ラグビーとアメフトはどう違うの?それぞれの面白さは?

公開日: 2023/02/28

「ラグビーとアメフトの違いってなに?」と聞かれたときに、はっきりと答えられる方は少ないのではないでしょうか。それぞれの特徴がわかると、より観戦が楽しくなるはずです。
この記事では、ラグビーとアメフト(アメリカンフットボール)のルールの違いや、各スポーツの面白さなどを解説します。

目次
ラグビーとアメフトの違いを5つの観点で紹介!
ラグビーとアメフト、それぞれの面白さは?
ラグビーもアメフトもどちらも魅力的なスポーツ

ラグビーとアメフトの違いを5つの観点で紹介!

ラグビーとアメフトは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?ユニフォームやルールなど、5つの観点に絞って紹介します。

・ラグビーは半ズボンでアメフトは長ズボン!ユニフォームの違い

ラグビーはボールを持っている選手にのみタックルができますが、アメフトはボールの有無に関わらずブロックができます。アメフトのほうが危険度や怪我の発生率が高いため、装備が多く、着用が義務化されています。ラグビーには必須の防具はありません。

必要な防具の違いは、ユニフォームの長さにも影響しています。アメフトは太ももや膝のパットも覆えるように、長ズボンが選ばれています。

長袖のインナーも着用できますが、相手の手がかかりやすく、捕まりやすくなるため、避けられる傾向があるようです。

・ラグビーは15人、アメフトは11人で勝負!ルールの違い

ラグビーは1チーム15人で戦います。1試合で登録できる選手は23名、交代できる選手は8名までです。一度ベンチに戻った選手が再び試合に出ることはできません。

アメフトは1チーム11人でプレーをします。登録選手はNFLでは53人です。交代できる選手は46人までで、交代の回数に制限はありません。

ラグビーは、負傷した選手の対応時などを除き、基本的にランニングタイム(タイマーを止めない)です。
アメフトではボールがコートの外に出たときや得点したときなどに、ハドル(作戦会議の時間)を組んで、選手間で情報共有ができます。このときはタイマーが止まるため、実質の試合時間は120分を超えることがほとんどです。

得点方法は、ラグビーもアメフトもそれぞれ5種類ずつがあります。ラグビーのトライとアメフトのタッチダウンは、どちらもゴールラインまでボールを運ぶプレーですが、アメフトの場合はボールを地面につける必要はありません。

ラグビーは、サッカーのように、自由に攻守が切り替わるルールです。一方アメフトは、野球のように攻撃と守備がはっきりと分かれています。

・ラグビーはボールを持った選手にしかブロックできない!反則の違い

コンタクトプレーを大きく分けると、相手を掴んで倒す「タックル」と、相手を掴まずにプレーを阻止する「ブロック」の2つがあります。

安全性の観点から、タックルができるのはどちらもボールを保持している選手のみです。
ラグビーはブロックをすると反則になりますが、アメフトは、どの選手にもブロックをしても良いという違いがあります。

ラグビーは自分よりも後方にしかパスを出せませんが、アメフトは1回の攻撃権につき1度まで前方にパスが出せるのも大きな違いです。

・ラグビーボールのほうがわずかに大きい!ボールの違い

ラグビーもアメフトもどちらも楕円形のボールを使います。よく比べるとラグビーボールのほうが少し大きいサイズです。どっちかわからなくなったときは、色や表面に注目するとわかりやすいと思います。

・ロンドン生まれのラグビーとアメリカで確立されたアメフト!歴史の違い

ボールの形やルールなど、一部に共通点が見られるラグビーとアメフト。共に名前に「フットボール」が入っていることからもわかるように、元は同じフットボール(サッカー)から派生したからだと言えそうです。

ラグビーの発祥の地イギリスでは、サッカーが盛んに行われていました。それに対し、アメフトの発祥の地アメリカでは、野球が人気スポーツの上位に位置します。
それぞれの国で人気があるスポーツの要素を取り入れながら、独自に発展したと考えられます。

ラグビーは1823年、ラグビー校でサッカーの試合を行っているときに、ウィリアム・ウェブ・エリスという少年がボールを手で持って走ったことが発祥とされています。
現在に近いルールが作られたのは1871年。1886年には国際競技連盟(現:WR)が正式に設立されました。

アメフトの起源ははっきりしていませんが、1800年代中頃から始まったと言われています。
現在の形式のアメフトは、1874年に行われた大学対抗戦に由来します。1876年には大まかなルールが決められ、1998年に国際連盟(IFAF)が誕生しています。

ラグビーとアメフト、それぞれの面白さは?

ラグビーとアメフトは、それぞれどのようなところが面白いのか、ご紹介します。

・思いやりも身につく!ラグビーの面白さ

ラグビー文化の根底には、思いやりの精神があります。防具を付けずに激しくぶつかり合うラグビーは、常に怪我と隣り合わせです。その中でもお互いがいかに安全に公平にプレーできるかを大切にしています。

実際に、ラグビー憲章には「品位・情熱・結束・規律・尊重」の5つが明記されています。体を鍛えるだけではなく精神面の充実も非常に重視しており、ラグビーが「紳士のスポーツ」と言われる所以です。

日本ラグビーには「ノーサイド」という独特の文化があります。試合が終われば敵味方の区別がなくなり、同じスポーツを楽しむ仲間としてお互いを称え合う考えの表れです。

このラグビーの精神は、選手だけではなく、観客にも浸透しています。ラグビーの応援席は、チームごとに分かれません。そのため隣の人は相手チームのサポーターということがよく起こります。

激しいながらも多くの思いやりに触れられるのは、ラグビーの魅力と言えるかもしれません。

・体の大きさは関係ない!個性を生かしてチームプレー!アメフトの面白さ

アメフトは究極のチームスポーツだと言われています。オフェンス、ディフェンス、キッキング、スタッフチームの4つに分かれていて、それぞれが勝利を目指して全力を尽くす競技だからです。
戦術を担当するスタッフが、試合参加メンバーに組み込まれているのは、アメフトの大きな特徴と言えます。

完全分業制でポジションが豊富にあるので、ボールを投げるのが得意、正確なキックができる、足が速いなど、何か突出した特徴があれば活躍できます。必ずしも体の大きさは必要ではありません。

互いに個性を認め合い、その強い個性を結束させて戦うところに、アメフトの面白さが表れているのではないでしょうか。

また、試合中は毎回プレーが止まり、その度に選手たちは作戦会議を行います。局面ごとにどのような作戦が組まれたのかを検証できるのもアメフト魅力です。

ラグビーもアメフトもどちらも魅力的なスポーツ

ラグビーとアメフトの違いをご紹介しました。どちらのスポーツにも優劣はなく、それぞれ違った醍醐味があります。実際に観戦をしたりプレーをしたりして、その面白さに触れてみてはいかがでしょうか。

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