折り紙でいろんな太陽を折ってみよう! 4種類の折り方を解説
公開日: 2022/06/30

太陽は、子どもたちが自由に描く絵に登場するモチーフして、とても人気があります。
けれど、なかなか折り方が載っている本に出会うことがありません。
ここには、いろいろな表情にうつる、太陽がかがやいています。
好きな色とデザインを選んだら、折り紙で、かがやく太陽を折ってみませんか。
今回は、折り紙で4種類の「太陽」の作り方を、ゆっくりていねいに説明していきます。
この記事を見ながら折れば、折り紙1枚で作れる太陽を2種類折れるほか、2枚の風車を差し込んで作る太陽や4枚の同じパーツを組み合わせて作る太陽もマスターできます。
ぜひお気に入りの太陽を折ってみてください。
それでは、さっそく折っていきましょう。
- 目次
- 【折り紙で作る太陽①】難しいけどおしゃれ! ひまわり太陽の折り方
- 【折り紙で作る太陽②】簡単1枚! 大きく見える太陽の折り方
- 【折り紙で作る太陽③】簡単! 2枚の風車から変身、ギザギザの太陽の折り方
- 【折り紙で作る太陽④】子どもも簡単! 4つのパーツで、ぎらぎらの太陽の折り方
- 折り紙でいろんな太陽をアレンジして折ってみよう!
【折り紙で作る太陽①】難しいけどおしゃれ! ひまわり太陽の折り方
太陽と言えば、青い空にかがやく表情を思い浮かべるあなたには、ひまわりのような、こちらの太陽がおすすめです。折る手順が多いので、完成までちょっと時間はかかりますが、おしゃれな太陽ができあがったときに達成感を味わえます。写真通りに折っていけば無理なく作れますよ。中心の色を変える2色アレンジもぜひ試してみてください。
【必要なアイテム】
・折り紙 1枚(15㎝×15㎝)
・折り紙 1枚 (7.5㎝×7.5㎝)←2色アレンジしたいときのみ必要
・ハサミ←2色アレンジしたいときのみ必要
【作り方】
1.折り紙を、三角形が4つになるように折りスジをつけます。
2.タテとヨコそれぞれ半分に折って、折りスジをつけます。
3.4つのカドをまん中にあわせて折ります。
4.さらに、4つのカドをまん中にあわせて折り、スジをつけます。
5.うら返し、まん中の折りスジにあわせて折ります。
6.上のフチをまん中の折りスジにあわせて折り、スジをつけます。
7.折りスジにあわせて開いて折りたたみます。
8.もう片方も同じように折りたたみ、矢印の部分を開いて折りたたみます。全4ヵ所同じように折りたたみます。
9.図のように左右それぞれ折ります。
10.残り3ヵ所も同じように折ります。
11.4つのカドを内がわに折ります。
12.手順10~11で折った部分を広げます。
13.図のように、開いて折りたたみます。残りの3ヵ所も同じように開いて折りたたみます。「つる」を折る手順と似ていますね。
14.図のように指で開き折りたたみます。残り3か所も同じように開き折りたたみます。
15.すべて折りたたみました。
16.うら返し、図と同じように、まん中から外がわへ4ヵ所開きます。
17.図のように上から、広げて、
18.図のように下に入れます。残りの7ヵ所も同じく上から下へ入れます。
19.全8ヵ所上から下へ入れると、図のようになります。
20.まん中の四角の4つのカドを内がわに折り、
21.図のように開き、少し上に持ち上げます。
22.持ち上げたら、図のように内がわに折りたたみます。(沈め折り)
23.残りの3ヵ所も沈め折りをしたら、図のようなかたちになります。
24.うら返して、折りスジで折ります。
25.図のように矢印から手を入れて、
26.図のように、折りスジにあわせて折りたたみます。
27.全8ヵ所折ると、図のようになります。
28.うら返したら、難しいけどおしゃれ! ひまわり太陽ので・き・あ・が・り。
〔太陽のまん中部分の折り方〕
29.太陽のまん中を違う色にしたいときは、4分の1の大きさの折り紙を用意してください。
30.折り紙のうらがわの面を上にして、三角形が4つになるように折りスジをつけます。
31.4つのカドをまん中にあわせて折り、スジをつけます。
32.折りスジまで一度折ります。
33.もう一度まくように折ります。残り3ヵ所も同じように折ります。
34. 4つのカドを白い四角のカドまで折ります。
35.太陽のまん中部分ができました!
36.太陽の表ポケットに4つのカドを差し込んだら、
37. 難しいけどおしゃれ! ひまわり太陽2色バージョンので・き・あ・が・り。
【折り紙で作る太陽②】簡単1枚! 大きく見える太陽の折り方
日の出や日が沈むころに地平線近くをながめると、赤やオレンジ色をした太陽が大きく見えることはありませんか。そんな太陽を表現したいときは、こちらがおすすめです。作り方は、簡単! 折り紙1枚あればできるので、ぜひ作ってみてください。
【必要なアイテム】
・折り紙 1枚(15㎝×15㎝)
※トップ画像で使用した折り紙(10㎝×10㎝)
【作り方】
1.折り紙のうら面を上にして、三角形が4つになるように折りスジをつけます。
2. 4つのカドをまん中にあわせて折ります。
3.4つのカドを外がわに開きます。
4.色の付いている4つのカドを内がわに折ります。
5.点線で折り返します。点線は、白い折り紙とまっすぐになるように折るとキレイに仕上がります。
6.うら返すと、
7. 簡単1枚! 大きく見える太陽ので・き・あ・が・り。
【折り紙で作る太陽③】簡単! 2枚の風車から変身、ギザギザの太陽の折り方
顔の描き方次第で自由に表情が変わるギザギザの太陽は、自分の世界観を表現したいあなたにぴったりです。2枚の「風車」に、ちょっと手を加えるだけで太陽が完成します。ぜひ折ってみてください。
【必要なアイテム】
・折り紙 2枚(15㎝×15㎝)
【作り方】
まず2枚の「風車」を作ります。
〔伝承の「風車」の作り方〕
1.折り紙のうらがわを上にして、タテとヨコそれぞれ半分に折って、折りスジをつけます。
2.両フチをまん中の折りスジにあわせて折ります。
3.向きを変え、両フチをまん中の折りスジにあわせて折ります。
4.図のように、カドを上のまん中にあわせて折ります。
5.反対がわも同じようにカドを下のまん中にあわせて折りました。
6.少し広げて、内がわの上の紙をつまむようにして外がわに出します。
7.反対がわも同じようにカドの部分を引き出して折りスジにあわせて外へ折りたたみます。
8.伝承の「二そう舟」の基本形ができたら、中心部分を押さえて、カドを折りスジにあわせて反対がわへたおします。
9.伝承の「風車」ができました。同じものをもう1枚作ります。
〔太陽の表に出したいパーツ:パーツAの折り方〕
10.パーツAは、フチをカドにあわせて折ります。
11.残り3か所も同じように折ったら、パーツAの完成です。
〔太陽の光だけ見せたいパーツ:パーツBの折り方〕
12.パーツBは、フチをカドの少し上にかぶるように、図の線のところまで折ります。
13.残りの3か所も同じように折ったら、パーツBの完成です。
〔仕上げ〕
14.パーツBでパーツAを包むようにして差し込んだら、
15.簡単! 2枚の風車から変身、ギザギザの太陽ので・き・あ・が・り。
【折り紙で作る太陽④】子どもも簡単! 4つのパーツで、ぎらぎらの太陽の折り方
夏の太陽を表現したいときにおすすめは、4つのパーツをはり合わせるだけで完成するぎらぎら太陽です。パーツは、とても簡単に折れるので、小さなお子さんでも簡単に作れます。15㎝×15㎝の折り紙や色画用紙で作れば、夏の壁面飾りとしても存在感のある太陽に仕上がります。今回は、4分の1の大きさ(7.5㎝×7.5㎝)の折り紙を4枚使って作ります。
【必要なアイテム】
・折り紙 4枚(7.5㎝×7.5㎝)
・ハサミ
・のり
【作り方】
〔準備〕
1.折り紙を4分の1の大きさに切ります。今回は4枚すべてを使って作ります。
〔太陽のパーツの作り方〕
2.うらがわにして、三角形になるように半分に折りスジをつけます。
3.左上のフチと右下のフチをまん中の折りスジにあわせて折ります。
4.まん中の折りスジで半分に折ります。
5.左の山の上の〇と下の●をあわせて折ります。
6.太陽のパーツがひとつ完成しました。
〔4つの太陽のパーツ作り方〕
7.同じものをあと3つ、すべてで4つ作ります。
8.重なっている部分にのりを付けします。4つとも同じようにのりを付けます。
〔仕上げ〕
9.太陽の4つのパーツを組みあわせます。同じ向きに2つ持って〇と〇をあわせてのりを付けます。
10.2つをはり付けるとこんなかんじです。
11.すべて同じようにはり付けていきます。囲んだ部分は上下を逆にしてのりを付けます。
・ 子どもも簡単! 4つのパーツで、ぎらぎらの太陽ので・き・あ・が・り。
折り紙でいろんな太陽をアレンジして折ってみよう!
今回は、折り紙の太陽の折り方を4種類紹介しました。太陽の折り方を知っていると、絵を描くときの表現の幅も広がりそうですね。
折り紙の色や顔の表情を変えるだけでも雰囲気の違う太陽に仕上がります。ぜひ今回紹介した太陽をアレンジして折ってみてください。
折り紙でいろんな太陽をアレンジして折れたら、いつも描いている絵の中に折り紙の太陽を仲間入りさせて、表現の幅を広げてみるのはいかがでしょうか!
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