【すぐ出来る】小学2年生におすすめの自由研究テーマ22選!楽しくできるテーマを選ぼう

公開日: 2022/09/29

小学生の夏休みの宿題として出されることが多い自由研究。テーマ選びに頭を悩ませているお子さんや保護者の方も多いでしょう。そこでこの記事では、小学校低学年から楽しく取り組める22のテーマをご紹介します。ぜひテーマ選びの参考にしてください。

目次
小学2年生におすすめの自由研究【理科・科学の実験編】
小学2年生におすすめの自由研究【工作編】
小学2年生におすすめの自由研究【観察・調べもの編】
夏休みの自由研究の目的は?
自由研究のテーマを決めるコツ
自由研究のまとめ方のポイント
子どもが主役の楽しい研究を

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小学2年生におすすめの自由研究【理科・科学の実験編】

実験系の授業が好きな子どもにおすすめのテーマです。

①ろ過装置をつくってみよう

ペットボトルでろ過装置をつくり、泥水をきれいにしてみましょう。 《用意するもの 》· 同じ形の500ミリリットルのペットボトル2本 · 輪ゴム · ガーゼ · 脱脂綿 · 小石 · 砂· 活性炭 (ホームセンターで入手できます)· 泥水 · カッター · ビニールテープ 《実験の手順 》1. ペットボトルの1本は底を、もう1本は上の部分を10センチメートル程度切ります。 2. 切り口はとがっているので、ビニールテープを貼っておきましょう。 3. 底を切ったペットボトルの注ぎ口にガーゼをかぶせて輪ゴムでとめます。 4. 下から順に、脱脂綿、小石、脱脂綿、活性炭、脱脂綿、砂の順番に詰めます。(小石、活性炭は3センチメートルくらい、砂は10センチメートルくらいの高さ )5. 上部を切ったペットボトルに重ねて泥水を注ぎ、出てくる水を観察してみましょう。

②ペットボトルで雲をつくろう

空に浮かぶ雲を、ペットボトルの中でつくってみましょう。《用意するもの》· 炭酸用のペットボトル(表面にでこぼこがないもの)· 消毒用のアルコール· 消臭スプレー(靴用などペットボトルに吹き入れられるサイズのもの)《実験の手順》1. ペットボトルに消毒用のアルコールを少量(5ミリリットルくらい)入れます。2. ペットボトルの中に消臭スプレーをひと吹きしてふたをしっかり閉めます。3. ペットボトルを手で包み、回しながら体温で温めてくもりを取ります。4. ペットボトルを強く押し、ぱっと緩める動作を何度か繰り返して、中の様子を観察しましょう。

③10円玉をピカピカにしてみよう

身近にあるものを使ってくすんだ10円玉をピカピカにできます。何を使えばピカピカになるか、調味料などいろんなものを試してみましょう。《用意するもの 》· くすんだ10円玉(実験に使う枚数)· 綿棒(10円玉の数と同じ本数)· ティッシュペーパー· 水· 台所用洗剤· 調味料(しょうゆ、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、酢、レモン果汁、タバスコ、ラー油など)· 調味料を入れる小皿《実験の手順》1. ティッシュに台所用洗剤と水を含ませて10円玉をこすります。洗剤できれいになるでしょうか。2. 10円玉1枚につき1種類、綿棒で調味料をたらします。綿棒は調味料ごとに取り換えます。3. 15分ほど置いてから調味料をふき取ります。10円玉がピカピカになったのはどの調味料でしょうか。

④注ぐと凍る不思議なジュースをつくろう

水は0度で凍りますが、ゆっくり冷やしていくと0度より下がっても凍らない「過冷却」という状態になります。過冷却の水に衝撃を与えたり氷のかけらを入れたりすると、それがきっかけとなって一瞬で氷になります。《用意するもの》· 500ミリリットル(または300ミリリットルくらい)のペットボトル· 清涼飲料水· コップ《実験の手順》1. ペットボトルに清涼飲料水を3/4くらいまで入れます。2. 冷凍庫で5時間くらい冷やします。コップも一緒に入れておきましょう。(冷やす時間は目安です。庫内の温度は―5度くらいが最適です。)3. ペットボトルを静かに取り出し、冷やしたコップに一気に注ぐと氷ができます。※ペットボトルを冷やしているあいだは、冷凍庫を揺らしたりしないように気をつけましょう。※ペットボトルをタオルで巻いたり保冷バッグに入れたりして冷やすとよりゆっくり冷えるので、成功率が上がります。

⑤スケルトンたまごをつくろう

お酢でたまごの殻を溶かしてスケルトンたまごをつくってみましょう。《用意するもの》· たまご· お酢· 容器《実験の手順》1. たまごを容器に入れてお酢につけます。2. しばらく置いて様子を観察します。溶け方が遅い場合はかき混ぜたり新しいお酢に取り換えたりしてください。3. 2~3日で殻が溶けてスケルトンたまごができます。殻が残っている場合はやさしく洗って落としてください。☆なぜ殻が溶けたのか考えてみましょう。☆お酢につけていないたまごと大きさを比べてみましょう。

⑥塩の結晶をつくろう

食塩水から塩の結晶を取り出しましょう。《用意するもの》· 食塩40グラム· 水100ミリリットル· コップ· 平たい容器(底が平らなもの)《実験の手順》1. コップに水100ミリリットルと食塩40グラムを入れてよくかき混ぜます。2. 溶け残りが底に沈むので、上澄みを取って平らな容器に入れます。(高さ1ミリメートルくらい)3. 日の当たる場所に置いて水を蒸発させ、塩の結晶を取り出します。

⑦涼しく過ごせる色を探そう

暑い夏を少しでも涼しく過ごせる服の色を調べてみましょう。《用意するもの》· 調べたい色の布(同じ種類の布地で黒、白、赤、黄など)· 同じ大きさの保冷剤(調べたい色の数)· はさみ· 料理用の温度計· ホッチキス· 保冷剤を並べる台《実験の手順》1. 保冷材の袋に温度計をさすための切り込みをはさみで入れます。2. 保冷材に布を巻きつけてホッチキスでとめます。3. それぞれの布で巻いた保冷材の温度を測ります。4. 台に並べて日の当たるところに置き、10分おきに温度を測って記録します。天候の様子なども記録しておきましょう。

小学2年生におすすめの自由研究【工作編】

アイデアと工夫で楽しい作品をつくりましょう。

⑧アイスキャンディーソープをつくろう

アイスキャンディーのような石けんを手つくりしましょう。《用意するもの》· グリセリンソープ · 着色料(石けん用色材がおすすめ。食用色素でも可) · 香料(石けん用のフレグランスオイルや天然アロマオイル) · アイスキャンディーの型· 好きなシリコン型 · カッター · アイスキャンディーの棒 · 耐熱容器 《つくり方》 1. まずトッピング用の石けんをつくります。グリセリンソープを溶けやすいようにカッターで細かく切って耐熱容器に入れ、電子レンジで溶かします。(500~600ワットで15秒から20秒)※グリセリンテープをカッターで切る際は充分に注意しましょう。2. 着色料を入れて混ぜ、シリコン型に流して常温で置いて固めます。固まったら型から外します。3. つぎにアイスキャンディーソープ本体をつくります。アイスキャンディー型に棒を輪ゴムで固定しておきます。4. トッピング用と同じようにグリセリンソープを溶かします。5. 香料を入れて混ぜます。6. あら熱が取れたら、アイスキャンディー型にトッピング用の石けんと交互に流し入れます。7. 常温で1~2時間置いて、固まれば型から外して完成です。☆アイデアしだいでいろんなアイスキャンディーソープが作れますよ。

⑨ビー玉迷路をつくろう

空き箱や段ボールを使って、ビー玉を転がす迷路をつくりましょう。《用意するもの》· 空き箱(なければ段ボール箱の底の部分)· 段ボール· ビー玉· カッター· ボンド· 定規· 鉛筆· ペットボトルのふた· テープ《つくり方》1. 箱の底に鉛筆と定規で線を引いてマス目を書きます。2. マス目を利用して迷路をつくります。スタートとゴールの場所を決めていらない線を消します。3. カッターで穴をあけて落とし穴をつくります。4. 落とし穴から落ちたビー玉を受けるペットボトルのふたを、箱の裏にテープでとめます。5. 段ボールで迷路の壁をつくり、鉛筆で書いた線にボンドで貼りつけて完成です。

⑩野菜で絵の具をつくってみよう

野菜の汁をしぼってつくった絵の具で絵を描いてみましょう。《用意するもの》· 色の出そうな野菜(にんじん、紫キャベツ、パプリカなど)· すりこぎとすりばち· 包丁· ガーゼ· 絵の具を入れる容器· 画用紙《つくり方》1. 野菜を細かく切って、すりばちですりつぶします。2. すりつぶした野菜をガーゼに包んでしぼります。3. しぼった野菜の汁で自由に絵を描いてみましょう。※野菜の絵の具は色があせやすいので、描いた絵は写真に撮っておきましょう。

⑪割りばしでマジックハンドをつくろう

割りばしを輪ゴムで組み合わせれば、簡単にマジックハンドが作れます。《用意するもの》· 割りばし8本· 輪ゴム4個· ペットボトルのふた2個· 両面テープ《つくり方》1. 割りばし4本を交互になるように「+」の形に重ねて、真ん中を輪ゴムでとめます。これを2組つくります。2. 1.でつくった二つのパーツを組み合わせます。端の2か所を4本の割りばしが交互になるように重ねて輪ゴムでとめます。3. 割りばしの先端(輪ゴムでとめていない側)に、ペットボトルのふたを向かい合うようにして両面テープで貼りつけて完成です。☆ペットボトルのふたのついていないほうを持って割りばしをせばめると、マジックハンドが伸びて物をつかめます。☆割りばしのパーツを増やすと、長いマジックハンドがつくれます。

⑫ピカピカのどろ団子をつくろう

身近にある土からピカピカのどろ団子をつくることができます。《用意するもの》· 芯になる土(粘り気があるもの)· まわりにかける細かい砂(さらさらのもの)· 水· 表面がつるつるの下敷き《つくり方》1. 土と砂はそれぞれふるいにかけて、小石などを取り除きます。2. 土に水を加えてどろどろにし、手でにぎって団子の形をつくります。3. 手の中で転がして、きれいな丸い形にします。4. 細かい砂を少しずつまんべんなく振りかけて、手でこすります。これを繰り返してよりきれいな形に整えます。5. さらに細かい砂をふりかけて手でなでるようにこすります。これを繰り返してつるつるにします。6. 最後に下敷きの上で転がしてピカピカにします。☆乾かしたどろ団子には油性ペンや絵の具で色を塗ることができます。自分だけのどろ団子をつくってみましょう。色をつけて乾かしたあとに下敷きで転がすと光沢が増します。

⑬たまごの殻を使って絵を描こう

たまごの殻に色をつけてモザイクアートをつくります。《用意するもの》· たまごの殻· 画用紙やベニヤ板· 絵の具· 木工用ボンド· ピンセット· 筆《つくり方》1. たまごの殻は裏についている薄皮を取り除いてきれいに洗い、乾かします。2. 画用紙やベニヤ板に下絵を描きます。絵に使う色を決めておきましょう。3. 絵に使う色の絵の具をたまごの殻に塗って乾かします。4. 乾いたらたまごの殻を適当な大きさに割ります。5. 下絵に木工用ボンドをつけて、たまごの殻を軽くおさえて貼りつけていきます。細かいところはピンセットを使いましょう。※背景は絵の具で直接塗ったり、色画用紙を使ったりしてもよいでしょう。

⑭牛乳パックで家型の貯金箱をつくろう

牛乳パックで取り出し口つきの家型貯金箱をつくってみましょう。 《用意するもの》· 1,000ミリリットルの牛乳パック · カッター · ホッチキス · 定規· 木工用ボンド · フェルト、ビーズ、モールなど飾りに使う材料 《つくり方》 1. 牛乳パックの上から13.5センチメートルのところに線を引き、カッターで切り離します。 2. 角の部分に切り離したところから3.5センチメートル切り込みを入れて内側に折り、ボンドで貼りつけて底をつくります。3. 切り離した部分が引き出しになるように、本体の側面を切り抜きます。4. フェルトやビーズをボンドで貼りつけ、飾ります。

⑮スライムをつくろう

洗濯のりを使ってスライムをつくりましょう。《用意するもの》· PVA入りの洗濯のり50ミリリットル· ホウ砂10グラム· 透明なカップ2個· 割りばし(混ぜる用)· 40度くらいのお湯100ミリリットル(ホウ砂用)· 40度くらいのお湯50ミリリットル(洗濯のり用)· 食用色素《つくり方》1. カップ1個に、お湯100ミリリットルとホウ砂10グラムを入れて混ぜ、食用色素も入れてよく混ぜます。2. もう一つのカップにお湯50ミリリットルと洗濯のり50ミリリットルを入れて混ぜます。3. 洗濯のりのカップにホウ砂の上澄み液を少しずつ入れて混ぜ、ねばねばになったら完成です。

小学2年生におすすめの自由研究【観察・調べもの編】

図鑑が好きな子どもにおすすめのテーマです。

⑯身近な昆虫を捕まえて観察しよう

身の回りにはどんな昆虫がいるでしょうか。カブトムシやセミ、アリやバッタなどを探してみましょう。《用意するもの》· 昆虫· 飼育ケース、虫かごなど· 図鑑· 模造紙や画用紙《進め方》1. 身近にいる昆虫を捕まえます。2. 飼育ケースに入れて観察し、スケッチします。3. エサをあげて食べ方を観察したり、動き方をよく見たりしてみましょう。4. 昆虫の名前がわからなければ図鑑やインターネットで調べます。5. スケッチした絵と観察したことを模造紙や画用紙にまとめましょう。※昆虫はやさしく扱いましょう。飼育しない場合は観察が終わったら逃がしてあげましょう。

⑰もやしを育てて絵日記をつけよう

もやしは種をまいてから1週間から10日で収穫できます。《用意するもの》· もやしの種· 水· 広口のびん· ガーゼ· 輪ゴム· レポート用紙など《進め方》1. 広口のびんに、もやしの種をびんの底縦2列に並ぶくらいの量入れます。2. 種の3〜4倍の体積の水を入れます。3. びんの口をガーゼで覆って輪ゴムでしっかりとめます。4. アルミホイルで覆うか段ボール箱に入れて光が入らないようにして、一晩置きます。5. 前の日に入れた水は捨て、ガーゼをつけたまま新しい水を入れて、種をゆすって洗います。水が濁らなくなるまで洗ったら水を切って、アルミホイルで覆うか段ボール箱に入れます。これを1日3回繰り返します。6. 種の様子の変化を観察して絵日記にしてみましょう。

⑱遊園地について調べてみよう

近くにある遊園地や、お出かけ先の遊園地について調べてみましょう。《用意するもの》· カメラ· 模造紙や画用紙· 色鉛筆· メモ帳《進め方》1. 遊園地にどのような乗り物があるのか調べます。写真に撮ったり絵に描いたりしましょう。2. 遊園地の特徴について調べます。いつできたのか、お客さんがどのくらい来るのかなど、インターネットを使って調べたり、可能であれば遊園地の人に聞いたりしてみましょう。3. 調べたことを模造紙や画用紙にまとめましょう。

⑲いろんな野菜や果物について浮くか沈むかを調べよう

野菜や果物が浮くか沈むか、予想をたててから調べてみましょう。《用意するもの》· 調べたい野菜や果物(にんじん、ピーマン、トマト、れんこん、きゅうり、りんご、キウイなど)· 水· 大きめの水槽(なければ家庭用プールや浴槽でも)《進め方》1. 水槽に水を入れます。2. 野菜や果物が浮くか沈むか予想してから、水の中に入れてみましょう。3. 浮くのはなぜか、沈むのはなぜか考えてみましょう。

⑳葉っぱの標本をつくろう

いろんな形の葉っぱを集めて押し葉にしましょう。《用意するもの》· 古新聞· 板· 10キログラムくらいの重し(本などでもよい)· 木工用ボンド· 画用紙《進め方》1. いろんな形の葉っぱを集めます。2. 葉っぱを新聞のあいだにはさみ、板をのせて重しを置きます。新聞は毎日換えます。3. 4~5日たって葉っぱの水分がなくなり全体が平らになれば出来上がりです。4. 木工用ボンドで画用紙に貼りつけて、名前や採取した場所を書きます。

㉑メダカの体の色の変化を調べよう

黒メダカの入れ物の色を変えると体の色はどうなるでしょうか。《用意するもの》· 黒メダカ数匹· 水· 透明のプラスチックのコップ2個· 白画用紙· 黒画用紙· テープ· はさみ· カメラ《進め方》1. プラスチックのコップの一つに白画用紙、もう一つに黒画用紙を巻きつけてテープでとめます。底にもそれぞれの色の画用紙を敷きます。2. 両方のコップに、水と黒メダカを入れます。3. そのまま5~10分置きます。4. 画用紙を外して、黒メダカを観察してみましょう。体の色はどうなったでしょうか。☆黒メダカの体の色の変化を写真に撮っておきましょう。なぜ変化するのか調べてまとめてみましょう。※メダカはやさしく扱いましょう。

㉒動物園で動物を観察しよう

動物が好きな子どもにおすすめのテーマです。《用意するもの》· ノート· 筆記用具· カメラ· 図鑑《進め方》1. 動物園へ行く前に、図鑑やインターネットなどで下調べしましょう。テーマを決めておくと、実際に動物園へ行ったときに深く観察できます。2. 動物園に行って、実際に体の特徴や動きなどを観察します。動物をスケッチしたり、写真を撮ったりましょう。

夏休みの自由研究の目的は?

子どもが好きなことや興味のあることに自分から取り組み、自主性や問題解決の能力を育て、研究の面白さを肌で感じてもらうのが自由研究の目的です。

自由研究のテーマを決めるコツ

子どもに研究の面白さを知ってもらうために、楽しめるテーマを選ぶことが大切です。子どもの好きなことや興味のあることから題材を探してみましょう。

自由研究のまとめ方のポイント

実験や観察では、そのテーマを選んだ理由、研究の目的、研究に使ったものや方法、研究の結果を書き、わかったことや考えたことをまとめましょう。工作の場合も、つくり方や材料、感想をまとめておくとよいでしょう。

子どもが主役の楽しい研究を

低学年の自由研究には、まだまだ保護者のサポートが必要です。しかしあくまで主役は子ども。大人の自由研究になってしまわないよう、子どものひらめきや正直な気持ちを尊重したサポートをしてあげましょう。

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