こんなにも大切な、夏の終わりに…

君がバス停まで見送りに来た。向日葵畑の側のバス停。一ヶ月前、君と再会した場所。あの時より少しは変われたと思う。また頑張ろうって気持ちになったから。「また会おうね」「…うん」ありがとう。元気で。それから…。言葉にできないたくさんの思いを託して、差し出された君の手を握った。夕陽に輝く向日葵畑。心地よい夕風。そして、向日葵のような笑顔の君。忘れない…こんなにも大切な夏を。

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28ワンダー