ガンダムのプラモデル「ガンプラ」ってどんなもの?

公開日: 2017/09/12

この記事ではガンプラの基本的なお話から、作り方、少し凝ったマニアックなテクニックなどを合わせて紹介していきます。ガンプラを作ってみたい方や好きな方には有益な情報が盛りだくさんですので、ぜひご覧ください。 またワンダースクール ではガンプラの作り方から、塗装のやり方まで様々な内容を動画でわかりやすく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。コンテストも開催していますので、ワンダースクールでガンプラの技術を磨き、自分のガンプラを応募することもできますよ!

目次
ガンプラってそもそもどんなもの?
ガンプラの種類
オススメのツール
ガンプラの素組みに挑戦!
ガンダムマーカーを使ってスミ入れをしてみよう!
マーキングシールを貼ってみよう!
ガンダムデカールにも挑戦!
WONDER!SCHOOLガンダム部でガンプラをもっと楽しもう!

ガンプラってそもそもどんなもの?

プラモデルとは、組み立て式の模型で、取扱説明書を読めば誰でも簡単に作り上げることができます。プラモデルには、車や戦車など、様々なものがあり、その中でもアニメ「機動戦士ガンダム」をはじめとするガンダムシリーズに登場するMS(モビルスーツ)や戦艦などを立体化したプラモデルが「ガンプラ」です。

素組みとは?

ガンプラは奥が深く、手を加えようと思えばいくらでも加えられるプラモデルです。ですが難しいテクニックをつかわず、組み立てるだけでも十分楽しめるものとなっており、自分で特別な手を加えずに、取扱説明書通りに組み上げることを素組みといいます。ガンプラはガンプラのパーツがついている”ランナー”と呼ばれるフレームの成形段階で基本的な色付けがされていますので、作った後に自分で色を付けなくても、設定にかなり近い色に仕上げることができます。目のような細かい色分け箇所には、シールが付属していますので、それを貼り付けるだけでも十分設定色に近いプラモデルを作ることができます。ガンプラは箱の中にあるパーツを組み合わせるだけで、本格的なMSを作ることができます。作った後は、様々な加工をして楽しむのももちろんアリですが、カッコいいポージングを決めて楽しむのもいいですね!

ガンプラの種類

HG/HGUC

HG(ハイグレード)は、最も一般的なガンプラです。1/144スケールとなっており、ガンプラ初心者の方にオススメのシリーズです。HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)は様々なガンダムシリーズの中でも宇宙世紀をテーマにしたガンダムシリーズのプラモデルのことを表します。ガンプラのシリーズでも最も販売されいてるMSの種類が多く、コレクションしやすいのが特徴です。スナップフィットを採用し、組み立てには接着剤要らず!パーツ数も多すぎず少なすぎず、お手軽に組み立てられるのが魅力です。また、値段も800円から2000円前後で買えるので、子供から大人まで気軽に楽しめます。ここでガンプラづくりに慣れてきたらどんどんいろんなグレードに挑戦していくといいでしょう。HGのプラモデルは体のあちこちが可動することはもちろん、中には変形ギミックを搭載したキットもあり、MSならではのポージングが取りやすく、飾るだけでワクワクするほどカッコイイです!

RG(リアルグレード)

HGと同じ1/144スケールですが、より「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成でより作り応えのあるキットになっています。初めての人はHGで慣れから、RGに挑戦してみると良いですね。

マスターグレード(MG)

HGのガンプラに慣れてきたら、マスターグレード(MG)のプラモデルにもチャレンジしてみましょう!サイズはHGと違い1/100スケールと大きくなっており、重量感や迫力を感じることができますよ。MSの内部フレームを再現しており、ベストなプロポーションと自由自在な可動ギミックを追及したブランドです。HGに比べると価格は上がりますが、自分のお気に入りのMSがあれば是非つくっておきたいところです!小さなお子さんがいきなりMGに手を出したらとても苦戦すると思いますが、HGからガンプラを作って慣れている場合、こちらも作ることができるでしょう。パーツ数がHGと比べてとても多いので、いきなり取り掛かるのはやめておいたほうがいいかもしれませんね。ある程度作り慣れた方向けの難易度と言えるでしょう。

パーフェクトグレード(PG)

パーフェクトグレード(PG)は最新技術を搭載し、ガンプラの究極の姿を具現化する最高峰ブランドです。1/60スケールの大型モデルで、パーツの量がとても多く難易度もすこし上がってくるので、ガンプラ作りの経験をとことんつんでから挑んでみるといいでしょう。値段は高いですが完成したときのクオリティは最高です!

オススメのツール

ガンプラを作るためには、いくつか持っておいたほうがいいツールがあります。これを持っているだけで作りやすさや作業効率が格段に上がるため、初めてガンプラを作る方はそろえておくことをオススメします。

ニッパー

ニッパーはガンプラのパーツがついているランナーから、パーツを切り離すときに使用します。パーツはプラスチックでできているので、手やハサミで切ろうとすると破損や切断面の白化を引きおこす可能性があるため、ガンプラをつくる際にはニッパーを用意しておくことをオススメします。

カッターかデザインナイフ

カッターやデザインナイフは細かいパーツを切ったり、シールを切り貼りするときに便利です。ガンプラを作り際にはパーツやツールで、怪我をしないように注意してください。ほかにもピンセット、綿棒、つまようじなどがあれば細かい塗装や作業に役立ちます。

ガンプラの素組みに挑戦!

まずはパーツを切る

ランナーにつながっているパーツを説明書に従ってカットしていきましょう。カットする際は、ニッパーを使うとやりやすいですよ。一度にパーツを切り取ろうとせず、「二度切り」するとキレイにパーツを切り取ることができます。まずランナーとパーツのつなぎ目(ゲート)をすこし残して切り取り、その後残ったゲートをニッパーでキレイに切り取りましょう。

パーツの切断面が気になる人はニッパーやデザインナイフを使用して、切断面をきれいに処理しておくと、完成後にきれいに仕上がります。

出来上がったらガンダムのカメラアイなどにシールを貼って、取扱説明書通りに組み立てましょう!

下記動画ページでは、ガンプラの製作方法や用意しなければいけないものなど、基礎の部分を解説しています。ぜひご覧ください。

ガンダムマーカーを使ってスミ入れをしてみよう!

スミ入れとは、ガンプラのモールド(溝)にインクを流し込むことにより、影や立体感などを出す技術です。スミ入れはシャープペンでパーツの溝をなぞるだけでも演出することができますが、スミ入れ専用のペンなどを使えば簡単により高いクオリティを再現することができます。

このように影をつけたり、輪郭をハッキリさせることで、誰でも簡単に立体感をもたせることができるテクニックです。以下に簡単にスミ入れをする方法を紹介している動画を載せておきますので、ぜひ参考にしてください!

マーキングシールを貼ってみよう!

マーキングシールとは、部隊章や機体番号など、MSをよりリアルに仕上げるためのデザインが施されているシールです。お気に入りのシールをガンプラに着けることで、よりリアルなガンプラを作ることができますよ。

ガンダムデカールにも挑戦!

高いグレードのガンプラになると水転写式デカールを付ける機会があります。これはちょっと特殊な張り付け方をしますので、水転写式デカールのはり方を紹介します。

まずは、ガンダムにはり付けるデカールをデザインナイフで切り取りましょう。切り取ったデカールを5秒ほど、ぬるま湯に浸してピンセットなどで引き上げてください。普通の温度の水の場合は10秒ほど長めにつけましょう。台紙からデカールが滑るようになるまで待ち、表を上にして、はりたい場所に滑らせるように台紙から移動させてください。デカールを貼る前にマークセッターなどをハケなどの筆で塗布しておくことで、粘着力をさらに高めることができますよ。デカールをはる位置がずれてしまったときは、湿らせたティッシュなどを使って修正しましょう。最後に綿棒などを使って、中の気泡を取り除けば完成です!

ガンプラには様々なグレードのものがあり、ニッパーやピンセットなど基本的なものがあれば、誰でも簡単につくることができますよ。慣れてくればスミ入れなどのテクニックを使ってよりかっこよく仕上げていくことも可能です。 ワンダースクールにはこの他汚し塗装(ウェザリング)に関する塗装動画などもございます。失敗を恐れずにぜひ、 ガンプラを作ってみて、ワンダースクールに作品写真や動画を投稿してくださいね!

WONDER!SCHOOLガンダム部でガンプラをもっと楽しもう!

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