プログラミングの習い事って絶対必要?無料で楽しく学習できるサイトをご紹介!
公開日: 2018/02/22
自分の子どもをIT人材にしたいと考える保護者が多く、プログラミングの習い事に行かせたり、行かせようと考えたりしているケースが多いです。そこで、プログラミングの必要性と、子どもに上手に学ばせるコツについてご紹介します。
子どもの習い事ランキングでプログラミングが上位に!?
習い事に通っている小学生は、全体の8割程度といわれています。子どもの習い事は、スポーツ系の教室や学習塾、ビアノ等の音楽教室や習字などの人気が高く、上位を占めていることが多いです。しかし、近年はプログラミングや英会話などの習い事が子どもの習い事ランキングの上位に入るようになりました。その発表を受け、子ども向けの英会話やプログラミングなどの習い事を開講するところが増えました。子どもたちがプログラミングを学びやすい環境が整いつつあるのも習い事ランキングの上位の占領に影響していると考えられます。特に、プログラミングは、通わせたい習い事として保護者に注目されており、今後も上位をキープするだろうといわれています。
プログラミング学習のメリット
プログラミングの習い事がランキングの上位にきている大きな要因は、文部科学省が2020年以降に義務教育課程でプログラミング教育を必修化すると発表したことだといわれています。しかし、保護者がプログラミング教室に通わせたいと思うのは、必修化の影響だけではなく、プログラミングを学ぶことで得られるメリットが多いからだといわれています。
●論理的思考力
コンピュータを思い通りに動かすためには、目的までの順序や道筋を決める必要があります。それには、「こうすればこうなる」という論理的な思考が不可欠といわれています。論知的思考は、プログラミング教育を学習し、簡単なプログラミングをこなして難易度を上げていくことで自然と身につけることが可能とされています。
●問題解決思考力が身につく
プログラミングで必ずといっていいほど「バグ」が発生します。バグは、プログラム上のエラーのひとつで、エラー内容によっては正常に動かなくなったり、動きがストップしてしまったりすることをいいます。一般的なプログラミングにバグが発生もしくは発見されると、デバッガーとよばれる問題を解決する支援ツールを用いてエラーを起こしている箇所を特定し、問題の解決にあたります。子ども向けのプログラミング学習でも同じで、インターネットで問題の解決方法を検索したり、人からアドバイスをしてもらったりしてエラーの箇所を見つけ、問題をクリアしていくことになります。つまり、プログラミング学習で発生したバグと向き合うという体験の中で、それを解決するための問題解決能力を培うことができます。
●集中力や忍耐力がつく
プログラミングは、動きを複雑にするほど難しくなるため、時に長時間パソコンに向かって、頭と手を動かすことがあります。ただ、子どもは、困難に直面すると集中力が低下しやすく、長時間同じバグに悩まされることで、途中で忍耐がなくなってしまう傾向があります。したがって、子どものプログラミング教育では、いかに楽しく学習し、バグの解決に時間がかかっても前向きに取り組める学習環境にしてあげることが大切です。工夫次第で困難もポジティブに捉えることができ、プログラミング学習を通して集中力や忍耐力を養うことも可能です。
●創造力・自己表現能力
プログラミングスキルは身につくと、簡単なゲームやアプリなどの開発にチャレンジできるようになります。ゲームやアプリは、自分が考えたイメージをプログラミングで実際に表現する必要があり、プログラミング学習の経験を重ねるほど創造力や自己表現能力を培うことにつながります。アイデア次第では、多くの人に親しまれている YouTubeやスカイプなどのサービスやアプリを生み出したり、生活に役立つロボットを開発したりできる可能性があるため、プログラミングを学ぶメリットは大きいといえるでしょう。
プログラミングを子供に楽しく学ばせるためには?
プログラミング学習によっていろいろなメリットがあることがわかっても、どのようにして学ばせるのがベストなのか見当もつかないという方も多いでしょう。そこで、子どもにプログラミングを楽しみながら学習させるポイントをご紹介します。
●モチベーションを高めることが大事
子どもだけでなく、大人のプログラミング学習でもいえることですが、モチベーションをいかにして高めるかがポイントになってきます。子どもの場合は、特に飽きやすい傾向があるため、継続的にプログラミングを学ばせたいのであれば、子どもを夢中にさせたり熱中させたりする必要があります。プログラミング学習に使用する機器が使いやすいと、子どもは夢中になりやすいです。プログラミング学習ではパソコンを使用するケースが多いですが、専用のアプリや環境さえ整っていれば、iPadなどのタブレットといった操作性が高いデバイスを使うのもおすすめです。プログラミングを意識せずに楽しみながら学習できたりすると、熱中しやすい傾向があるため、子どもでも簡単に行えるスクラッチプログラミングを使用するとよいかもしれません。視覚的にプログラミングを行えるので、子どもは直感的に操作でき、楽しみながらスキルを高めることができるでしょう。キッズプログラミングを始めてみようと思ったら、ワンダースクールで紹介している動画を見ながら進めるのがおすすめです。
プログラムとはどういうものかという解説から、スクラッチの登録方法やゲームの作り方などを、実際に操作している動画で解説しているので、初心者でも理解しやすく、安心してプログラミング学習を始めることができますよ。
まとめ
さまざまなサイトなどで発表されている、どの子どもの習い事ランキングにも上位に入ってくるプログラミング。2020年以降に必修化されるためより注目されるようになりましたが、プログラミング学習をすることで、論理的思考力や問題解決思考力などのスキルが身に付きやすいことも人気の背景にあります。学ぶとなると、プログラミング教室などのスクールに通う必要があると思うかもしれませんが、プログラミングを学べるサイトはいろいろあるため、パソコンやタブレットの機器とインターネット環境があれば、プログラミングを自宅で学ぶことができます。しかし、子どもは飽きやすいため、プログラミングに対するモチベーションをキープして学べるよう、子どもが使いやすい機器を用意して、楽しみながら学習できる環境を整えてあげることが大事です。スクラッチやワンダースクールの動画などをうまく活用し、子どものプログラミング学習をサポートしてあげましょう。
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