4コマ漫画の上手な書きかた

公開日: 2020/03/09

4つのコマでストーリーを表現する4コマ漫画。4コマ漫画は、たった4コマしかありませんが、ストーリー、イラスト、セリフ、構図などをすべて考えて描く必要があるので、難しいイメージを持っている人も多いかもしれません。でも、安心してください!ここでは、4コマ漫画をだれでも簡単に描けるようになる方法をご紹介します。

目次
4コマ漫画とは
4コマ漫画を描くときのコツ
4コマ漫画の参考動画
4コマ漫画を描く練習のポイント
4コマ漫画を描くときによくある失敗例
4コマ漫画で漫画デビューをしてみよう

4コマ漫画とは

4コマ漫画とは、縦に並べた4つのコマでストーリーを表現する方法です。複数の4コマ漫画により、1つのストーリーを表現する「ストーリー4コマ」や萌えキャラクターを使った「萌え4コマ」などのさまざまな種類があり、人気があります。最近では、オンライン雑誌や漫画閲覧アプリなどにも掲載されていることが増えてきました。

材料

ペンと消しゴム
ノートやメモ帳
イラストソフト

4コマ漫画を描くときのコツ

4コマ漫画のストーリーは「起承転結」で考える

4コマ漫画のストーリーは「起承転結」で考えるようにしましょう。起承転結とは、話をわかりやすく伝えるための表現方法で、それぞれの漢字には以下のような意味があります。

起:ストーリーのはじまりの部分
承:話が進み、本題に入る前の準備部分  
転:起や承の内容から大きく話が動く部分
結:転の内容を終結させる部分

4コマ漫画では、4コマでストーリーを読者に伝える必要があるため、起承転結に則って描くことが大切です。まずは、起承転結で4コマ漫画を描けるようになることを目指してみましょう。

イラストを描く前にストーリーを決めておく

4コマ漫画をつくるにあたり、まずはイラストを描く前に全体のストーリーを決めましょう。ストーリーが決まらないままだと、それぞれのコマでなにを描けばいいのかがわからなくなってしまいます。せっかく、漫画を描いても、最後のコマでうまくまとめられないと、最初から描き直しをすることになるので、注意しましょう。

4コマ漫画の種類によって気をつけるポイントを意識する

4コマ漫画には「ストーリー4コマ」や「萌え4コマ」などの種類によって、気をつけるポイントがあります。たとえば、ストーリー4コマの場合、ストーリーの流れやオチのセンスが重要です。一方、萌え4コマの場合、ストーリーの流れよりも、イラストの上手さやキャラクター性が大切です。それぞれの特徴を抑えて、描くようにしましょう。

吹き出しの形や背景の種類で感情を表現する

4コマ漫画では、セリフ以外にもさまざまな形の吹き出しや、背景の種類によって、読者に情報を伝えることが大切です。吹き出しの形や背景の種類は決まっているわけではありません。そのときのキャラクターの感情を表すのに最も合ったものを選ぶとよいでしょう。

吹き出しの例

① 何気ないセリフの吹き出し

1. 大きい丸を描く。
2. キャラクターに合わせて小さな三角形を描く。

② 楽しげな雰囲気の吹き出し

1. モコモコの雲のような吹き出し線を描く。
2. キャラクターに合わせて小さな三角形を描く。

③ 大きい声・驚き・怒りの吹き出し

1. ギザギザの吹き出し線を描く。
1. キャラクターに合わせて小さな三角形を描く。

④ 困った感じを表す吹き出し

1. 下書きで大きい丸を描く。
2. 下書きをもとにふにゃふにゃした線を描く。
3. キャラクターに合わせて小さな三角形を描く

⑤ 心のなかの声を表す吹き出し

1. 大きい丸を描く。
2. キャラクターに合わせて小さな丸を2、3個描く。

⑥ 強調したい心の中の声を表す吹き出し

1. 大きい丸を描く。
2. 丸の中心に目印をつける。
3. 目印を参考に丸から外側に向けて定規で直線を描く。

⑦ ナレーション用の吹き出し
1. 縦に長い四角形を描く。

⑧ ロボットや機械の声を表す吹き出し

1. 横に長い四角形を描く。
2. キャラクターに合わせて小さな三角形を描く。

背景の例

①キャラクターを元気に目立たせる背景
1. キャラクターの体の中心に目印をつける。
2. キャラクターに被らないように外側から定規で直線を描く。

②疾走感を表す背景
1. 移動しているキャラクターに被らないように定規で横向きの線を描く。
2. 長さをバラバラにして線が重ならないようにする。

③落ち込んだ様子を表す背景
1. 長さが違う縦線をキャラクターに被らないように描く。
2. 定規を使わずに線をゆがませて描くことで雰囲気を表現する。

④怒っている様子を表す背景
1. 波線をキャラクターに被らないように描く。
2. 波線を被せることで雰囲気を表現する。

⑤キャラクターの感情を表す背景
1. キャラクターに被らないように塗りつぶす。
2. 黒色なら寂しさ、青色なら喜びなど、色によっていろいろな気持ちを表現できる。

⑥穏やかさを表す背景
1. 大小さまざまな丸を複数、キャラクターに被らないように下書きする。
2. 下書きを参考に細かい点で描く。
3. 丸の周辺に細かい点を描く。
(丸に近いところは多く、遠いところは少なくと、点の数を調整すると、うまく表現できます。)

4コマ漫画の参考動画

下記のURLは、この記事で紹介した4コマ漫画の描き方を解説した動画になります。文章だけでは、わかりづらいところがあると思いますが、そのようなときには実際に動画を見ることで、どうやって描けばいいのかを参考になると思います。ワンダースクールイラスト部では、みんなが描いたイラスト作品やイラストコンテストなどをチェックできます。

4コマ漫画を描く練習のポイント

ストーリーを考える時間を決める

面白いストーリーの4コマ漫画を作ろうと考えすぎてしまう人がいます。しかし、そうするとまったく筆が進められず、4コマ漫画が描けなくなってしまうことがあります。そのため、あらかじめストーリーを考える時間を決めてみましょう。
1時間でも、2時間でもよいのですが、時間制限をつけると集中しやすくなります。
もし時間内にストーリーが決まらなくてもとりあえず1コマ描いてしまいましょう。描いてみることでアイデアが思い浮かぶかもしれません。

イラストに自信がなくても描いてみる

イラストに自信が持てず、4コマ漫画が描けないという人がいます。気持ちはすごくわかります。それでもとにかく4コマ漫画を描いてみましょう。描くイラストは本当に簡単なもので構いません。丸や線などを組み合わせたような単純なものでもいいのです。イラストは4コマ漫画を描き続けることによって、自然と上達していきます。

4コマ漫画を描くときによくある失敗例

ストーリーが難しすぎる

4コマ漫画のストーリーが難しすぎると、伝えなければならない情報量が多くなりすぎて、4コマでは収まらなくなってしまいます。そのため、4コマ漫画では、初見の読者でも理解できるようなストーリーにするようにしましょう。

セリフが長すぎる

セリフが長すぎると吹き出し部分で枠を使ってしまい、他のことが描けなくなってしまいます。セリフ以外にもキャラクターや背景などが描いてある方が、ストレスなく読者に情報を伝えられます。そのため、セリフはなるべく短めにして、全体のバランスを整えるようにしましょう。

4コマ漫画で漫画デビューをしてみよう

4コマ漫画が描けるようになれば、あなたも立派な漫画家の仲間入りです。4コマ漫画はわずか4コマでストーリーを読者に伝えなくてはならず、創意工夫が欠かせない奥深いものです。4コマ漫画をどんどん描いて、ストーリーやイラストをレベルアップさせていきましょう!作品ができたら、ワンダースクールイラスト部にぜひ投稿してみてくださいね!

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