10月の第2月曜日は「スポーツの日」です。学校が休みになる祝日として知っていても、どのような意味があるのか、なぜ「体育の日」から名前が変わったのか知らない人もいるかもしれません。
この記事では、スポーツの日の意味や由来、「体育の日」から名前が変わった理由、スポーツの日におすすめの過ごし方などを紹介します。
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このトピックスのもくじ
スポーツの日とは?
スポーツの日は、スポーツを楽しみながら、相手を尊重(そんちょう)することや健康について考えるきっかけになる国民の祝日です。
毎年10月の第2月曜日にあたり、年によって日にちが変わります。この日には、地域などでスポーツイベントや体験会が開かれることもあり、実際に体を動かしたり、さまざまな競技を楽しんだりできます。
スポーツの日に込められた意味
スポーツの日には、スポーツを楽しむことや相手を尊重(そんちょう)すること、健康について考えることなどの意味が込められています。ここでは、3つに分けて紹介します。
スポーツを楽しむこと
スポーツの日には、勝ち負けや記録だけでなく、自分に合った方法でスポーツを楽しむという考えが込められています。好きな競技に取り組むほか、友だちと体を動かしたり、初めてのスポーツに挑戦したりすることも、スポーツを楽しむ方法の一つです。
相手を思いやり、尊重すること
スポーツでは、仲間や対戦相手を思いやり、ルールを守ることも大切です。相手のよいプレーに拍手(はくしゅ)を送ったり、仲間と協力したりすることも、相手を尊重することにつながります。
健康で活力のある社会を願うこと
スポーツの日には、一人ひとりの健康だけでなく、みんなが元気に暮らせる社会を願うという意味もあります。スポーツに親しむことを通して、自分の心や体の健康について考えるきっかけにもなります。
スポーツの日の由来
現在のスポーツの日は、もともと「体育の日」という名前の祝日でした。その始まりには、1964年に日本で開かれた東京オリンピックが関係しています。その後、日付や名前が変わり、現在のスポーツの日になりました。
1964年10月10日に東京オリンピックが開幕
1964年の東京オリンピックは、10月10日から24日までの15日間にわたって開催されました。日本を含む93の国と地域から5,000人を超える選手が参加し、陸上競技や競泳、バレーボールなど、さまざまな競技が行われました。
アジアでオリンピックが開かれたのは、この大会が初めてです。東京オリンピックをきっかけに、日本でもスポーツへの関心が高まりました。
1966年に10月10日を「体育の日」に制定
東京オリンピックから2年後の1966年、開幕日だった10月10日は「体育の日」として国民の祝日に定められました。体育の日には、スポーツに親しみ、健康な心と体を育てるという意味が込められていました。
2000年から10月の第2月曜日に変更
体育の日は長い間10月10日に定められていましたが、2000年から10月の第2月曜日になりました。
これは、祝日を月曜日に移して、土曜日・日曜日と合わせた3連休をつくりやすくする「ハッピーマンデー制度」によるものです。この変更は現在のスポーツの日にも引き継がれており、年によって日にちが変わります。
2020年に「スポーツの日」へ名称変更
2018年に法律が改正され、2020年から「体育の日」は「スポーツの日」という名前になりました。「体育」は学校教育のイメージが強いことなどから、より広くスポーツに親しむことを表す「スポーツの日」へと改められました。
名称の変更とともに、祝日の趣旨(しゅし)も見直されました。現在のスポーツの日には、スポーツを楽しみ、相手を尊重する心を育て、健康で活力のある社会を願うという意味が込められています。
スポーツの日はどう過ごす?
スポーツの日は、体を動かすだけでなく、試合を見たり、競技について調べたりするなど、いろいろな方法で楽しめます。
散歩や外遊びで体を動かす
スポーツの日だからといって、難しい運動に挑戦する必要はありません。家族や友だちとボール遊びやかけっこ、なわとびをしたり、近所を散歩したりするのもおすすめです。
気軽にできることから始め、運動の前には準備運動で体をほぐして、ケガにも気をつけましょう。
試合を見たり、選手を応援したりする
スポーツの日には、テレビやインターネットでスポーツを観戦したり、地域で行われる試合やスポーツイベントを見に行ったりするのも楽しみ方の一つです。
好きな選手やチームを応援するだけでなく、選手の動きやチームで協力する様子、対戦相手のよいプレーにも注目してみましょう。これまで知らなかった競技を見てみると、気になるスポーツが新しく見つかるかもしれません。
競技のルールやスポーツを支える人について調べる
興味のあるスポーツがあれば、ルールや歴史を調べてみるのもおすすめです。ルールには、選手の安全を守ったり、公平に競技を進めたりする役割があります。なぜそのルールが必要なのかを考えると、競技への理解も深まります。
また、スポーツには審判(しんぱん)やコーチ、会場の準備をする人など、選手以外にもさまざまな人が関わっています。どのような人がスポーツを支えているのか調べてみると、競技の新しい一面が見えてきます。
スポーツの日についてのQ&A
Q. スポーツの日に運動会をする決まりはある?
A. スポーツの日に運動会をする決まりはありません。以前は、体育の日だった10月10日前後に運動会を行う学校や地域も多くありましたが、現在は運動会を行う時期も学校や地域によってさまざまです。
Q. 2020年と2021年のスポーツの日はなぜ7月だった?
A. 2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催予定に合わせて、スポーツの日が7月24日に移されました。その後、新型コロナウイルスの影響(えいきょう)で大会が1年延期(えんき)されたため、2021年も大会日程に合わせて7月23日がスポーツの日となりました。
Q. 10月10日は晴れやすいから体育の日になったの?
A. 10月10日が体育の日になった直接の理由は、1964年の東京オリンピックの開幕日だったからです。一方、東京オリンピックの開幕日を10月10日に決める際には、晴れやすい時期であることも考えられたという説があります。
「スポーツの日」は自分に合った方法でスポーツを楽しむ日
スポーツの日は、スポーツを楽しみながら、相手を尊重(そんちょう)することや健康について考えるきっかけになる国民の祝日です。もともとは1964年の東京オリンピックをきっかけに生まれた「体育の日」で、現在は毎年10月の第2月曜日に定められています。
スポーツの日には、実際に体を動かすだけでなく、試合を見たり、気になる競技について調べたりするのもおすすめです。運動が得意かどうかに関係なく、自分に合った方法でスポーツを楽しんでみてください。









































