絵しりとりはどのような遊び?お題と楽しく遊ぶためのポイント

公開日: 2024/02/02

絵しりとりとは、絵を順番に描いてしりとりをする遊びです。単純な遊びですが、記憶力や思考力が向上するといわれていて、最近ではスマートフォンアプリでも絵しりとりを題材にしたものが登場しています。選ぶお題によって難易度が変わるので、子どもから大人、お年寄りまで楽しめる遊びです。そこで、絵しりとりをもっと楽しむために、基本的なルールやお題の設定方法をご紹介します。

目次
絵しりとりとは?
絵しりとりにおすすめの初級編のお題
絵しりとりにおすすめの中級編のお題
絵しりとりにおすすめの上級編のお題
絵しりとりで楽しく遊ぶためのポイント
難易度の設定が自由自在!絵しりとりは子どもから大人まで楽しめる遊び

絵しりとりとは?

絵しりとりがどのような遊びなのかについて、基本的な遊び方のルールや得られる効果をご紹介します。

絵しりとりとはどのような遊び?

絵しりとりとは、絵を描いてしりとりをする遊びです。通常のしりとりでは、前の人が言った言葉の最後の文字から始まる言葉を考えて、順番に答えていきます。例えば、「すいか」→「かめ」→「めがね」のように、口に出して遊ぶのが通常のしりとりです。

絵しりとりでは、しりとりとしてつながるように順番にイラストを描いて遊びます。このため、どれだけ言葉を知っているかだけではなく、絵を描く能力も大切な要素となります。また、前の人が描いた絵が何なのかを連想して当てることも必要です。

絵しりとりの遊び方

絵しりとりは、絵を描くスペースさえあれば遊ぶことができます。必要なものは、大きな紙やスケッチブックです。お絵かきツールがあればオンラインでも遊べますが、ここでは友人と集まって遊ぶ方法をご紹介します。

1. イラストを描く大きな紙とペンを準備する
2. しりとりをする順番を決める
3. 最初の人は好きなものの絵を描く
4. 次の人は前の人が描いたイラストが何かを想像しながら、しりとりとしてつながるように絵を描く
5. 次々に絵を描いてしりとりを続ける
6. 1枚の紙に描くスペースがなくなったら終わり
7. 最後に全員で声に出して答え合わせをする

絵しりとりをしているときは、描かれた絵が何なのかを口に出さないようにします。勘違いしてしりとりが進むこともありますが、それも絵しりとりのおもしろさです。

絵しりとりで遊ぶと得られる効果

絵しりとりをすると、記憶力や思考力が養われます。前の人が描いた絵が何なのかを想像したり、自分が描こうと思ったものの様子をイメージして表現したりと、一般的なしりとりよりも難しいと感じる人も多いかもしれません。難易度が高い分、頭の体操にはぴったりの遊びといえます。

絵しりとりにおすすめの初級編のお題

絵しりとりはお題を設定することで、難易度を調整できます。お題を設定せず何でも描ける絵しりとりは簡単すぎると感じたら、お題を設定してみましょう。まずは種類が多く描きやすい初級編から始めることをおすすめします。
初級編のお題は次のようなものです。

● 動物(イヌ・ウサギ・サルなど)
● 食べ物(リンゴ・バナナ・ピザなど)
● 学校にあるもの(机・イス・鉛筆など)

初級編では身近なものをお題にしてみましょう。種類が多いものであればしりとりは続けやすいものの、縛りがない絵しりとりよりもぐっと難易度は上がるはずです。

絵しりとりにおすすめの中級編のお題

絵しりとりのお題はイラストにしにくいものにすると、より難易度が上がります。前の人が描いた絵が何なのかを推測するのが難しく、思わず笑ってしまうはずです。
中級編としては次のようなお題がおすすめです。

● 乗り物(飛行機・スーパーカー・自転車など)
● アニメやマンガのキャラクター
● 歴史上の人物(聖徳太子・織田信長・ナイチンゲールなど)

中級編ではイラストにするのが難しいものをお題にしてみましょう。中級編で紹介したお題はそのジャンルに該当するものが限られているため、しりとりを続けるのも難しいかもしれません。複数のジャンルを含めてお題設定をするなど、ルールを決めて難易度を調整してください。

絵しりとりにおすすめの上級編のお題

絵しりとりをもっと難しくしたい場合、動作を加えたお題を設定してみましょう。動作を加えると絵を描くのが難しく、連想クイズのような要素も入る絵しりとりになります。描かれたイラスト自体がおもしろいので、きっと盛り上がるはずです。
絵しりとりの例は次のようになります。

● スキーをするサンタクロース
● 水泳をするカバ
● バナナを食べるゴリラ
● ランドセルを背負った小学生
● イライラした兄

上級編では、しりとりを続けること自体が難しくなるので、小学校高学年頃からチャレンジするのがおすすめです。絵を描くのに時間がかかるので、10秒などと制限時間を設けるのが飽きないコツとなります。

絵しりとりで楽しく遊ぶためのポイント

絵しりとりは絵を描くのが得意な人にとっては簡単な遊びかもしれません。反対に、絵を描くことに苦手意識がある人だと、次の人に伝わるような絵が描けず難しさを感じるでしょう。絵の得意不得意を考慮しながら楽しむために、次の3つに気を付けて遊ぶと楽しめるはずです。

● 何の絵なのかを口に出して言わない
● わからないときはヒントを出そう
● 絵を見ながらコミュニケーションを楽しもう

絵しりとりは絵を見ながらコミュニケーションを楽しむ遊びです。このため、答えを口に出すとおもしろさが半減してしまいます。一方、難しすぎて続かないと、絵しりとりを楽しめません。わからないときはヒントを出して、なるべく続けることを目標にしましょう。
絵しりとりは勝ち負けを競う遊びではありません。間違っていても楽しく笑うくらいの気持ちで遊んでみましょう。

難易度の設定が自由自在!絵しりとりは子どもから大人まで楽しめる遊び

絵しりとりは、前の人が描いた絵の最後の文字から始まる言葉を考えて絵を描き、次の人に伝えるゲームです。思い描いたものをイラストにしたり、前の人が描いた絵が何なのかを当てたりするのは想像以上に難しく、一般的なしりとりよりも続きにくいかもしれません。お題や制限時間などのルールを設定すると、遊ぶ人の年齢や人数に合わせて難易度を調整できます。

記憶力や思考力を鍛えることのできる絵しりとり。紙とペンだけ準備すれば楽しめるので、休み時間などに遊んでみてはいかがでしょうか。

この記事をいいねと思ったらクリック!

0ワンダー