いらないものを宝物に⼤変⾝させよう|ひらめき次第で素敵な作品の材料に!

工作

ワンダー 9

公開日2025.07.08

ワンダースクール「夏休み⾃由研究コンテスト2025」〜ひらめきをカタチにしよう!〜 2つ⽬のテー マは「いらないものを宝物に⼤変⾝させよう」。普段は何気なく捨ててしまうものを活⽤して、素敵な作品に⼤変⾝させようというテーマです。今回も、⼿作りおもちゃ作家の佐藤蕗(さとう ふき)先⽣に、⾝近な“いらないもの”にはそれぞれどんな特徴があるのか解説していただきました。

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“いらないもの”が宝物の材料に

普段ゴミになってしまうものも「何かに使えるのではないか」という⽬を向けてみると、⾊々な特徴や使い道が⾒えてきます。例えばスーパーで買い物をしていても、6ピース⼊りのチーズの丸い箱を⾒つけると「タイヤに使えそう」と気づいたり、トイレットペーパーやラップの芯は、「組み合わせることで何かの構造が成⽴しそうだ!」と考えることができます。このように、いつもなら捨ててしまうものでも組み合わせることで、⾃分にとって価値のある“宝物”を作ることができるんです。使えそうだと思うものを⽇ごろから集めておくと、⼯作をするときにとても便利です。

⽜乳パックは加⼯しやすい便利な材料

⽜乳パックの特徴は、ハサミなどで簡単に切れる⼀⽅で、厚みがあるため強度もあります。特に箱型のまま使⽤すると⾮常に頑丈で、9個の⽜乳パックを縦と横に3つずつ並べてテープで固定すれば、⼈が乗っても壊れない椅⼦を作ることだってできます。また、耐⽔性に優れているため、表⾯部分は⽔をはじきます。⽜乳パックを横に倒して、上になった部分を切り取るだけで⽔に浮かぶ船のようなものを作ることもできる便利な材料です。ただし、表⾯がツルツルとしているので接着剤がつきにくいため、なにかを貼りたいときはテープを使うなどの⼯夫が必要です。

段ボールは切り貼りが簡単で、⻭⾞も作れる

段ボールも強度が⾼く加⼯がしやすい万能素材です。⽔には弱いですが、⽊⼯⽤ボンドを使えばしっかり接着できるので、⾃由⾃在に構造物を作ることができるのが良い点です。⼯作素材として⾊々なものが作れるので、段ボールアーティストと呼ばれる⼈もとても多いです。
また、段ボールの⽚側を⽔で濡らしてはがすと、中の波形になった⾯が出てきます。この波形の⾯を外側に丸めることで、⻭⾞のような形を作ることができます。真ん中につまようじを差し込こめばベルトコンベアのように動かせる⽴体物も作ることができるおもしろい素材です。

ペットボトルは透明で光を通す

ペットボトルは飲み物を⼊れるものなので、⽔に強いのが特徴の⼀つです。⽳をあけて⽔を⼊れれば、シャワーのようなおもちゃを作ることができます。また、透明な素材のため光を通しやすいです。油性ペンで⾊を塗り、中に⽔を⼊れて光を当てるとキラキラと光るランタンのような⼯作を簡単に作ることができます。

新聞紙は変幻⾃在な材料

実は新聞紙にもたくさんの使い道があります。新聞紙を広げてくるくると丸めれば棒状のパーツを作ることができます。これを何本も組み合わせれば⼩さなテントのフレームを作ることも可能です。また、新聞紙と⽔とのりを⼀緒に混ぜると、粘⼟のような材質に変わります。⾃由に形を作ることができるので、お⾯を作ることもできます。

“いらないもの”の特徴を⽣かして宝物を作ろう!

最近では「リサイクル」、「リユース」、「リメイク」といった⾔葉をよく⽿にすると思いますが、もっと簡単に楽しく考えて、普段捨ててしまうものを素材として⾒てみると新しい価値に気づくことができます。
もちろん「リサイクル」をすることも⼤切ですが、“ごみ”を使って⾃分の⼿で作品にすることで、新たな価値が⽣まれるのはとても素敵なことです。ぜひ⾃分だけの宝物作りに挑戦してみてください。

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