小学3年生の自由研究おすすめテーマ20選!まとめ方のポイントとよくある質問

理科実験

ワンダー 16

公開日2022.10.31

夏休みの宿題の定番、自由研究。小学3年生になると理科・社会が始まり、「もっとくわしく調べたい!」という気持ちが育ちます。
この記事では、3年生にぴったりな自由研究のテーマを21個、「理科の実験」「工作」「観察・調べもの」の3つに分けて紹介します。テーマの選び方やまとめ方のポイント、よくある質問も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

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小学3年生の自由研究はどう選ぶ?迷わない3つのポイント

小学3年生の自由研究は、「自分でできる+少し学べる」テーマ選びが成功のカギです。
テーマ選びに迷ったときは、次の3つのポイントで決めましょう。

「好きなこと・気になること」から選ぼう

虫・工作・料理・星など、自分が「やってみたい!」と思うことからテーマを探しましょう。3年生から理科・社会科が始まり、授業で気になったことをそのまま研究テーマにできます。「なぜだろう?」と思ったことをメモしておくと、テーマ選びがスムーズになります。教科書をパラパラめくるだけでも、ヒントがたくさん見つかります。

「自分でできそうな難しさ」にしよう

「1日で終わる実験・工作」か「毎日少しずつ続ける観察」か、夏休みの予定に合わせて選びましょう。難しすぎると途中でやめてしまいがちなので、「自分でできそう」と感じる内容に絞ることが大切です。3年生には「結果がはっきり出る実験」「作品として残る工作」「毎日記録できる観察」など、達成感(たっせいかん)を感じやすいテーマが向いています。「比べる・予想する・まとめる」という理科的な流れを取り入れると、内容がぐっと研究らしくなります。

「理科・社会の授業とつながる内容」を選ぼう

小学3年生から始まる理科では、「予想→実験→結果→考察(こうさつ)」という流れを学びます。自由研究でも同じ流れを意識すると、まとめがぐっと研究らしくなります。たとえば「どの折り方が一番強いか比べる」「くだもののどれがゼリーをとかすか予想してから実験する」といった工夫をするだけで、完成度が上がります。「比べる・予想する・まとめる」の3ステップを意識して取り組みましょう。

小学3年生におすすめの自由研究テーマ【理科・科学の実験編】

まず、身近な材料でできる実験テーマを7つ紹介します。3年生から始まる理科の授業(磁石・植物・光など)とつながるテーマが中心です。

①ペットボトルを使って雲をつくってみよう

雲をペットボトルの中でつくる実験です。

《用意するもの》
・500ミリリットルのペットボトル(弾力のある炭酸飲料用のもの)
・炭酸キーパー(100円ショップやホームセンターにあります)
・スプレータイプの容器に入ったアルコール消毒液

《実験の手順》
1.ペットボトルの中にアルコールをスプレーします。
2.ペットボトルに炭酸キーパーをつけ、ペットボトルが「ぱんぱん」になるまで空気を入れます。
3.ペットボトルを両手で持ち、中の空気を温めます。
4.炭酸キーパーのふたを開けると、ペットボトルの中に白い雲ができます。

※空気を入れすぎると破裂する危険があります。入れすぎに注意しましょう。また、アルコールを使うので、火の近くでは絶対にやらないでください。

《小学3年生の研究ポイント》
・なぜ雲ができるのか考えてみよう。
・雲ができたとき、ペットボトルは冷たくなっているか温かくなっているかも確認しよう。

②いろいろなものを磁石にくっつけてみよう

磁石にくっつくものとくっつかないものを調べてみましょう。

《用意するもの》
・磁石(じしゃく)

《実験の手順》
1.調べたいものが磁石にくっつくかどうか予想します。
2.実際に磁石を対象に近づけます。

※電子機器や磁気カードに磁石を近づけないようにしてください。また、屋外での実験は安全に十分注意してください。

《小学3年生の研究ポイント》
・磁石にくっつくものとくっつかないものとの間にはどんな違いがあるのか考えてみよう。
・素材(そざい)の違いに注目してみよう(金属かプラスチックかなど)。

③指紋(しもん)を調べてみよう

メイクに使うアイシャドウを使って、警察官のように指紋検出(しもんけんしゅつ)をしてみましょう。

《用意するもの》
・アイシャドウ(100円ショップにあります)
・はけ(100円ショップにあります)
・コップ
・ティッシュペーパー
・セロハンテープ
・黒い紙

《実験の手順》
1.コップを手でさわったあと、指紋のありそうなところにはけを使ってアイシャドウを多めに振りかけます。
2.ティッシュペーパーでコップを軽くたたくようにして余分な粉を払い落とすと、指紋の形が見えるようになります。
3.指紋のあるところにセロハンテープをくっつけて粉を写し取り、それを見やすいように黒い紙に貼ります。

《小学3年生の研究ポイント》
・家族みんなの指紋を取って比べてみよう。
・人によって指紋に違いはあるかな?
・特徴(とくちょう)の違いを絵に描いてみよう。

④声で模様(もよう)を描いてみよう

声の振動(しんどう)を使って食塩で模様を描いてみましょう。

《用意するもの》
・洗面器
・黒色のビニール袋(洗面器より大きいもの)
・食塩
・ビニールテープ
・はさみ

《実験の手順》
1.ビニール袋を切り取って洗面器に広げて張ります。このとき、しわができないように注意してください。先に仮止めしてから、ビニールテープで洗面器の周りを2回ほどまくと、しっかり張ることができます。
2.洗面器に張ったビニールの上に、食塩をむらができないように広げます。
3.ビニールに顔を近づけて、叫んでみましょう。食塩が動いて模様ができます。

※顔を近づけすぎると食塩が吹き飛んでしまうので注意してください。

《小学3年生の研究ポイント》
・高い声・低い声・大きな声・小さな声で試して、模様の違いを比べよう。
・できあがった模様をスケッチしよう。
・スケッチにタイトルをつけて、そのタイトルにした理由も書いてみよう。

⑤紙の折り方と紙の強さの関係を調べよう

紙をいろいろな形に折って、その上に重りになるものをのせてみましょう。折り方によって紙の強さが変化するか調べてみましょう。

《用意するもの》
・はがきなど同じ大きさ・種類の厚紙
・重りになるもの(同じ大きさの缶づめなど)

《実験の手順》
1.紙を三角柱や四角柱・W字型などいろいろな形に折ります。
2.折った紙の上に重りがいくつ乗るか、強さを比べてみましょう。

※重りが落ちてもいいように床の上で実験しましょう。

《小学3年生の研究ポイント》
・どの形が強かったか記録しよう。
・平らな紙と、ギザギザに折った紙では、どちらが1円玉をたくさんのせられるかな?

⑥野菜の汁で染め物をしよう

野菜の汁で布を染めるとどんな色になるでしょうか。

《用意するもの》
・野菜(なすや玉ねぎの皮など)
・ぬるま湯(1リットル)
・ミョウバン(5グラム)
・なべ
・ざる
・白い布(綿がおすすめです。新しいものは一度洗っておきましょう。)

《実験の手順》
1.野菜を20分くらいなべで煮て、汁を「ざる」でこします。
2.こした野菜の汁と布をなべに入れ、さらに20分煮たあと軽くしぼります。
3.ぬるま湯にミョウバンをとかし、しぼった布を1時間つけます。
4.布をぬるま湯から取り出し、日陰で干してできあがりです。

※色がうすいときは、2と3をくり返してください。また、なべや熱いお湯を使うため、やけどに注意してください。

《小学3年生の研究ポイント》
・「ミョウバン」の粉を溶かした水につけると、色は変わるかな?
・染める前と染めた後の色の違いを写真(しゃしん)にとろう。
・染めた布を何に使うか考えてみよう。

⑦ゼリーをとかしてみよう

ゼリーの上にいろいろなくだものをのせて、どのような変化が起きるか調べてみましょう。

《用意するもの》
・ゼラチン
・80度以上のお湯
・くだもの(パイナップル、すいか、ももなど)
・ゼリーをつくる透明(とうめい)な容器(用意したくだものの種類と同じ数)

《実験の手順》
1.まずゼリーをつくります。お湯にゼラチンを溶かし、透明な容器に分けて入れ、冷やして固めます。
2.いろいろなくだものを同じ大きさに切り、できたゼリーの上にのせます。
3.平らなところに置いて、ゼリーがどうなるか観察しましょう。

※熱湯を使うので、やけどに注意してください。

《小学3年生の研究ポイント》
・「のせてすぐ」「1時間後」「次の日の朝」など、時間を決めてゼリーの様子を観察(かんさつ)しよう。
・できあがったゼリーをスケッチしよう。
・「生のくだもの」と「缶詰のくだもの」で違いがあるか比べてみよう。

小学3年生におすすめの自由研究テーマ【工作編】

小学3年生の自由研究【工作】では、身近な材料でつくれる工作テーマを7つ紹介します。完成した作品が手元に残るため、「できた!」という達成感を得やすいのが工作のよいところです。

⑧紙ヒコーキをつくって飛ばし比べよう

折り方の違う紙ヒコーキを何種類かつくり、飛び方の違いを比べてみましょう。1日で取り組めるお手軽テーマです。

《用意するもの》
・A4のコピー用紙
・メジャー
・ストップウォッチ
・メモ用紙
・鉛筆

《進め方》
1.折り方の違う紙ヒコーキを3種類以上つくります(やりヒコーキ・よく飛ぶヒコーキ・ぐるぐる回るヒコーキなど)。
2.同じ場所・同じ力で飛ばして、飛距離(ひきょり)をメジャーで測ります。
3.空中にいる滞空時間(たいくうじかん)もストップウォッチで測ってみましょう。
4.それぞれ3回ずつ飛ばして、結果を表にまとめます。

《小学3年生の研究ポイント》
・羽(はね)の形を変えて、飛び方がどう変わるか比べてみよう。
・「遠く飛ぶヒコーキ」と「長く飛ぶヒコーキ」の違いは何か考えてみよう。
・「向かい風」と「追い風」で飛んだ距離に違いがあるかな?

⑨紙コップでカレンダーをつくろう

紙コップを使って、毎年使えるカレンダーをつくりましょう。

《用意するもの》
・紙コップ2個
・コピー用紙
・定規
・鉛筆
・消しゴム
・油性ペン
・カッター
・はさみ
・セロハンテープ

《つくり方》
1.コピー用紙をたて25ミリメートル、よこ175ミリメートルに切り、25ミリメートルずつ印をつけます。
2.印が外側になるように輪にしてセロハンテープでとめます。
3.紙コップを逆さにして置き、輪にしたコピー用紙をかぶせます。
4.曜日と日にちの位置に線を引きます(日にち用の紙コップはコピー用紙より下側に、曜日用の紙コップはコピー用紙より上側に)。
5.線を書いた場所に、曜日と日にちを書きます(曜日用の紙コップは月から日までの曜日を、日にち用の紙コップは1から31までの日にちを、たてに1、8、15…と並ぶように)。
6.曜日用の紙コップの、(曜日を書いた下の部分を)切り取り、日にち用の紙コップに重ねればできあがりです。

《小学3年生の研究ポイント》
・線や数字の書き方は、家にあるカレンダーをお手本にしよう。
・かざりをつけてオリジナルデザインのカレンダーにしよう。

⑩万華鏡(まんげきょう)をつくろう

オリジナル万華鏡をつくってみましょう。

《用意するもの》
・食品用ラップやトイレットペーパーの芯などの筒(つつ)
・ミラーシート(100円ショップにあります)
・厚紙
・黒い画用紙
・丸いクリアケース(100円ショップのアメニティケースなど)
・お好みのビーズやスパンコール、クリップなど
・透明のテープ
・折り紙やマスキングテープ(筒をかざる材料)

《つくり方》
1.ミラーシートを厚紙に貼ります。
2.ミラーの面を内側にして1を3つ折りにし、筒にぴったり入る大きさの三角柱をつくります。
3.クリアケースにビーズなどを入れてふたを閉め、筒の片方に透明のテープで貼り付けます。(クリアケースがない場合は、ラップを袋状にするなどしてください。)
4.黒い画用紙を筒の直径よりも大きめの円に切り、真ん中にのぞき穴を開けて、筒のもう片方に貼りつけます。
5.筒の側面を折り紙などで飾りつけて完成です。

《小学3年生の研究ポイント》
・中に入れるビーズの色や形を変えると、模様はどう変わるかな?
・「鏡の反射」の仕組みについて、図を描いて説明してみよう。

⑪手づくり石けんをつくろう

液体石けんを使って、自分だけのオリジナル石けんをつくってみましょう。

《用意するもの》
・2リットルのペットボトル
・水500ミリリットル
・塩180グラム
・液体石けん
・コップ
・こしあみ(またはコーヒーフィルターなど)
・ねんどなどの型ぬき

《つくり方》
1.ペットボトルに水と塩を入れ、よく振って溶かします。
2.液体石けんをコップに1/4ほど入れ、そこに食塩水をコップいっぱいになるまで加えます。
3.石けんのかたまりが浮かんでくるので、こしあみでこします。
4.こした石けんを好きなかたちの型抜きに入れ、乾いたら型から抜きます。

《小学3年生の研究ポイント》
・ できた石けんを使ってみて、泡立ちや汚れの落ち具合を自分の言葉で記録してみよう。
・ハーブや香り、色などを加えて、自分だけのオリジナルに仕上げてみよう。

⑫段ボールで迷路をつくろう

ビー玉を転がして遊べる迷路を段ボールでつくりましょう。

《用意するもの》
・段ボール箱
・鉛筆
・定規(じょうぎ)
・カッター
・はさみ
・木工用ボンド
・ビニールテープ
・ペットボトルのふた
・ビー玉

《つくり方》
1.段ボール箱の底を5センチメートルくらいの高さで切って、迷路の土台にします。
2.段ボール箱の底に鉛筆で3センチメートルから3.5センチメートル四方のマス目を書いていきます。
3.スタートとゴールの場所を決めて、マス目を利用して迷路を書きます。いらない線は消します。
4.好きな位置にカッターで丸く穴をあけて落とし穴をつくります。落とし穴には、段ボール箱の裏からペットボトルのふたをビニールテープで貼り付けます。
5.残っている段ボールで迷路の壁をつくります。まず5センチメートルの幅に切ってから、鉛筆で書いた迷路の線の長さに合わせて切ります。鉛筆の下書きの上に木工ボンドで貼りつけて完成です。スタート地点にビー玉を置いてゴールを目指しましょう。

《小学3年生の研究ポイント》
・スタート地点を立体にしてみよう。
・クリアできるまでの時間を計ってみよう。
・家族や友達がゴールできるまでの時間を記録しよう。

⑬牛乳パックからはがきをつくろう

牛乳パックをリサイクルして、はがきを手作りしましょう。

《用意するもの》
・牛乳パック(1リットルのもの1つで、はがき3枚分)
・食品トレイ(同じ大きさのもの2つ)
・不織布(ふしょくふ)の水切りネット
・はさみ
・ミキサー
・大きめのトレイ
・タオル

《つくり方》
1.食品トレイ2個の底を切り取ります。
2.水切りネットを広げて1ではさみ、紙をすくための枠をつくります。
3.洗った牛乳パックを切り、2~3日水につけます。(急ぐ場合はなべで15分ほど煮ます。)
4.牛乳パック表面のビニールをはがします。(パックの表と裏どちらもビニールをはがします)
5.ビニールをはがした牛乳パックと水をミキサーでどろどろになるまでつぶします。
6.どろどろになったものを大きめのトレイに入れて水を足し、枠で紙をすきます。
7.枠を外して不織布が上になるようにタオルにのせ、不織布をそっと外します。タオルで押さえるようにして水を切ります。
8.7を窓に貼って乾かします。

※ミキサーを使うときは、必ずおうちの人と一緒にやりましょう。

《小学3年生の研究ポイント》
・つくる手順を、写真や絵を使ってくわしくまとめてみよう。
・ふだん使っている紙の手触りや書き心地との違いはあるかな?
・1つの牛乳パックから何枚のはがきがつくれたかな?

小学3年生におすすめの自由研究テーマ【観察・調べもの編】

ここでは、じっくり取り組める観察・調べ学習テーマを7つ紹介します。3年生から始まる理科・社会科の授業とつながるテーマを選ぶと、今後の学習にも役立ちます。

⑭SDGsについて理解を深めよう

SDGs(持続可能な開発目標)の達成のために、自分にできることを探してみましょう。

《用意するもの》
・画用紙や模造紙
・参考書や図鑑、スマートフォン(インターネット)
・色鉛筆や色ペン

《進め方》
1.本やインターネットで、SDGsの17の目標を調べます。
2.家や学校ですぐに始められそうな取り組みを考えます(節電・水の節約・ゴミの分別など)。
3.調べたことや、自分がこれからやることをポスターや新聞にまとめましょう。

《小学3年生の研究ポイント》
・17の目標の中から、大切だと思ったものを1つ選び、選んだ理由を書いてみよう。
・家や学校、住んでいる町の中で、「これってSDGsに関係しているかも!」と見つけたものを写真や絵で記録してみよう。
・自分たちができる「食べ残しを減らす工夫」などを提案(ていあん)してみよう。

⑮食材を無駄なく使える料理を調べてみよう

捨ててしまいがちな食材を使ったレシピを見つけましょう。

《用意するもの》
・捨ててしまいがちな食材
・料理本やスマートフォン(インターネット)
・色ペンやマジックなど

《進め方》
1.おうちの人に聞いて、捨ててしまいがちな食材があるか調べます(例えば大根の皮やブロッコリーの芯など)。
2.調べた食材について、本やインターネットでレシピを探してみましょう。
3.レシピが見つかったら、おうちの人に協力してもらってつくってみましょう。
4.つくっている途中の様子(ようす)や、できあがった料理を写真や絵で記録し、感想を書きます。

《小学3年生の研究ポイント》
・ つくった料理を食べてみて、「ふだん食べているところ」と「いつもは捨てているところ」で、味や食感がどう違ったか書いてみよう。
・ その料理をつくることで、どれくらいの量のゴミを減らすことができたかを考えてみよう。

⑯恐竜の種類をまとめよう

大昔(おおむかし)に生きていた恐竜を調べて、自分だけの恐竜図鑑をつくってみましょう。

《用意するもの》
・図鑑やスマートフォン(インターネット)
・画用紙や模造紙
・色鉛筆やマジック

《進め方》
1.図鑑やインターネットで恐竜の種類を調べます。(「恐竜の大きさ」「食べていたもの」「生きていた時代(じだい)」「とくちょう」など)
2.画用紙に恐竜の絵を描いて、調べたことをまわりに書きこんでいきましょう。「肉食・草食・雑食」に分けたり、「一番強い恐竜は?」「一番大きな恐竜は?」など、自分なりにランキングをつくってみたりするのもおすすめです。

《小学3年生の研究ポイント》
・恐竜の体のつくり(するどい歯や長い首など)をよく見て、「なぜそんな形をしているのか」自分なりに理由を考えて書いてみよう。
・今生きている動物(ゾウやワニ、ライオンなど)と恐竜を比べてみて、似ているところや違うところを見つけてみよう。
・ 恐竜が生きていたころの地球がどんな様子だったか想像して、感想をまとめてみよう。

⑰夏の星座(せいざ)を観察しよう

夏の夜空を見上げて、星座をさがしてみましょう。星座早見盤(せいざはやみばん)を使うと、どこにどんな星座があるのかがわかりやすくなります。

《用意するもの》
・星座早見盤
・方位磁石(スマートフォンのアプリでもよい)
・鉛筆、ノートなど(観察メモ用)
・懐中電灯(かいちゅうでんとう)※足元を照らすため

《進め方》
1.方位磁石で「北」の方角を確認し、星座早見盤を今の日にちと時刻(じこく)に合わせます。
2.観察する日時に合わせて星座早見盤をくるくる回して空と見くらべます。
3.有名な星座(はくちょう座・こと座・わし座など)をさがします。
4.見つけた星座の位置や色、明るさを画用紙に記録します。

《小学3年生の研究ポイント》
・見つけた星座を、日づけ・時こく・方角といっしょに記録しよう。
・星の明るさや色の違いに注目して、気づいたことを書いてみよう。
・同じ星座を別の日にも観察して、見える位置が変わるか比べてみよう。

⑱太陽の昇る時間・沈む時間を調べよう

季節によって、昼と夜の長さがどう変わるかを調べてみましょう。

《用意するもの》
・新聞やスマートフォン(天気予報のサイト)など
・レポート用紙や画用紙
・ノートと色ペン
・定規(じょうぎ)

《進め方》
1.新聞やインターネットで、夏休みの日の出と日の入りの時間を調べましょう。ほかの季節についても調べてみましょう。毎日の日の出、日の入りの時間を記録してもよいでしょう。
2.それぞれの日の昼の長さと夜の長さをノートにメモしてみましょう。どのように変化しているでしょうか。

※早朝や夕方に外に出るときは、必ずおうちの人といっしょに行動し、道路や川などに十分気をつけましょう。

《小学3年生の研究ポイント》
・ 実際に夕方、太陽が沈むところを観察して、「空の色」や「影(かげ)の長さ」がどう変わったか記録してみよう。
・1日ごとに「日の出」「日の入り」「昼の長さ」を書き出してからグラフにすると分かりやすいよ。
・「なぜ夏は昼が長いのか」「冬はどうして早く暗くなるのか」など、自分なりの考えを最後にまとめてみよう。

⑲カブトムシを飼育・観察しよう

カブトムシの体のとくちょうや動き方、食べ物の好みを調べてみましょう。

《用意するもの》
・カブトムシ(オスとメス)
・飼育ケースなど飼育に必要なもの一式
・昆虫ゼリー、くだものなどのエサ
・はかり(エサの重さを量るため)

《進め方》
1.カブトムシのオスとメスの違いを調べて絵に描きます。
2.カブトムシのエサの重さを、カブトムシのケースに入れる前と、1日たった後で量り、カブトムシが食べたエサの量を記録します。
3.昆虫ゼリー、バナナ、リンゴなど、与えるエサを変えて、「カブトムシの好きなものランキング」をつくってみましょう。

※カブトムシは生き物です。やさしくあつかいましょう。エサや土がわるくならないように、こまめにそうじしてください。

《小学3年生の研究ポイント》
・オスとメスの違いはどこかな?
・足がどこから生えているか、羽(はね)がどう重なっているかスケッチしてみよう。
・夜と昼で、カブトムシの動きがどう違うか記録してみよう。

⑳メダカの生態を調べよう

メダカの泳ぎ方やエサの食べ方を観察しましょう。

《用意するもの》
・メダカ(できればオスとメス)
・水槽など飼育に必要な設備一式
・メダカのエサ
・鉛筆、ノートなど

《進め方》
1.オスとメスの見分け方(体の形、ひれの長さ、色など)を調べ、スケッチしてまとめます。
2.朝・昼・夕方など時間をわけて、水そうのどのあたり(上・中・下)を泳いでいることが多いか観察します。
3.エサをあげるときのようすをよく見て、「どのくらいの速さで食べるか」「どんな動きをするか」をメモしましょう。
4.もしたまごを産んだら、毎日虫めがねで見て、体の変化を記録してみましょう。

※メダカは生き物です。やさしく扱いましょう。また、水そうは直射日光が当たる場所や、暑すぎる場所はさけて置きましょう。観察するときは、ライトをあてすぎたり、つついたりしないようにして、「そっと見守る」気持ちを大切にしてください。

《小学3年生の研究ポイント》
・メダカがどのように泳ぐのか観察してみよう。
・水草を入れたら、メダカの様子はどう変わるかな?
・メダカのオスとメスの違いはあるかな?

小学3年生の自由研究はどうやってまとめる?

研究が終わったら、いよいよ「まとめ」です。模造紙や画用紙、ノートなどを使って、調べたことやわかったことを順番に書いていきましょう。

《自由研究のまとめ方》

①研究のテーマと名前:何を調べたのか、何をつくったのかがすぐにわかるタイトルを書きます。自分の名前も忘れずに書きましょう。

②この研究を選んだ理由:「どうしてこれをやってみようと思ったのか」を書きます。「授業で気になったから」「やってみたかったから」など、素直な理由で大丈夫です。

③自分の予想・調べたいこと:実験や観察をする前に、「こうなると思う」「これを知りたい」と考えたことを書きます。

④用意したもの:使った道具や材料を書きます。絵や写真があると、もっと分かりやすくなります。

⑤やり方:どんな順番で進めたのかを書きます。工作や観察も、順番が分かるようにまとめましょう。

⑥結果:実際にやってみて、どうなったのかを書きます。うまくいったことだけでなく、思った通りにならなかったことも大切な結果です。

⑦わかったこと:結果を見て気づいたことや、予想と比べてどうだったかを書きます。

⑧感想:「おもしろかった」「ここがむずかしかった」「次はちがうやり方でも試してみたい」など、自分の言葉で書きましょう。

⑨参考にしたもの:調べるときに使った本や図鑑、ウェブサイトの名前を書きます。

自由研究で何を書けばよいか迷ったときは、レポート作りに使える自由研究まとめ用テンプレートを活用してみましょう。テーマや選んだ理由、予想、結果、わかったこと、感想を順番に整理できます。

《自由研究のまとめ用フォーマットをダウンロード》

自由研究で何を書けばよいか迷ったときは、まとめ用フォーマットを使ってみましょう。テーマを選んだきっかけや用意したもの、方法、結果・わかったこと、感想を順番に整理できます。

学校向けフォーマットと、ワンダースクールのコンテスト投稿用フォーマットは以下からダウンロードできます。

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ワンランクアップ!3年生ならではのまとめ方のポイント

少し工夫するだけで、自由研究はもっと見やすく、もっと伝わりやすくなります。まとめるときは、次のポイントも意識してみましょう。

いきなり大きな紙に書かない

模造紙などの大きな紙に書くときは、いきなり書き始めないのがポイントです。まずは小さな紙に「どこに絵を描くか」「どこに文章を書くか」を決めてから清書すると、見やすくきれいにまとまります。

予想と結果を比べる

「〇〇になると思ったけれど、実際は△△だった」というように書くと、研究の流れが伝わりやすくなります。予想と結果の違いを書くと、ぐっと研究らしくなります。

算数を活用する

3年生で習う「表」や「棒グラフ」を使って数字を整理すると、変化や違いがひと目で分かりやすくなります。回数や長さ、時間などをまとめるときにおすすめです。

見出しを工夫する

項目ごとに色を変えたり、太いペンで囲んだりすると、どこに何が書いてあるのかが分かりやすくなります。大事なところを目立たせる工夫をしてみましょう。

小学3年生の自由研究についてよくある質問

Q. 小学3年生の自由研究に合ったテーマは、どのように選べばよいですか?

A. 小学3年生の自由研究は、理科・社会の授業で習ったこととつながるテーマがおすすめです。むずかしすぎず、「やってみたい」「もっと知りたい」と思えるテーマを選ぶと、楽しく進めやすくなります。テーマが思いつかないときは、図書館で自由研究の本を借りてみるのもおすすめです。

Q. 小学3年生の自由研究には、何日くらいかかりますか?

A. 小学3年生の自由研究は、実験や工作なら2〜3日、観察は3日〜1週間、調べものは1〜2日ほどが目安です。最後にまとめる時間も必要なので、少し余裕をもって始めると安心です。

Q. 小学3年生の自由研究で、実験に失敗してしまったら、どうすればよいですか?

A. 大丈夫です。なぜうまくいかなかったのかを考えて書くことも、立派な研究です。「どうして失敗したのかな」「次はどうしたらうまくいくかな」と考えることで、もっとよい自由研究になります。

Q. 小学3年生の自由研究のまとめは、どんな紙に書けばよいですか?

A. 画用紙・模造紙(もぞうし)・レポート用紙・ノートなど、書きやすいもので大丈夫です。大切なのは、「見やすく、分かりやすく」まとめることです。絵や写真を入れると、もっと伝わりやすくなります。

Q. 小学3年生の自由研究は、どこまで手伝ってもらってよいですか?

A. 刃物(はもの)や火を使うとき、むずかしい道具を準備するときなど、安全に関わることはおうちの人に手伝ってもらいましょう。ただし、テーマを決めることや予想を立てること、結果や感想を書くことは、できるだけ自分でやることが大切です。

小学3年生の自由研究は「やってみたい」が大切

小学3年生は、1・2年生のときよりも少し深く調べたり、実験の結果を比べたりできるようになる学年です。自由研究で大切なのは、上手にまとめることだけではありません。「自分でやってみて、新しい発見をすること」そのものが大切です。理科・社会が始まったこの学年だからこそ、授業とつながる発見や、「なぜだろう?」という疑問を大切にしてみましょう。

「こうなると思ったのに、ちがった!」「どうしてこうなったのかな?」と感じたことは、そのまま自分の言葉でまとめてみてください。おうちの人や友だちに「こんな発見があったよ!」と話してみるのもおすすめです。「自分でやりとげた!」という達成感(たっせいかん)が、これからの学びへの意欲につながります。

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