クレヨンの材料や作り方とは?マーブルクレヨンを手作りしよう!

公開日: 2022/12/28

絵を描くための手軽な画材として人気のクレヨン。子どもでも扱いやすいので、お絵かき遊びなどによく使われています。
この記事では、クレヨンの種類や、どのように作られているのかを学びます。さらに、使わなくなったクレヨンを使って、カラフルなマーブルクレヨンを手作りしてみましょう。

目次
クレヨンは何でできている?
クレヨンの作り方は?
クレヨンの種類と特徴
【自由研究】マーブルクレヨンを作ってみよう
クレヨンのお絵かきで、おうち時間を楽しもう

クレヨンは何でできている?

クレヨンは、19世紀後半にフランスで作られたのが最初だと考えられています。大正時代にアメリカ製のクレヨンが日本に伝えられたと言われていますが、その前に日本でも「色チョーク」「色ろう筆」という名前で作られていたという説もあります。

クレヨンの材料はシンプルで、ワックスと色をつける材料となる顔料(がんりょう)だけです。一般的なクレヨンに使われているワックスや顔料は、どちらも石油などから人工的に作られています。小さな子どもが誤って口に入れてしまう危険性を考えて、近頃は自然由来の原材料で作られたクレヨンなども登場しています。

クレヨンの作り方は?

本来のクレヨンは、顔料とワックスを混ぜ合わせて、棒状に固めただけの簡単なつくりです。

ワックスは、ろうそく(キャンドル)のもとである「ろう」のように、つるつるとした滑らかさのある材料で、温めると溶けて液状になり、冷えると固まる性質があります。
そこで、ワックスを溶かした状態で顔料を加えて混ぜ合わせたら、描きやすいように棒状に形を整えてから冷やして固めています。
近頃では、クレヨンを作っている会社は、色の種類を増やしたり、描きやすくするために油を加えて材質をなめらかにしたりするなど、少しずつ材料や作り方を変えて工夫しています。

クレヨンの種類と特徴

クレヨンに使われている材料が違うと、クレヨンの性質も少しずつ変わります。どのような種類があるのか、代表的なクレヨンを紹介します。

・油性クレヨン

一般的に使われているタイプの標準的なクレヨンです。しっかりと硬いので、線を描きやすく、力を入れなくてもしっかり色づくので、子どもでも扱いやすいのが特徴です。色を混ぜたり、重ねて塗ったりするのには向いていません。

ワックスはどこにでも吸着しやすく、床や壁などに付いてしまうと落とすのが難しいので注意が必要です。遊ぶときには大きな画用紙を敷くなど、床や壁が汚れないよう工夫すると良いでしょう。

水性クレヨン

水によくなじむ材料が使われているクレヨンです。サインペンのようなサラッとした描きごこちが特徴です。

ガラスやプラスチックなどにも描け、消したい時には水にぬらしたぞうきんなどで簡単に拭き取ることができ、汚れを気にせずに使えます。水を使ってぼかすこともできるので、水彩絵の具と組み合わせて、絵の表現を楽しみたいときにも使えます。

ミツロウ入りクレヨン

天然成分のワックスであるミツロウ(蜜蝋)を使ったクレヨンです。透明感のあるきれいな発色で、重ね塗りすると新しい色を作り出せます。

ミツロウは、ミツバチが使わなくなったハチの巣をきれいに洗ってから細かく砕き、固めてロウのような状態にしたもので「ビーズワックス」とも呼ばれます。自然成分の材料なので、小さな子どもが誤って口の中に入れたとしても、安心して使えます。

自然素材を材料にしたクレヨン(お米のクレヨン、野菜クレヨンなど)

お米クレヨンや野菜クレヨンは、米ぬかから作られたお米の油やライスワックスを原料にして作られた植物性のクレヨンです。野菜クレヨンには粉にした野菜なども含まれていて、食品の着色などに使われる顔料で色がつけられています。

売りものにならない野菜や、玄米を精米したときに出る米ぬかなど、そのままでは捨てられてしまうはずの廃棄物(はいきぶつ)を利用して作られているので、環境にやさしく、材料は食べ物由来のものばかりなので、口に入れても安心です。

オイルパステル

クレヨンに液体のオイルを追加した、クレヨンよりも柔らかい性質の画材です。クレヨンと区別するために「パス」と呼ばれることもあります。

なめらかによく伸び、色で塗りつぶしたい時に適しています。色を重ねて塗ったり、混ぜたりして使うこともできます。油分が多いので、べたつきやすく折れやすいので、力加減が難しい幼児よりも、小学生以上の子どもや大人が使うのに向いています。

お風呂クレヨン

ぬれているお風呂の壁に描いた後は水で消すことができる、子どものらくがき用のクレヨンです。水に溶けやすい素材が使われています。お風呂場で遊んだ後は、消すことを前提につくられているので、一般的なクレヨンとは違う成分が含まれています。

【自由研究】マーブルクレヨンを作ってみよう

折れたり短くなったりして、そのままでは使いづらくなったクレヨンを再利用してみませんか。簡単な工作気分で、カラフル色のマーブルクレヨンを作ることができます。

《必要なもの》
・ 電子レンジで使えるシリコン製の型(または耐熱容器)
・ 短くなったクレヨン(好きなだけ)
・ つまようじ、または竹串

《マーブルクレヨンの作り方》
1.クレヨンを1センチメートルほどに短く折り、好きな色を組み合わせながらシリコン型の中に入れます。型からあふれない程度の量を入れてください。
2.500Wの電子レンジで3分ほど温めます。
3.クレヨンが溶けているか確認します。まだ溶けきっていない場合は、1分増やして追加で温めます。
※シリコン型をレンジの中央に置くと、熱がむらなく行き渡ります。
4.クレヨンが溶けきったら、レンジから取り出してつまようじか竹串でかるく混ぜます。
※電子レンジで加熱したシリコン容器は、とても熱くなっています。レンジから取り出す時には、やけどをしないように、大人の人に手伝ってもらうことをおすすめします。
5.完全に冷えて固まるまでしばらく待ちます。少し冷めた状態で冷蔵庫にいれると早く固まります。
6.しっかり固まったら、型から取り出して完成です。

作ったマーブルクレヨンで描く絵はどんな色になるか、試し描きで確かめてみましょう。

クレヨンのお絵かきで、おうち時間を楽しもう

今回は、クレヨンの作り方について学びました。

クレヨンは、いろいろな素材に描けて楽しめることから、子どものお絵かきはもちろん、大人でも好んで使用する人がいるほど人気の画材です。いろいろな種類のクレヨンが登場しているので、おうち時間の楽しみに、描きくらべをしてみるのもいいでしょう。

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