入道雲ノ日見た少女

お盆のとある日、おばあちゃんの家の近くで遊んでいたら、迷ってしまった。そこに麦わら帽子を被った同い年くらいの女の子が、「一緒に遊ぼ」と語りかけてきた。女の子の名前はあかりといい、一緒に遊んだ。だがしかし、突然光に包まれて、気がつくとそこはおばあちゃん家の前だった。そういえば昔、川で溺れた年上の少女の名前があかりだった。風鈴がチリンと鳴った。

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