夏休みの自由研究で「どんなテーマなら自分の力で取り組めるかな?」と悩んでいる小学2年生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
2年生の自由研究を成功させるコツは、身近な「なぜ?」をテーマに選び、自分で「比べる」「はかる」といった工夫を取り入れることです。1年生のときよりも手先が器用になり、言葉や数字を扱う力も伸びている時期だからこそ、少しだけ背伸びをした内容に挑戦してみましょう。
この記事では、2年生が夢中になれて、1日でも簡単にまとめられるおすすめのテーマ22選を紹介します。
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小学2年生の自由研究で大切なポイント
自由研究のテーマ選びで迷ったときは、「もっと知りたいこと」「少し背伸びをした挑戦」「変化のわかりやすさ」の3つを意識してみましょう。ここでは、2年生が最後まで楽しく取り組めるためのポイントを解説します。
「もっと知りたいこと」から選ぼう
生き物、料理、工作、乗り物など、普段から「おもしろいな」と感じていることをテーマにしてみましょう。2年生なら、ただ遊ぶだけでなく「中身はどうなっているの?」「これとこれを混ぜたらどうなる?」といった一歩ふみこんだ疑問から選ぶのがおすすめです。自分が一番ワクワクするものを探してみましょう。
少しだけ背伸びをして自分でやってみよう
2年生になると、はさみや定規、計量スプーンなども上手に使えるようになってきます。すべてをおうちの人に頼るのではなく、「ここは自分でできた!」と思えるテーマを選びましょう。少しだけ難しいことにチャレンジして自分の手でやり遂げることで自信がつき、楽しい夏休みの思い出になります。
「変化」や「数字」が見えるものを選ぼう
「色がぱっと変わった」「長さを測ったら〇センチメートルだった」というように、見た目の変化がはっきりしていたり、数字で記録できたりするテーマは、後でまとめるときに書きやすくなります。写真や絵で記録に残しやすいものを選ぶと、観察の楽しさもぐっと広がるでしょう。
小学2年生におすすめの自由研究【実験編】
小学2年生の自由研究には、身近なものを使って「なぜだろう?」を解決できる実験テーマがおすすめです。1年生のときよりも、少しだけ手順の多いものや、道具を使ってくわしく観察できるものを選ぶと、楽しみながら達成感を味わえます。
①ろ過装置をつくってみよう
ペットボトルでろ過装置(そうち)をつくり、泥水(どろみず)をきれいにしてみましょう。
《用意するもの》
・同じ形の500ミリリットルのペットボトル2本
・輪ゴム
・ガーゼ
・脱脂綿
・小石
・砂
・活性炭(ホームセンターで入手できます)
・泥水
・カッター
・ビニールテープ
《実験の手順》
1.ペットボトルの1本は底を、もう1本は上の部分を10センチメートル程度切ります。
2.切り口はとがっているので、ビニールテープを貼っておきましょう。
3.底を切ったペットボトルの注ぎ口にガーゼをかぶせて輪ゴムでとめます。
4.下から順に、脱脂綿、小石、脱脂綿、活性炭、脱脂綿、砂の順番に詰めます。(小石、活性炭は3センチメートルくらい、砂は10センチメートルくらいの高さ)
5.上部を切ったペットボトルに重ねて泥水を注ぎ、出てくる水を観察してみましょう。
※泥水が服にはねることがあるので、汚れてもよい服やエプロンがおすすめです。また、ペットボトルを切る作業は少し力がいるので、おうちの人に手伝ってもらいましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・泥水を入れる前と後で、水の透明度はどう変わったかな?
・装置を通る前と後で、水の「におい」はどう変化したかな?
・砂の量や、中に入れる材料の順番を変えたら、水のきれいさは変わるかな?
②ペットボトルで雲をつくろう
空に浮かぶ雲を、ペットボトルの中でつくってみましょう。
《用意するもの》
・炭酸用のペットボトル(表面にでこぼこがないもの)
・消毒用のアルコール
・消臭スプレー(靴用などペットボトルに吹き入れられるサイズのもの)
《実験の手順》
1.ペットボトルに消毒用のアルコールを少量(5ミリリットルくらい)入れます。
2.ペットボトルの中に消臭スプレーをひと吹きしてふたをしっかり閉めます。
3.ペットボトルを手で包み、回しながら体温で温めてくもりを取ります。
4.ペットボトルを強く押し、ぱっとゆるめる動作を何度か繰り返して、中の様子を観察しましょう。
※アルコールを使うので、火の近くでは絶対にやらないようにしましょう。また、消臭スプレーは吸い込まないように気をつけて使ってください。
《小学2年生の研究ポイント》
・ペットボトルを「押したとき」と「ゆるめたとき」、どちらで雲ができたかな?
・スプレーを入れないで実験すると、雲のでき方はどう変わるかな?
・雲ができる仕組みを、空の上の温度と関係づけて調べてみよう。
③10円玉をピカピカにしてみよう
身近にあるものを使ってくすんだ10円玉をピカピカにできます。何を使えばピカピカになるか、調味料などいろんなものを試してみましょう。
《用意するもの》
・くすんだ10円玉(実験に使う枚数)
・綿棒(10円玉の数と同じ本数)
・ティッシュペーパー
・水
・台所用洗剤
・調味料(しょうゆ、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、酢、レモン果汁、タバスコ、ラー油など)
・調味料を入れる小皿
《実験の手順》
1.ティッシュに台所用洗剤と水を含ませて10円玉をこすります。洗剤できれいになるでしょうか。
2.10円玉1枚につき1種類、綿棒で調味料をたらします。綿棒は調味料ごとに取り換えます。
3.15分ほど置いてから調味料をふき取ります。10円玉がピカピカになったのはどの調味料でしょうか。
※実験した後の10円玉は水できれいに洗い流しましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・どの調味料が一番ピカピカになったかな?
・ピカピカになった調味料には、どんな共通点(酸っぱさ、塩辛さなど)があるかな?
・調味料をぬってから「5分」と「30分」では、きれいさが違うかな?
④注ぐと凍る不思議なジュースをつくろう
水は0度で凍りますが、ゆっくり冷やしていくと0度より下がっても凍らない「過冷却」という状態になります。過冷却の水に衝撃(しょうげき)を与えたり氷のかけらを入れたりすると、それがきっかけとなって一瞬(いっしゅん)で氷になります。
《用意するもの》
・500ミリリットル(または300ミリリットルくらい)のペットボトル
・清涼飲料水
・コップ
《実験の手順》
1.ペットボトルに清涼飲料水を4分の3くらいまで入れます。
2.冷凍庫で5時間くらい冷やします。コップも一緒に入れておきましょう。(冷やす時間は目安です。庫内の温度はマイナス5度くらいが適しています。)
3.ペットボトルを静かに取り出し、冷やしたコップに一気に注ぐと氷ができます。
※ペットボトルを冷やしているあいだは、冷凍庫を揺らしたりしないように気をつけましょう。
※ペットボトルをタオルで巻いたり保冷バッグに入れたりして冷やすとよりゆっくり冷えるので、成功率が上がります。
《小学2年生の研究ポイント》
・ジュースの種類(お茶、スポーツドリンク、オレンジジュースなど)によって、凍りやすさが違うかな?
・コップの中に「氷のかけら」を入れてから注ぐと、固まりかたはどう変わるかな?
・失敗してしまったときは、冷凍庫に入れていた時間は長すぎたかな?それとも短すぎたかな?
⑤スケルトンたまごをつくろう
お酢でたまごの殻(から)を溶かしてスケルトンたまごをつくってみましょう。
《用意するもの》
・たまご
・お酢
・容器
《実験の手順》
1.たまごを容器に入れてお酢につけます。
2.しばらく置いて様子を観察します。溶け方が遅い場合はかき混ぜたり新しいお酢に取り換えたりしてください。
3.2~3日で殻が溶けてスケルトンたまごができます。殻が残っている場合はやさしく洗って落としてください。
※実験中のたまごは、生たまごの状態です。殻が溶けたあとの膜(まく)はとても破れやすいので、触るときはやさしく持ちましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・お酢に入れた瞬間、たまごの表面にどんな変化が起きたかな?
・普通のたまごと、スケルトンたまごの「重さ」や「大きさ」をはかると、違いはあるかな?
・なぜお酢で殻が溶けたのかな?
⑥塩の結晶をつくろう
食塩水から塩の結晶を取り出しましょう。
《用意するもの》
・食塩40グラム
・水100ミリリットル
・コップ
・平たい容器(底が平らなもの)
《実験の手順》
1.コップに水100ミリリットルと食塩40グラムを入れてよくかき混ぜます。
2.溶け残りが底に沈むので、上澄みを取って平らな容器に入れます。(高さ1ミリメートルくらい)
3.日の当たる場所に置いて水を蒸発させ、塩の結晶を取り出します。
※食塩水がこぼれると、乾いたあとに白くなってしまいます。トレイなどを敷いて、汚れても大丈夫な場所で実験しましょう。また、できた結晶はきれいですが、食べないようにしましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・出てきた結晶は、どんな形をしているかな?(四角かな?丸かな?)
・「ひなた」に置いたものと「ひかげ」に置いたものでは、結晶のできかたに違いが出るかな?
・塩以外のもの(砂糖や重曹など)でも、同じようなキラキラした形になるかな?
⑦涼しく過ごせる色を探そう
暑い夏を少しでも涼しく過ごせる服の色を調べてみましょう。
《用意するもの》
・調べたい色の布(同じ種類の布地で黒、白、赤、黄など)
・同じ大きさの保冷剤(調べたい色の数)
・はさみ
・料理用の温度計
・ホッチキス
・保冷剤を並べる台
《実験の手順》
1.保冷剤の袋に温度計をさすための切り込みをはさみで入れます。
2.保冷剤に布を巻きつけてホッチキスでとめます。
3.それぞれの布で巻いた保冷剤の温度を測ります。
4.台に並べて日の当たるところに置き、10分おきに温度を測って記録します。天候の様子なども記録しておきましょう。
※暑い日の外で実験をするときは帽子をかぶり、こまめに水分をとって熱中症(ねっちゅうしょう)に気をつけましょう。おうちの人に近くで見守ってもらうと安心です。
《小学2年生の研究ポイント》
・10分、20分、30分と時間がたつにつれて、一番温度が上がったのは何色かな?
・太陽の下で実験したときと、ひかげで実験したときでは、結果はどう変わるかな?
・「黒色」が熱くなりやすいとしたら、夏に外へ行くときは何色の服を着るのが一番いいかな?
小学2年生におすすめの自由研究【工作編】
2年生の工作は、1年生のときよりも少し工程の多いものや、カッターなどの道具を使うものに挑戦してみましょう。自分でつくった達成感を味わえるだけでなく、完成したあとに遊んだり使ったりできるテーマが人気です。
⑧アイスキャンディーソープをつくろう
アイスキャンディーのような石けんをつくってみましょう。
《用意するもの》
・グリセリンソープ
・着色料(石けん用色材がおすすめ。食用色素でも可)
・香料(石けん用のフレグランスオイルや天然アロマオイル)
・アイスキャンディーの型
・好きなシリコン型
・カッター
・アイスキャンディーの棒
・耐熱(たいねつ)容器
《つくり方》
1.まずトッピング用の石けんをつくります。グリセリンソープを溶けやすいようにカッターで細かく切って耐熱容器に入れ、電子レンジで溶かします。(500~600ワットで15秒から20秒)
※グリセリンソープをカッターで切る際は十分に注意しましょう。
2.着色料を入れて混ぜ、シリコン型に流して常温で置いて固めます。固まったら型から外します。
3.つぎにアイスキャンディーソープ本体をつくります。アイスキャンディー型に棒を輪ゴムで固定しておきます。
4.トッピング用と同じようにグリセリンソープを溶かします。
5.香料を入れて混ぜます。
6.あら熱が取れたら、アイスキャンディー型にトッピング用の石けんと交互に流し入れます。
7.常温で1~2時間置いて、固まれば型から外して完成です。
☆アイデアしだいでいろんなアイスキャンディーソープがつくれますよ。
※電子レンジで溶かしたあとの石けんは、とても熱くなっています。やけどをしないように、おうちの人と一緒に作業しましょう。また、本物の食べ物と間違えないように、家族のみんなに教えてあげてくださいね。
《小学2年生の研究ポイント》
・どんな色や香りを組み合わせると、より本物のアイスに近くなるかな?
・石けんが固まるとき、最初と最後で手ざわりはどう変わったかな?
・使うのがもったいないときは、飾るための工夫も考えてみよう。
⑨ビー玉迷路をつくろう
空き箱や段ボールを使って、ビー玉を転がす迷路をつくりましょう。
《用意するもの》
・空き箱(なければ段ボール箱の底の部分)
・段ボール
・ビー玉
・カッター
・ボンド
・定規
・鉛筆
・ペットボトルのふた
・テープ
《つくり方》
1.箱の底に鉛筆と定規で線を引いてマス目を書きます。
2.マス目を利用して迷路をつくります。スタートとゴールの場所を決めていらない線を消します。
3.カッターで穴をあけて落とし穴をつくります。
4.落とし穴から落ちたビー玉を受けるペットボトルのふたを、箱の裏にテープでとめます。
5.段ボールで迷路の壁をつくり、鉛筆で書いた線にボンドで貼りつけて完成です。
※段ボールをカッターで切る作業は、力が必要ですべりやすいので注意が必要です。難しいところはおうちの人に手伝ってもらい、安全に進めましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・ビー玉が通りやすい道と、通りにくい道にはどんな違いがあるかな?
・ゴールまでにかかる時間を計って、一番むずかしいコースをつくってみよう!
・落とし穴の大きさを変えると、難易度はどう変わるかな?
⑩野菜で絵の具をつくってみよう
野菜の汁をしぼってつくった絵の具で絵を描いてみましょう。
《用意するもの》
・色の出そうな野菜(にんじん、紫キャベツ、パプリカなど)
・すりこぎとすりばち
・包丁
・ガーゼ
・絵の具を入れる容器
・画用紙
《つくり方》
1.野菜を細かく切って、すりばちですりつぶします。
2.すりつぶした野菜をガーゼに包んでしぼります。
3.しぼった野菜の汁で自由に絵を描いてみましょう。
☆野菜の絵の具は色があせやすいので、描いた絵は写真に撮っておきましょう。
※包丁を使うときは、指を切らないように気をつけましょう。野菜の汁が服につくと落ちにくいので、エプロンをすると安心です。
《小学2年生の研究ポイント》
・野菜の種類によって、しぼり汁の色と画用紙に塗ったときの色に違いはあるかな?
・違う野菜の汁を混ぜたら、どんな新しい色がつくれるかな?
・時間がたつと色がどう変わるかな? 1日後や3日後も観察してみよう。
⑪割りばしでマジックハンドをつくろう
割りばしを輪ゴムで組み合わせれば、簡単にマジックハンドがつくれます。
《用意するもの》
・割りばし8本
・輪ゴム4個
・ペットボトルのふた2個
・両面テープ
《つくり方》
1.割りばし4本を交互になるように「+」の形に重ねて、真ん中を輪ゴムでとめます。これを2組つくります。
2.手順1でつくった2つのパーツを組み合わせます。端の2か所を4本の割りばしが交互になるように重ねて輪ゴムでとめます。
3.割りばしの先端(輪ゴムでとめていない側)に、ペットボトルのふたを向かい合うようにして両面テープで貼りつけて完成です。
☆ペットボトルのふたのついていないほうを持って割りばしをせばめると、マジックハンドが伸びて物をつかめます。
☆割りばしのパーツを増やすと、長いマジックハンドがつくれます。
《小学2年生の研究ポイント》
・割りばしを長くつなげると、物を動かす力はどう変わるかな?
・ティッシュのような軽いものと、消しゴムのような重いもの、どちらがつかみやすいかな?
・ふたの裏に滑り止めのテープを貼ったら、つかみやすさは変わるかな?
⑫ピカピカのどろ団子をつくろう
身近にある土からピカピカのどろ団子をつくることができます。
《用意するもの》
・芯になる土(粘り気があるもの)
・まわりにかける細かい砂(さらさらのもの)
・水
・表面がつるつるの下敷き
《つくり方》
1.土と砂はそれぞれふるいにかけて、小石などを取り除きます。
2.土に水を加えてどろどろにし、手でにぎって団子の形をつくります。
3.手の中で転がして、きれいな丸い形にします。
4.細かい砂を少しずつまんべんなく振りかけて、手でこすります。これを繰り返してよりきれいな形に整えます。
5.さらに細かい砂をふりかけて手でなでるようにこすります。これを繰り返してつるつるにします。
6.最後に下敷きの上で転がしてピカピカにします。
☆乾かしたどろ団子には油性ペンや絵の具で色を塗ることができます。自分だけのどろ団子をつくってみましょう。色をつけて乾かしたあとに下敷きで転がすと光沢が増します。
《小学2年生の研究ポイント》
・ピカピカにするためには、どんな砂(さらさら、しっとり)をかけるのが一番いいかな?
・何回なでると光り始めるか、回数を数えて記録してみよう。
・土の種類(黒い土、赤い土)を変えると、輝き方に違いは出るかな?
⑬たまごの殻を使って絵を描こう
たまごの殻に色をつけてモザイクアートをつくります。
《用意するもの》
・たまごの殻
・画用紙やベニヤ板
・絵の具
・木工用ボンド
・ピンセット
・筆
《つくり方》
1.たまごの殻は裏についている薄皮を取り除いてきれいに洗い、乾かします。
2.画用紙やベニヤ板に下絵を描きます。絵に使う色を決めておきましょう。
3.絵に使う色の絵の具をたまごの殻に塗って乾かします。
4.乾いたらたまごの殻を適当な大きさに割ります。
5.下絵に木工用ボンドをつけて、たまごの殻を軽くおさえて貼りつけていきます。細かいところはピンセットを使いましょう。
※背景は絵の具で直接塗ったり、色画用紙を使ったりしてもよいでしょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・殻を「大きく割ったとき」と「細かく砕いたとき」、絵の見え方はどう変わるかな?
・重ねて貼ったところと、すき間をあけたところ、どちらがきれいに見えるかな?
・どんな色を組み合わせると、下絵がはっきり見えるかな?
⑭牛乳パックで家型の貯金箱をつくろう
牛乳パックで取り出し口つきの家型貯金箱をつくってみましょう。
《用意するもの》
・1リットルの牛乳パック
・カッター
・ホッチキス
・定規
・木工用ボンド
・フェルト、ビーズ、モールなど飾りに使う材料
《つくり方》
1.牛乳パックの上から13.5センチメートルのところに線を引き、カッターで切り離します。
2.角の部分に切り離したところから3.5センチメートル切り込みを入れて内側に折り、ボンドで貼りつけて底をつくります。
3.切り離した部分が引き出しになるように、本体の側面を切り抜きます。
4.フェルトやビーズをボンドで貼りつけ、飾ります。
※ホッチキスでとめた針の先は危ないので、上からテープを貼りましょう。切り込みを入れる場所は定規でしっかり測ると、きれいに仕上がります。
《小学2年生の研究ポイント》
・500円玉と1円玉、どちらが何枚くらい入るか予想してみよう。
・引き出しをスムーズに動かすには、どんな工夫ができるかな?
・自分のお部屋に合うように、どんな飾りをつけると素敵になるかな?
⑮スライムをつくろう
洗濯のりを使ってスライムをつくりましょう。
《用意するもの》
・PVA入りの洗濯のり50ミリリットル
・ホウ砂(ほうしゃ)10グラム
・透明なカップ2個
・割りばし(混ぜる用)
・40度くらいのお湯100ミリリットル(ホウ砂用)
・40度くらいのお湯50ミリリットル(洗濯のり用)
・食用色素
《つくり方》
1.カップ1個に、お湯100ミリリットルとホウ砂10グラムを入れて混ぜ、食用色素も入れてよく混ぜます。
2.もう一つのカップにお湯50ミリリットルと洗濯のり50ミリリットルを入れて混ぜます。
3.洗濯のりのカップにホウ砂の上澄み液を少しずつ入れて混ぜ、ねばねばになったら完成です。
※ホウ砂は薬の一種です。絶対に口に入れたり、目をこすったりしないでください。遊び終わったら必ず手を洗い、スライムは密閉容器に入れて保管しましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・ホウ砂の液を入れる量を変えると、スライムの「かたさ」や「伸びかた」はどう変わるかな?
・割りばしで混ぜる速さを変えると、固まりかたに違いが出るかな?
・暗いところで光る粉やラメを入れたら、どんな見た目になるかな?
小学2年生におすすめの自由研究【観察・調べもの編】
2年生の観察や調べ学習は、1年生のときよりも「比べる」「詳しく記録する」ことを意識してみましょう。図鑑やインターネットを使って、自分の目で見たものと調べたことをつなげると、より深い研究になります。
⑯身近な昆虫を捕まえて観察しよう
身の回りにはどんな昆虫がいるでしょうか。カブトムシやセミ、アリやバッタなどを探してみましょう。
《用意するもの》
・昆虫
・飼育ケース、虫かごなど
・図鑑
・模造紙や画用紙
《進め方》
1.身近にいる昆虫を捕まえます。
2.飼育ケースに入れて観察し、スケッチします。
3.エサをあげて食べ方を観察したり、動き方をよく見たりしてみましょう。
4.昆虫の名前がわからなければ図鑑やインターネットで調べます。
5.スケッチした絵と観察したことを模造紙や画用紙にまとめましょう。
※昆虫はやさしく扱いましょう。飼育しない場合は観察が終わったら逃がしてあげましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・昆虫の足は何本あって、どこから生えているかな?よく見てスケッチしてみよう。
・昆虫の種類によって、好きな食べ物や動く時間はどう違うかな?
・同じアリでも、大きさや色が違う種類が何種類見つかるかな?
⑰もやしを育てて絵日記をつけよう
もやしは種をまいてから1週間から10日で収穫できます。
《用意するもの》
・もやしの種
・水
・広口のびん
・ガーゼ
・輪ゴム
・レポート用紙など
《進め方》
1.広口のびんに、もやしの種をびんの底に縦2列に並ぶくらいの量入れます。
2.種の3〜4倍の体積の水を入れます。
3.びんの口をガーゼで覆(おお)って輪ゴムでしっかりとめます。
4.アルミホイルで覆うか段ボール箱に入れて光が入らないようにして、一晩置きます。
5.前の日に入れた水は捨て、ガーゼをつけたまま新しい水を入れて、種をゆすって洗います。水が濁らなくなるまで洗ったら水を切って、アルミホイルで覆うか段ボール箱に入れます。これを1日3回繰り返します。
6.種の様子の変化を観察して絵日記にしてみましょう。
※水が腐らないように、毎日洗いましょう。また、もやしを育てるときは暗い場所(段ボールの中など)に置くのを忘れないようにしてください。
《小学2年生の研究ポイント》
・芽が出てから1日ごとに、何センチメートルずつ伸びているかな?定規で測ってみよう。
・段ボールに入れず、光に当てて育てたもやしとは、色や形にどんな違いが出るかな?
・収穫したもやしは、どんな料理にして食べたらおいしかったかな?
⑱遊園地について調べてみよう
近くにある遊園地や、お出かけ先の遊園地について調べてみましょう。
《用意するもの》
・カメラ
・模造紙や画用紙
・色鉛筆
・メモ帳
《進め方》
1.遊園地にどのような乗り物があるのか調べます。写真に撮ったり絵に描いたりしましょう。
2.遊園地の特徴について調べます。いつできたのか、お客さんがどのくらい来るのかなど、インターネットを使って調べたり、可能であれば遊園地の人に聞いたりしてみましょう。
3.調べたことを模造紙や画用紙にまとめましょう。
※遊園地で調べ物をするときは、他のお客さんの邪魔にならないように気をつけましょう。迷子にならないよう、おうちの人と一緒に行動してくださいね。
《小学2年生の研究ポイント》
・一番人気の乗り物はどれかな?なぜ人気なのか、乗っている人に聞いてみよう。
・乗り物のほかに、どんなお仕事をしているスタッフがいるかな?
・遊園地の中で見つけた「面白い工夫」を写真や絵で記録してみよう。
⑲いろんな野菜や果物について浮くか沈むかを調べよう
野菜や果物が浮くか沈むか、予想をたててから調べてみましょう。
《用意するもの》
・調べたい野菜や果物(にんじん、ピーマン、トマト、れんこん、きゅうり、りんご、キウイなど)
・水
・大きめの水槽(なければ家庭用プールや浴槽でも)
《進め方》
1.水槽に水を入れます。
2.野菜や果物が浮くか沈むか予想してから、水の中に入れてみましょう。
3.浮くのはなぜか、沈むのはなぜか考えてみましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・浮いた野菜と沈んだ野菜、それぞれ「地面の下で育つもの」か「地上で育つもの」か調べてみよう。
・皮をむいたときと、むかないときで結果は変わるかな?
・同じトマトでも、大きいものと小さいもので違いがあるかな?
⑳葉っぱの標本をつくろう
いろんな形の葉っぱを集めて押し葉にしましょう。
《用意するもの》
・古新聞
・板
・10キログラムくらいの重し(本などでもよい)
・木工用ボンド
・画用紙
《進め方》
1.いろんな形の葉っぱを集めます。
2.葉っぱを新聞のあいだにはさみ、板をのせて重しを置きます。新聞は毎日換えます。
3.4~5日たって葉っぱの水分がなくなり全体が平らになれば出来上がりです。
4.木工用ボンドで画用紙に貼りつけて、名前や採取した場所を書きます。
※葉っぱを採るときは、植物を傷めすぎないようにしましょう。公園などのルールを守り、採ってはいけない場所ではないか確認してください。
《小学2年生の研究ポイント》
・葉っぱの形(丸い、ギザギザ、細長い)によって、どんな違いがあるかな?
・葉っぱの裏側にある「すじ(葉脈)」をよく見て、絵に描いてみよう。
・同じ木でも、新しい葉っぱと古い葉っぱで色や厚さは違うかな?
㉑メダカの体の色の変化を調べよう
黒メダカの入れ物の色を変えると体の色はどうなるでしょうか。
《用意するもの》
・黒メダカ数匹
・水
・透明のプラスチックのコップ2個
・白画用紙
・黒画用紙
・テープ
・はさみ
・カメラ
《進め方》
1.プラスチックのコップの一つに白画用紙、もう一つに黒画用紙を巻きつけてテープでとめます。底にもそれぞれの色の画用紙を敷きます。
2.両方のコップに、水と黒メダカを入れます。
3.そのまま5~10分置きます。
4.画用紙を外して、黒メダカを観察してみましょう。体の色はどうなったでしょうか。
☆黒メダカの体の色の変化を写真に撮っておきましょう。
※メダカは環境の変化に敏感です。やさしく扱いましょう。
《小学2年生の研究ポイント》
・白い紙と黒い紙、どちらにいたメダカが明るい色になったかな?
・なぜ周りの色に合わせて体を変えるのかな?敵から身を守ることと関係があるか調べてみよう。
・色が変わるまでに、何分くらい時間がかかったかな?
㉒動物園で動物を観察しよう
動物が好きな子どもにおすすめのテーマです。
《用意するもの》
・ノート
・筆記用具
・カメラ
・図鑑
《進め方》
1.動物園へ行く前に、図鑑やインターネットなどで下調べしましょう。テーマを決めておくと、実際に動物園へ行ったときに深く観察できます。
2.動物園に行って、実際に体の特徴や動きなどを観察します。動物をスケッチしたり、写真を撮ったりしましょう。
※動物を驚かせないように、フラッシュ撮影や大きな声は控えましょう。柵(さく)の中へ手を入れるのは絶対にやめてください。
《小学2年生の研究ポイント》
・動物の「足の形」や「耳の形」は、どんな食べ物を食べたり、どんな場所に住んだりするのに向いているかな?
・暑いとき、動物たちはどんな格好をして過ごしているかな?
・自分の好きな動物が、1日のうちにどんな動きをしているか時間を追ってメモしてみよう。
小学2年生の自由研究でよくある失敗
2年生になると「自分でやりたい!」という気持ちが強くなりますが、その分、うっかり失敗してしまうこともあります。始める前に、気をつけるポイントを確認しておきましょう。
夏休みが終わるまでに間に合わなくなる
数日かかる「観察」や「栽培」を最後に始めて、休み中に終わらないパターンです。時間がかかるテーマなら、カレンダーを見ながら「いつまでに何をするか」をおうちの人と相談し、早めにスタートしましょう。
難しすぎて途中で嫌になってしまう
数日かかる「観察」や「栽培」を最後に始めて、休み中に終わらないパターンです。時間がかかるテーマなら、カレンダーを見ながら「いつまでに何をするか」をおうちの人と相談し、早めにスタートしましょう。
「まとめ」のことを忘れて完成させてしまう
工作や実験が楽しくて、完成だけで満足してしまう失敗です。いざまとめるときに「写真やメモがない!」と焦らないよう、実験の途中でも変化を写真に撮ったり気づきをメモしたりしておきましょう。
小学2年生の自由研究はどうやってまとめる?
難しい言葉は使わなくても大丈夫です。「何を予想して、実際はどうだったか」を順番に整理すれば、2年生らしい立派なレポートになります。
《自由研究のまとめ方》
①研究のテーマ:「10円玉をピカピカにする実験」など、内容がひと目でわかるタイトルにします。
②この研究を選んだ理由:「お酢でたまごの殻が溶けると聞いて、びっくりしたから」「公園で不思議な葉っぱを見つけたから」など、どうしてやりたいと思ったかを書きます。
③準備したもの:使った道具や材料を書き出します。写真があると分かりやすくなります。
④自分の予想:実験前に「こうなるはず!」と考えたことを書くのが大切なポイントです。
⑤やり方と、観察したこと:どんな手順で進めたか、途中で気づいた変化(音やにおいなど)をメモします。
⑥わかったこと:予想と比べて、実際の結果はどうなったかをまとめます。
⑦思ったこと:「次はもっと違う材料で試してみたい」「ここが一番おもしろかった」など、自分の気持ちを書きましょう。
自由研究で何を書けばよいか迷ったときは、レポート作りに使える自由研究まとめ用テンプレートを活用してみましょう。テーマや選んだ理由、予想、わかったこと、感想を順番に整理できるため、実験や観察の結果をまとめやすくなります。
《自由研究のまとめ用フォーマットをダウンロード》
自由研究で何を書けばよいか迷ったときは、まとめ用フォーマットを使ってみましょう。テーマを選んだきっかけや用意したもの、方法、結果・わかったこと、感想を順番に整理できます。
学校向けフォーマットと、ワンダースクールのコンテスト投稿用フォーマットは以下からダウンロードできます。
小学2年生の自由研究についてよくある質問
Q. 小学2年生の自由研究は、1年生のときよりも、すごい自由研究にしたいです。
A. 小学2年生の自由研究は、「比べる」ことを意識するとぐっと良くなります。たとえば10円玉みがきなら、「どの調味料が一番ピカピカになるか比べる」といったテーマにしてみましょう。1年生のときよりも少しだけ「なぜかな?」と考えるところを増やすのがコツです。
Q. 小学2年生の自由研究は、1日だけで終わらせることはできますか?
A. はい、できます。その日のうちに結果が出る実験や、形が完成する工作を選べば大丈夫です。たとえば「過冷却(かれいきゃく)のジュースをつくる実験」や「ビー玉迷路」なら、実験や製作をしたその日のうちに、まとめまで終わらせることも可能です。
Q. 小学2年生の自由研究をまとめるとき、どんなことに気をつければいいですか?
A. 小学2年生の自由研究のまとめでは、定規を使って長さを測ったり、時間を計ったりして、数字を記録してみましょう。「昨日よりも大きくなった」ではなく「昨日より3センチメートル伸びた」と書くだけで、説得力のある立派な研究になります。
Q. 小学2年生の自由研究で難しい作業は、おうちの人に頼ってもいいのでしょうか?
A. もちろんです。小学2年生になると自分でできることが増えますが、カッターを使う、火や熱いものを使う、といった危ない作業は必ず大人に手伝ってもらいましょう。反対に、自分が見たことや「こうなると思った」という予想は、自分の言葉で伝えるようにしましょう。
Q. 小学2年生の自由研究に使う道具は、学校にあるもの以外でもいいですか?
A. おうちにあるキッチン用品や、100円ショップにあるもので十分です。小学2年生なら、計量カップやキッチンスケール(重さをはかる機械)などを上手に使って、プロの研究者になった気分で本格的に取り組んでみるのも面白いですよ。
小学2年生の自由研究は「一歩ふみこんだ」テーマ選びを楽しもう
小学2年生の自由研究は、ただつくるだけでなく「なぜかな?」「こうしたらどうなるかな?」と一歩ふみこんで考えることが大切です。1年生のときよりもできることが増えた分、自分の力でやり遂げたときの達成感も大きくなります。
「予想と違っておもしろかった!」「数字ではかったら発見があった!」という驚きを、ぜひ大切にまとめてみてください。自分で完成させた自由研究は、夏休みの素敵な思い出になります。次はどんな「不思議」を見つけたいか、ぜひおうちの人ともお話ししてみてくださいね。










































