自由研究は、研究の内容に合ったまとめ方を選ぶと、見る人に伝わりやすくなります。模造紙・画用紙・ノート・パソコンなど、まとめる形式によって見せ方のコツも変わります。
この記事では、自由研究のまとめに入れたい9つの項目や、研究の種類ごとのまとめ方、見やすく仕上げるポイントを紹介します。
「自由研究はできたけれど、どうやってまとめればよいのだろう?」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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自由研究のまとめ方は「この9項目」でOK!
自由研究は、タイトル・きっかけ・予想・方法・結果・わかったことなどの項目を入れると、研究の流れが伝わりやすくなります。まずは必要な項目を確認しましょう。
【自由研究をまとめるときに必要な項目】
・タイトル:何についての自由研究かひと目でわかる題名
・日付と氏名:研究した日、自分の学年、名前
・研究のきっかけ:なぜそのテーマを選んだのか、不思議に思った理由
・結果の予想:実験や観察をする前に、どうなると考えたか
・方法や道具:何を使って、どのように調べたのか
・研究の結果:実際にどうなったか(写真や図、グラフを使う)
・わかったこと:結果を見て気づいたこと、予想との違い
・感想:大変だったことや、次にやってみたいこと
・参考にしたもの:研究のために読んだ本や図鑑、ウェブサイトのタイトル
9つの項目をはじめから考えて書くのがむずかしい場合は、自由研究のテンプレートを使うと便利です。書く順番に沿って、きっかけ・予想・方法・結果・わかったことを整理できるので、初めて自由研究をまとめる人でも進めやすくなります。
自由研究のまとめ方【種類別】
自由研究は、実験・観察、調べ学習、工作など、研究の種類に合わせてまとめ方を変えると伝わりやすくなります。ここでは、それぞれの研究に合ったまとめ方のコツを紹介します。
「実験・観察」の自由研究のまとめ方
実験・観察では、変化や違いを記録し、結果を整理することが大切です。「予想・方法・結果」の流れでまとめると、研究の内容が伝わりやすくなります。
「観察」のテーマ例:虫、植物、動物や天体の観察など
「実験」のテーマ例:科学実験、ものづくり、料理やお菓子作りなど
【自由研究を上手にまとめるコツ】
実験・観察の結果は、表や写真を使って整理しましょう。「予想と比べてどうだったか」まで書くと、結果からわかったことが伝わりやすくなります。
「調べ学習」の自由研究のまとめ方
調べ学習では、本や図鑑、インターネット、見学などで集めた情報を整理してまとめます。歴史や文化など、自分が不思議に思ったことを深く調べてみましょう。
「調べ学習」のテーマ例:
・地域の歴史や戦国武将など、歴史に関する調査
・工場や博物館などの見学
・世界の食べ物や言葉の違いなど、外国の文化に関する調査
【自由研究を上手にまとめるコツ】
調べたことは、そのまま並べるだけでなく、「比べる」「分ける」「まとめる」視点で整理しましょう。最後に、自分が印象に残ったことや考えを入れると、自分らしい自由研究になります。
「工作」の自由研究のまとめ方
工作では、完成した作品だけでなく、作るきっかけや制作の流れも大切にしましょう。
作品を展示するときは、作ったものと一緒に「作り方」や「工夫したところ」をまとめた説明書を添えると、見る人に作品のよさが伝わります。
テーマ例:
・ペットボトルロケット、太陽光発電のおもちゃ
・色水を使ったアート
・自然の素材で作るフォトフレームや押し花しおり
【自由研究を上手にまとめるコツ】
工作の自由研究では、完成品だけでなく、作っている途中の様子も写真や絵で見せましょう。工夫したところ、むずかしかったところ、次に改良したいところを書くと、研究としての内容が深まります。
自由研究は何にまとめる?
自由研究は、模造紙・画用紙・ノート・パソコンなど、研究内容に合った形式を選ぶことが大切です。まとめるものの特徴を知っておくと、見る人に伝わりやすい形で仕上げられます。
模造紙でまとめる
模造紙は、学校の授業でもよく使われる大きな紙です。文具店や100円ショップなどで手軽に購入できます。
大きな紙1枚に情報をまとめられるため、タイトルや写真、グラフを大きく見せられるのが特徴です。教室や廊下に貼ったときも、遠くから内容が伝わりやすく、発表がある場合にも向いています。
【自由研究を伝えやすくするコツ】
模造紙にまとめるときは、最初に配置を考えてから書き始めましょう。写真・イラスト・表・グラフを大きく使うと、研究の内容がひと目で伝わりやすくなります。
画用紙でまとめる
画用紙は、1枚でまとめたり、複数枚を組み合わせて1冊の本のように仕上げたりできる形式です。紙が厚くて丈夫なので、色ペンや絵の具、マジックを使った表現にも向いています。
内容を項目ごとに1枚ずつ分けられるため、情報量が多い研究も整理しやすくなります。観察記録やスケッチ、イラストを多く使う研究におすすめです。
【自由研究を伝えやすくするコツ】
画用紙は、1枚につき1つの内容に絞ると見やすくなります。とじる場合は、左側にすきまを作り、表紙にはタイトルと名前を書いておきましょう。
ノート・スケッチブックでまとめる
ノートやスケッチブックは、日々の変化を記録する観察日記や、情報を整理する調べ学習に向いています。
持ち運びがしやすいため、外で観察や調査をしたいときにも便利です。植物の成長を記録したり、調べたことを1冊の図鑑のようにまとめたりするのに適しています。
【自由研究を伝えやすくするコツ】
表やグラフを使うなら方眼ノート、絵を大きく描くなら無地のノートやスケッチブックがおすすめです。文章を詰め込みすぎず、日付や見出しを入れて、ページごとの内容をわかりやすくしましょう。
パソコンでまとめる
学校から支給されたパソコンを使える場合は、自由研究のまとめにも活用できます。
パソコンは、表やグラフ、写真を整えて配置しやすく、全体をすっきり見せやすいのが特徴です。文字量が多い内容や、結果を数字で比べる実験系の研究に向いています。
【自由研究を伝えやすくするコツ】
パソコンでまとめるときは、表やグラフを使って結果を整理しましょう。文字が多くなりすぎないように、箇条書きや図を使うと読みやすくなります。印刷して提出する場合は、文字の大きさや用紙サイズも確認しておきましょう。
巻き物や紙芝居風にまとめる
巻き物や紙芝居風の自由研究は、個性的で注目されやすいまとめ方です。巻き物は歴史系の調べ学習に、紙芝居風は発表する自由研究に向いています。
巻き物にする場合は、紙の端にラップの芯などを取り付けて、くるくると紙を巻き付けます。巻いた状態では中身が見えないため、巻き終わりに自由研究のタイトルと氏名を書いた紙を貼っておきましょう。
紙芝居風にまとめる場合は、画用紙の裏に発表で話したい内容を書いておくと、発表の流れがわかりやすくなります。
【自由研究を伝えやすくするコツ】
巻き物は、番号や矢印を使って読む順番をわかりやすくしましょう。紙芝居風は、1枚につき1つの内容に絞り、絵や写真を大きく入れると伝わりやすくなります。
自由研究が見やすく伝わるレイアウトのコツ
自由研究を見やすく伝えるには、文字の大きさや文体をそろえ、写真・絵・グラフを使い、見出しや配置を工夫することが大切です。この3つを意識すると、模造紙やノートなど、どの形式でも研究の内容が伝わりやすくなります。
文字の大きさや文体をそろえる
自由研究は、見出しは大きめに、本文は少し小さめに書くとどこに何が書いてあるかがわかりやすいです。また、見出し内は同じ大きさ、本文内も同じ大きさで統一することで読みやすくなります。
文体も「です・ます」などに統一しましょう。「だ・である」と「です・ます」が混ざると、読みにくい印象になります。書き終わったら全体を見直し、文字の大きさや文体がそろっているか確認してみましょう。
写真・絵・グラフを使って見やすくする
文章だけで説明しにくい内容は、写真・絵・表・グラフを使うと伝わりやすくなります。観察の変化は写真や絵、実験の数値は表やグラフにすると、結果がひと目でわかります。
写真や図を入れるときは、何を表しているのかがわかるように、短い説明も添えましょう。
見出しや配置を工夫して読みやすくする
自由研究は、「きっかけ」「方法」「結果」「わかったこと」のように見出しで分けると読みやすくなります。読む順番が自然にわかるように、上から下、左から右など流れをそろえましょう。
書き始める前に、どこに何を書くかを軽く下書きしておくと、余白が足りなくなったり、情報を詰め込みすぎたりするのを防げます。
自由研究を上手にまとめるポイント【学年別】
自由研究は、学年に合わせてまとめ方を工夫すると取り組みやすくなります。小学1〜3年生は絵や写真を多めに使い、小学4〜6年生は予想や考察まで書くのがポイントです。
【小学1〜3年生】自由研究のまとめ方のポイント
小学1〜3年生は、文章をたくさん書くよりも、絵や写真を使ってまとめるとわかりやすくなります。観察したことを絵に描いたり、写真に短い説明をつけたりするだけでも、研究の内容は伝わります。
1人でまとめるのがむずかしい場合は、大人に質問してもらいながらまとめましょう。「何がわかった?」「やってみてどう思った?」と聞いてもらうことで、感想を書きやすくなります。
【小学4〜6年生】自由研究のまとめ方のポイント
小学4〜6年生は、結果だけでなく「なぜそうなったのか」「予想と比べてどうだったか」まで書くと、研究の内容が深まります。
複数の条件を比べた場合は、表やグラフを使うと違いが伝わりやすくなります。最後に、次に調べてみたいことや、もう一度やるなら工夫したいことを書くと、よりまとまりのある自由研究になります。
高学年の自由研究では、次の2つを意識しましょう。
・研究前に予想や仮説を立て、結果との違いを書く
・今後の課題や、次に試したいことを書く
自由研究のまとめで参考にできる例文・書き方のヒント
自由研究は、きっかけ・結果・わかったこと・感想を分けて書くと、読む人に内容が伝わりやすくなります。ここでは、それぞれの書き方と例文を紹介します。
きっかけの書き方
きっかけには、そのテーマを選んだ理由を書きます。「気になったこと」「不思議に思ったこと」から書き始めると、自然な文章になります。
【例文】
・10円玉がくすんでいたので、家にある調味料できれいになるのか試してみたいと思いました。
・図鑑で「音楽を聞かせると植物がよく育つ」という話を見て、本当かどうか確かめたいと思いました。
結果・わかったことの書き方
結果には、実際に起きたことを書きます。わかったことには、結果を見て自分が考えたことを書きましょう。2つを分けると、研究の流れがわかりやすくなります。
【例文】
・結果:しょうゆにつけた10円玉は少し色が変わりましたが、お酢ほどきれいにはなりませんでした。
・わかったこと:すっぱい調味料のほうが、10円玉をきれいにしやすいのではないかと思いました。
・結果:音楽を聞かせた植物は、聞かせていない植物に比べて、新しい葉が3枚多く出ました。
・わかったこと:音楽を聞かせると、植物の成長が少し早くなるのかもしれないと思いました。
感想の書き方
感想には、研究をして大変だったこと、楽しかったこと、次にやってみたいことを書きます。自分が感じたことを入れると、研究に取り組んだ様子が伝わりやすくなります。
【例文】
・調味料によって10円玉の変化が違ったことにおどろきました。次は、つける時間を変えて調べてみたいです。
・植物の成長を毎日記録するのは大変でしたが、少しずつ葉が増える様子を見るのが楽しかったです。
《自由研究のまとめ用フォーマットをダウンロード》
自由研究で何を書けばよいか迷ったときは、まとめ用フォーマットを使ってみましょう。テーマを選んだきっかけや用意したもの、方法、結果・わかったこと、感想を順番に整理できます。
学校向けフォーマットと、ワンダースクールのコンテスト投稿用フォーマットは以下からダウンロードできます。
自由研究のまとめ方でよくある質問
Q. 自由研究をまとめるのにテンプレートを使ってもいいですか?
A. 自由研究のテンプレートを使うと、書く順番に沿って内容を整理しやすくなります。タイトル・結果・感想などの書き忘れを防ぎやすいため、初めて自由研究をまとめる人でも進めやすくなります。
Q. 自由研究のまとめ例は、どこまで参考にしていいですか?
A. 自由研究のまとめ例は、構成や書く順番、見出しの付け方を参考にできます。ただし、例文をそのまま写すのではなく、自分が実際に調べたことや実験した結果に合わせて書くようにしましょう。気づきや感想を入れると、自分らしいまとめになります。
Q. 自由研究を提出する前に、どこを見直せばいいですか?
A. 自由研究を提出する前には、タイトル・名前・結果・感想・参考にしたものがそろっているかを確認しましょう。写真やグラフに説明があるか、見出しや文字が読みやすいかも見直すことが大切です。
まとめ方のコツを知って、自由研究をもっとすてきに見せよう!
自由研究は、書く内容を整理し、研究に合った形式でまとめると、見る人に伝わりやすくなります。絵や写真、グラフを使ったり、見出しをつけたりするだけでも、研究の内容がぐっと見やすくなります。
まずは、タイトル・きっかけ・予想・方法・結果・わかったことなど、必要な項目を書き出すところから始めてみましょう。まとめ方に迷ったときは、この記事で紹介したコツやテンプレートを使いながら、1つずつ整理していくと進めやすくなります。









































