. つけた折り目を使って、角を中に折り込みます。
5. 反対側も同じようにして、鉛筆のような形にします。
6. 下から上へ重なっている部分を境目に折り上げ、反対側も同じように折って、長方形を作ります。
7. 折り重なっているほうの角を内側に折り、4つの角すべてを同じように折ります。
8. 折っていない側の紙を掴んでゆっくり開けば完成です。お子さんと一緒に作って、食事のときにテーブルに用意してあげると、喜んでくれるかもしれませんね!
用途の幅が広いリボンだから、楽しみ方もイロイロ!
本物のリボンはもちろん、折り紙のリボンもかわいいですよね。いろいろな色がある色紙で作れば、いろいろなものに貼ったり飾ったりと、楽しみ方の幅も広がります。
使う色紙の大きさを調整すれば、リボンの大きさもアレンジ可能。お手紙の便せんやプレゼントの箱に添えて、いろいろな人に喜んでもらいましょう!
この記事をいいねと思ったらクリック!