ワンダースクールでは、背景シートの他にペーパークラフトをダウンロードすることができます。今回はペーパークラフトの使い方のコツを解説していきます。
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この記事のもくじ
ペーパークラフトを使って本格的な写真を撮影しよう!
まずは、ペーパークラフトの印刷です。出来れば、仕上がりがつや消しになるフォトマット紙で厚さ0.2mm以上のものを使いましょう。
厚めの用紙の場合、山折りの場合は印刷面から、谷折りの場合は裏面から折る部分をカッターで軽くなぞると組み立てやすくなります。
※カッターを使用する場合は金属製の定規を使うことを推奨します。
接着面は両面テープをのりしろに合わせて細く切って使いましょう。
では、A4で印刷した背景シートと組み立てたペーパークラフトを使い、50m級の怪獣を撮影していきます。
被写体が少し背景からはみ出してしまう時は、カメラを少し離してズームで調整するとフレーム内に収まります。
まず、実際の街のように左右で平行にビルを置いてみます。
ちょっと迫力不足な印象ですね。次は扇状に開いて配置します。
奥行きを感じるようになりました。被写体の巨大感も少し増しましたね。
次はビルの角度や位置をランダムにずらしてみます。
不規則に並ぶことにより街としてのリアル感が増します。このように、ただ並べるのではなく位置を調整して自分好みの街を作るのもジオラマ撮影の楽しみの一つです。
続いて、印刷のサイズを変えて少し小さいビルを作ります。
では使い比べてみましょう。
最初の画像は同じ大きさのビルを並べたもので、2枚目は一部印刷のサイズを替えたビルを並べた画像です。
2枚目の方は、奥行きが出ていますね。
入れ替えたビルは、ほぼ同じ位置に配置しています。このように印刷サイズを調整することで、実際に距離を取らずに奥行きの距離感が出せます。
上記のことを踏まえて、実際に撮影しました。
背景をA3に変更して撮影しました。
A3だと上部に余裕があるのであおりで撮れて巨大感と迫力が増します。
100m級の怪獣を撮ってみよう
次は高層ビルのペーパークラフトを使い100m級の怪獣を撮ってみましょう。
背景はA4サイズ、背景もビルも夜バージョンを使用します。最初は通常の照明で撮りました。100m級を撮る時に、足元に建物を置くとかなり建物が小さくなってしまい更に数も必要になるので今回はサイズ感を誤魔化しやすい鉄道模型の木を使います。Nゲージだと大きいものが多いため、2~3cmの表記のものが良いでしょう。
背景をA3サイズに変更してあおりで。背景だけでも十分かっこよく撮影できます。ただ、被写体とビルとの対比はA4で印刷した方がスケールが近いので少しビルが大きく感じます。
そこで、周りにペーパークラフトの高層ビルを置いて背景を隠します。そうすることで、オーバースケールに感じる部分が隠れ100m級の巨大さが感じられるようになります。
背景とペーパークラフトを昼バージョンに変更して撮りました。A3の背景でも怪獣2体は全身は入りませんね。
各配置はこのようになります。大きく見せたい怪獣を手前に置いています。高層ビルの角度もランダムにしてそれらしく見える角度を心がけています。
高層ビルに囲まれて、摩天楼な雰囲気に見えますね。
色々な種類のペーパークラフトを組み合わせよう!
最後は、色々な種類のペーパークラフトを組み合わせて撮影した画像です。
以下の2点は、同じ配置で高層ビルは昼版と夜版で使い分け、他は照明の違いだけで撮影したものです。
今回使用した背景シートとペーパークラフトはこちら!
ペーパークラフトと聞くと、作るのが難しい印象を持つ方も多いと思います。ですが、厚めの用紙と両面テープを使うことで難しさはかなり緩和されます。ワンダースクールのペーパークラフトを使って、ぜひかっこいい写真撮影にチャレンジしてみてくださいね!





































