パソコンの基本 5つの心得

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パソコンって何だろう?

パソコン(パーソナルコンピューター、以下パソコン)は
生活を便利に、楽しくしてくれる道具です。
ゲームをしたり、友だちにEメールを送ったり、
パソコンでできることはたくさん!
それにインターネットという、
世界中の情報とつながっているネットワークを使えば、
教科書にのっていないことや世の中で話題になっているニュース、
日本から離れた国の情報にであえます。
そんなパソコンをうまく活用するためにも、
まずは使い方を覚えましょう!
メーカーによって違う場合もあるのでわからないことは
おうちのひとに聞きながら挑戦してみましょう。

基本の名称を覚えよう!

パソコンについて

ノート型パソコン。ディスプレイ:パソコンの操作表示画面。電源ボタン:パソコンの電源ON/OFFボタン。キーボード:パソコンに文字を入力するための装置。タッチパッド:マウスと同じ、パソコンを操作するための入力装置

デスクトップ型パソコン。ディスプレイ:パソコンの操作表示画面。電源ボタン:パソコンの電源ON/OFFボタン。ディスプレイ電源ボタン:パソコンの画面の電源ON/OFFボタン。キーボード:パソコンに文字を入力するための装置。マウス:パソコンを操作するための入力装置

パソコンは、専用の機械やOS(オペレーティングシステム)という
システムで成り立っています。
機械はデスクトップタイプやノートタイプなどいくつかの種類があり、
OSはパソコンを使うために必要なソフトで、
Windows(うぃんどうず)やmacOS(まっくおーえす)が代表的。
iPhoneのiOSやスマートフォンのAndroidなども、
OSと呼ばれるもののひとつなんですよ。
※本記事では、2020年3月25日現在の情報に基づき、Windows10についての使い方を説明しています。

画面構成について

パソコンの電源をつけると、デスクトップと呼ばれる画面が表示されます。
これはパソコンの準備が完了し、いろいろな操作ができることになった状態。
ここからEメールやゲーム、インターネットを始めていきます。
画面に表示されている小さな絵は“アイコン”と呼ばれ、
それぞれできることや役割があります。
それらを動かして、パソコンを操作していきます。

これが5つの心得だ!その1:電源をつけてみよう。その2:マウスを使ってクリックしてみよう。その3:文字を入力して、ファイルを保存してみよう。その4:インターネットブラウザを使ってみよう。その5:シャットダウンしてみよう。

その1 電源をつけてみよう

01 パソコンの電源をつけよう

(電源マーク)」を押すとパソコンに電気が通り、使えるようになるための準備が始まります。
このことを「起動(きどう)」と呼びます。デスクトップタイプのパソコンを使っている場合は、
ディスプレイの電源が入っているかどうかも確認してくださいね。

02 自分のアカウントにサインイン(ログイン)をしよう

電源をつけたら、ディスプレイ上に「ユーザー名」と「パスワード」の入力画面がでてきましたか?
この画面をサインイン(ログイン)画面と言います。各入力欄に「ユーザー名」と「パスワード」の情報を打込み、
入力欄の右にある矢印マークをクリック、またはエンターキーを押して、サインイン(ログイン)しましょう。

ユーザー名とパスワードとは?

「ユーザー名」はパソコンを使う人の名前のことで、「パスワード」は、そのユーザー(使う人)が
本人かどうかを確認する、秘密の言葉や数字のこと。サインインには、「ユーザー名(アカウント名)」と
「パスワード」が必要なので、分からないときはお家の人に聞いてみましょう。
※「ユーザー名」は、「アカウント名」や「ユーザーアカウント名」と呼ばれることもあります。

アカウント名のアカウントって何?

アカウントは、パソコンを使うためのアクセス権(パソコンを使える権利)。使う人はそれぞれ、 本人専用のアカウントを持っているため、パソコンを使う時に自分のアカウント情報を 伝えなければなりません。この入力操作を「サインイン(ログイン)」と言います。

03 サインイン完了!

デスクトップの画面が表示されたら、サインインが完了。さあ、パソコンを使ってみましょう!

その2 マウスを使ってクリックしてみよう

01 矢印 を動かしてみよう

画面に表示されている矢印 を「カーソル」と呼びます。
このカーソルをマウスやタッチパッドを使って動かすことで、パソコンの操作ができるので、
まずはカーソルを動かしてみましょう!

02 クリックしてみよう

カーソルを動かせたら、次は「クリック」に挑戦。マウスの左上のボタンを押すと
クリックができます。多くのノートパソコンには、マウスの代わりになる“タッチパッド”が
ついているので、マウスがない人は、タッチパッドを触ってみましょう。

03 アプリケーションを起動(きどう)してみよう

起動したいときはデスクトップ画面から、
アプリケーション( 「ごみ箱」などのアイコン)を
ひとつ選び、アイコンの上で2回素早く左クリックをしましょう。
二回クリックすることを「ダブルクリック」と呼びます。
立ち上げた画面を閉じる時は、画面右上にある「×」ボタンをクリックしてくださいね。

04ドラッグしてアイコンを動かそう

カーソルをアプリケーションのアイコンに合わせ、
左側のボアンをクリックしたままマウスを動かすと、
カーソルと一緒にアイコンを動かせます。この操作を「ドラッグ」と呼びます。

05 右クリックをしよう

マウスの右側をクリックすると、左クリックとは違う、いろいろなメニューが出てきます。
プリントができたり、ほかにも便利なメニューもあるので覚えておきましょう。

マウスそうさと
できること

やりかた
[ マウス | タッチパッド ]

クリック(左)決定、選択など
左上のボタンを押す

左側のボタンを押す
クリック(右)プリントしたいときなど、メニュー画面を出す
右上のボタンを押す

右側のボタンを押す
ダブルクリックアプリケーションの起動、ファイルを開くなど
左上のボタンを
カチカチと素早く二回押す

左側のボタンを
素早く二回押す
ドラッグアイコンなどを動かす
左上のボタンを押したまま、マウス自体を動かす

左側のボタンを押したまま、別の指でタッチパッドの一番広い面を指でなぞる
スクロール表示画面を上下に動かす
真ん中にあるマウスホイールを上下に動かす

その3 文字を入力して、
ファイルを保存してみよう

01「メモ帳」で文字を入力しよう

メモ帳は、文字を入力するアプリケーションです。デスクトップ画面左下にあるスタートボタンをクリックし、表示された項目を下にスクロールしていくと、「Windowsアクセサリ」フォルダが あります。フォルダを左クリックして表示される「 (メモ帳)」のアイコンをダブルクリックして起動したら、キーボードで自分の名前をひらがなで打込んでみましょう。 文字は、タスクバーにある「A」のアイコンを右クリックして「ひらがな」を選ぶと、ローマ字を使ってひらがなを打てるようになります。

02文字を消したり、位置を変えよう

打った文字を消す場合は、「 (デリートキー)」「 (バックスペースキー)」を使います。
文字を打つ場所は、点滅している「 (カーソル)」が目印。
この場所は、「矢印キー」やマウスを使って位置を変えることができます。

03 漢字に変換してみよう

ひらがなを打込んだら、キーボード中央下にある「 (スペースキー)」使います。
一回押すと文字が変換され、二回押すといろいろな漢字が表示されるので、
当てはまる漢字を選びましょう。

04 「 (エンターキー)」で入力決定!

漢字へ変換ができたら、「 (エンターキー)」を一回押します。
これで打込んだ文字が決定。エンターキーは2回押すと改行ができますよ。

05 メモ帳を保存しよう

今の状態でメモ帳を閉じると、その内容が消えてしまうためファイルの保存が必要です。
メモ帳画面左上の「ファイル(F)」をクリックして、「名前を付けて保存」から
保存をしてみましょう。「ファイル名」に自由に名前を入れて「保存(S)」を押すと、
パソコン上にデータとしてメモ帳が残り、
使いたいときにすぐ同じところから使い始めることができます。

キーボードの見方

シフト:変換や全角スペースを空ける時に使います。音量:スピーカーの音の大きさを調整。画面の明るさ:ディスプレイの明るさを調整。デリート/バックスペースキー:入力した文字を消すキー。デリートはカーソル右、バックスペースは左方向へ動かせます。エンターキー:決定をする時などに使うキー。コントロールキー/オルトキー:他の文字キーと組み合わせて特別な使い方ができます。スペース:空白を入力したり、文字を変換します。矢印:矢の向いた方向へ動かせるよ

その4 インターネットブラウザを使ってみよう

※保護者の方へ
ワンダースクールでは、近年のインターネット犯罪の増加に伴い、お子さんが有害なHPを閲覧しないよう、
制限フィルターの使用を推奨しております。設定などは、各プロバイダへお問い合わせください。
詳しくはこちら(https://thewonder.it/article/32/description/)もご覧ください。

01 「 (インターネットエクスプローラー)」からブラウザを開こう

マークをクリックして、インターネットの画面を立ち上げます。

02 「明日の天気」を調べてみよう!

立ち上げて最初のページにキーワードを入力する検索バーが表示されましたか?
インターネットではこの欄に自分の調べたい言葉を入力することで、
簡単に調べたい情報を探し出すことができます。

それではまず、検索バーに
「明日の天気」と入力してみましょう。

03 ブラウザをプリントしよう

インターネットで調べた「明日の天気」をプリントしてみましょう。プリントしたいページを
表示させたまま、ツールバーから「印刷」を選んでプリントアウトができます。

※プリンタとの接続は、印刷前に確認しましょう。

その5 シャットダウンしてみよう

01 スタートメニューから (電源マーク)を探そう

パソコンを使い終わったら、パソコンの電源を切る操作が必要です。 まずは、「 (スタートメニュー)」をクリックして、 「 (電源マーク)」を探してみましょう。

そのまま電源ボタンを押したり、コンセントを抜かないこと!

パソコン内ではプログラムが動いているので、電源を切る時はプログラムを
終了させる必要があります。この正しい手順が行われないで
電源を切ってしまった場合、データが消えてしまったり、
パソコン自体が壊れてしまうこともあるので、気をつけましょう。

02 パソコンをシャットダウンしよう

(スタートメニュー)」内の左下にある「 (電源マーク)」を選んで、 電源を消しましょう。電源を消すことを「シャットダウン」と呼びます。

03 ディスプレイ(モニタ)の電源を消そう

デスクトップの場合、ディスプレイの電源は別になっています。
パソコンの動きが止まったのを確認して、
ディスプレイ(モニタ)の「 (電源マーク)」を押し、
電源を切りましょう。

部員認定

認定証

パソコンを使うための基本操作を
紹介しました。
全部の操作ができた君は、
今日からワンダースクールパソコン部の一員!
ここからは5つの心得をおさらいしながら、
君なりにたくさん使って、
いろいろな使い方を覚えてくださいね。
めざせ!パソコンの達人!

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