背泳ぎのコツは?基本から早く泳ぐための練習法まで【小学生向け】

スポーツ

ワンダー 3

公開日2025.05.12

背泳ぎは顔を水につけずに泳げるので、少し安心感があると思いませんか?上手に泳ぐためには、正しい姿勢や手足の使い方がとても大切です。最初はうまくいかないかもしれませんが、基本をしっかり覚えて、少しずつ練習を続ければ、きっとスムーズに泳げるようになります。

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背泳ぎが上手になるための3つのポイント

背泳ぎを上達させるためには、基本の姿勢をしっかり理解することが大切です。正しい姿勢ができていないと、水の抵抗が増えてスムーズに泳げません。ここでは、効率よく泳ぐために意識すべき3つのポイントを紹介します。

【基本1】体の姿勢をまっすぐに保とう

背泳ぎを上手に泳ぐためには、体をまっすぐに保ちましょう。頭から足まで一直線にすることで、水の抵抗が減り、スムーズに進みます。そして、手と足もまっすぐに伸ばして、リラックスした状態で泳ぐことを意識しましょう。体をまっすぐにすることで、力をムダに使わず、楽に泳げるようになります。

【基本2】キックを強く!バタバタはしすぎない

上手に泳ぐためにはキックも大切です。しかし、足をバタバタ動かすだけでは進みません。また、力を入れすぎると体が揺れて、進みにくくなってしまいます。キックは足首をリラックスさせ、膝を軽く曲げてしなやかに動かすことが大事です。膝を曲げすぎると水の抵抗が増えてしまうので、膝は少しだけ曲げて、リズムよくキックをしましょう。キックのリズムを一定に保つと、体のバランスも安定し、泳ぎやすくなりますよ。

【基本3】腕の動かし方を覚えよう

背泳ぎでは、腕をしっかり動かすことも忘れてはいけません。腕をうまく使わないと、進む力が弱くなり、バランスも崩れてしまいます。片方の腕をまっすぐ上に伸ばし、肩の力を抜いて後ろに回しましょう。水をしっかりとらえるように、肘を少し曲げて動かすと効率よく進むことができます。腕を回すときは小指から水に入れて親指から抜くように意識し、リズムよく動かすことがポイントです。

小学生がつまずきやすい「背泳ぎの悩み」と解決方法

背泳ぎをマスターするには、どんなことがつまずきやすいのかを知り、その対策方法を試してみるのがおすすめです。ここでは、小学生がよく直面する3つの悩みとその解決方法を紹介します。

「沈んじゃう…」→魔法の言葉は「おへそを上に!」

背泳ぎをしていると、「体が沈んでしまう」と感じることがあります。特にお尻や脚が沈むと、バランスが崩れて進みにくくなります。そんなときは「おへそを上に向ける」と意識してみましょう。おへそを上げるだけで、体が自然と浮きやすくなります。おへそを意識すると、体の中心が安定し、正しい姿勢を保ちやすくなりますよ。力を入れすぎず、リラックスして水に身を任せることも大切です。水面にしっかり浮く感覚をつかむことで、スムーズに泳げるようになります。

「まっすぐ泳げない!」→目をつぶらない!天井のラインを見よう

背泳ぎでは、まっすぐ進んでいるつもりでも、気づくと左右に曲がってしまうことがあります。これは、泳いでいるときに目をつぶってしまうために起こることが多いです。そのため、目を開けて、プールの天井のラインや模様を見ながら泳ぐと、進む方向が確認しやすくなります。そして、肩に力を入れすぎず、リラックスして泳ぐことも大切です。力を抜いて落ち着いて泳ぐと、体が安定し、まっすぐ進みやすくなりますよ。天井のラインを目印にして、バランスを保ちながら進みましょう。

「水が顔にかかって苦しい…」→顔を出しすぎない!あごを引くのがコツ

背泳ぎをしていると、水が顔にかかって苦しく感じることがあります。これは、頭の位置が高すぎることが原因です。顔を上げすぎると、お尻や脚が沈んでしまい、水が顔にかかりやすくなります。これを解決するには、あごを軽く引いて顔を水面に近い位置に保つことです。これにより、体全体のバランスが整い、顔に水がかかりにくくなります。無理に顔を出さず、楽に泳げるようにしましょう。

もっと速く泳ぎたい!小学生向け「スピードアップ練習法」

背泳ぎができるようになったら、もっと速く泳ぎたくなりますよね。速く泳ぐためには、力任せではなく、正しいフォームと効率的な動きが大切です。ここでは、スピードアップのための練習法を紹介します。ぜひ試して、さらに速く泳げるようになりましょう。

ビート板を使ったバタ足練習

速く泳ぐためには強いキックが必要です。そのために効果的なのがビート板を使ったバタ足練習です。ビート板を両手で持ちながら顔を上げ、バタ足を続けてみましょう。足を大きく動かしすぎると水の抵抗が増えてしまうので、コンパクトにリズムよく蹴ることを意識します。足首をリラックスさせて、しなやかに水を押すようにすると効率よくキックができるでしょう。また、キックの強さだけでなく、リズムやフォームを意識して練習することで、スピードアップにつながりますよ。

片手ずつ回す「片手背泳ぎドリル」

背泳ぎのスピードを上げるためには、腕の動きをスムーズにしましょう。おすすめの練習法は「片手背泳ぎドリル」です。この練習では片方の手を体の横に伸ばしたままで、もう片方の手だけを使って泳ぎます。片手ずつ動かすことで、腕の使い方を細かく確認でき、正しいストロークの感覚が身につきやすくなります。最初は右手だけで泳ぎ、その後左手に切り替えて同じように泳いでみましょう。この練習を繰り返すことで、腕の動きがスムーズになり、背泳ぎのスピードが速くなるでしょう。

意識するのは「ストロークのタイミング」

速く泳ぐためには、腕の動きのタイミングも重要なポイントです。背泳ぎでは、片方の腕が水を押し出すと同時に、もう片方の腕が前に戻るように動きます。このタイミングを合わせることで、進む力を無駄なく使えます。練習ではゆっくりとストロークのタイミングを確認しながら泳ぐと良いでしょう。腕の入水や水を押す感覚を意識し、スムーズな流れを作ることを心がけましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、何度も練習することで自然にタイミングが合ってきますよ。

背泳ぎを練習するときの注意点

背泳ぎを練習するときには、安全面に気をつけることが大切です。前が見えないため、壁にぶつかることがないように、コースの終わりが近づいたら腕を伸ばして壁にタッチしましょう。また、周囲に気を配り、他の人との間隔を保ちながら泳ぐ気配りも必要です。また、フォームが崩れるとムダな力を使って疲れやすくなるので、定期的にフォームをチェックし、正しい姿勢を意識することを忘れずに。安全に練習しながら、スキルアップを目指しましょう。

背泳ぎのコツを覚えてスムーズに泳ごう

この記事では、背泳ぎの基本姿勢や速く泳ぐための練習法、小学生がつまずきやすいポイントとその解決策を紹介しました。正しい姿勢を意識し、キックやストロークを練習することで、背泳ぎは確実に上達します。大切なのは焦らずに練習を続けること。紹介した練習法を取り入れて、自分のペースで練習を進めていきましょう。練習を重ねることで、泳ぎが安定し、自信を持って背泳ぎができるようになりますよ。楽しみながら、背泳ぎが上達するように応援しています。


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