フットサルをするための人数は?練習や試合に必要な人数

公開日: 2023/11/30

フットサルは、サッカーと似ているといわれるスポーツです。しかし出場人数や交代人数などは全く違うので、詳しく知っている方はあまり多くないのではないでしょうか。 この記事では、フットサルの人数に関する内容を解説します。サッカーとの違いについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次
フットサルの試合は何人でやるもの?
フットサルの試合をするには何人必要?
フットサルと11人制サッカーとの違いはなに?
フットサルはプレー機会が多くてチーム全員が楽しめる!

フットサルの試合は何人でやるもの?

そもそも、フットサルの試合は何人でやるものでしょうか?

出場人数

フットサルの試合では、1チーム5人、合計10人の競技者がピッチ上で戦います。5人の内訳は、ゴールキーパーが1人、フィールドプレーヤーが4人です。 フィールドプレーヤーの選手がキーパーユニを着て、ゴールキーパーとして出場も可能です。チーム全員が相手陣地でプレーをする「パワープレー」を行うときなどに見られる光景です。

ベンチの人数

フットサルでは、最大で10人の選手が交代要員としてベンチに入れます。 FIFAや、日本のトップリーグであるFリーグが主催の公式戦では最大9人、公式でない国際Aマッチや地域大会では10人です。レクリエーション要素の高い大会によっては、交代人数に制限がない場合もあります。 フットサルは、同じ選手が何度でも交代できます。つまり、1度交代してピッチ外に出ても、同じ試合に再び出場ができることです。 タイムアウトのとき以外であれば、ボールがインプレー中、アウトオブプレー中に関わらず、いつでも交代できます。審判の承認を得る必要はありません。 ピッチから退く選手が交代ゾーンから完全に出たあとに、交代要員だった選手がピッチ内に入ります。

フットサルの試合をするには何人必要?

フットサルの試合の出場人数や、ベンチ入りできる人数がわかりました。それでは実際は、試合に出られる選手がチームに何人いればいいのでしょうか?ここでは試合に欠かせない役割である、審判の人数についても解説します。

チーム全体で何人いればいい?

フットサルの大会に臨むときの最も望ましい人数は、スタメン5人+ベンチ入りできる最大人数が揃っていることでしょう。 余裕をもって交代を行えますし、怪我や退場、思いがけない試合展開などに対応しやすいからです。 しかし、アマチュアの試合では、最大人数が揃わない場合もあります。そのときにはせめて、スタメン5人+ベンチメンバー4人は欲しいところです。 フットサルは短時間にダッシュを繰り返すため、試合展開によっては3分程で疲れが出てきます。そのため、フィールドプレーヤー全員が交代できる人数(=4人)が揃っていると、1試合を通して高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。 普段から練習を行っているチームであれば、紅白戦も十分にできるように、最低10人、できれば20人前後の在籍選手がいるとよいでしょう。

試合に必要な最小人数は3人!

基本的に5対5で戦うフットサルですが、実は5人揃わなくても試合ができます。なぜなら、フットサルの試合に必要な人数は3人だからです。ピッチ上に3人いればその試合は成立します。 試合前や試合の途中で、いずれかのチームが3人未満の場合は、その試合は開始も続行もされません。3人未満のチームが不戦敗となります。 しかし3人で試合ができるといっても、圧倒的に不利になりますし、相手チームに失礼になります。プレー人数を確保することはとても大切です。

審判員の人数

フットサルの審判の人数は4人と定められています。その内訳は、主審、第二審判、第三審判、タイムキーパーです。 主審と第二審判の基本的な役割に違いはありません。タッチライン際(ピッチの長辺)に1人ずつ立ち、それぞれが笛を持って試合のコントロールを行っています。ただし、主審と第二審判の判定が違うときは主審の判断が優先されます。 第三審判は、主審と第二審判、タイムキーパーを援助や、得点などの記録を行います。タイムキーパーは、時計を止めたり進めたりして、試合時間の計測を行います。 フットサルは、アウトオブプレー(ボールがピッチの外に出たり、ファウルでプレーが止まったりしているとき)では時計を止め、プレーが再開したら時計を進める、プレーイングタイム方式を採用しています。そのためタイムキーパーも非常に大切な役割だといえるでしょう。 地域大会などでは第三審やタイムキーパーを置かずに、主審がその役割を担うこともあります。

フットサルと11人制サッカーとの違いはなに?

フットサルとサッカーには、人数や交代、試合時間など、さまざまな違いがあります。 代表的な違いを以下の表にまとめたので、ご覧ください。

意外と多くの違いがあることがわかるのではないでしょうか。中でも、サッカー経験者でも混乱しやすいのが、フットサル独自のルールである4秒ルールやバックパスです。これらを犯すと相手チームの間接フリーキックになってしまうため、注意が必要です。

フットサルはプレー機会が多くてチーム全員が楽しめる!

フットサルに関する人数について解説しました。フットサルは、ピッチに立てる人数が少なくてコートが狭い分、ボールに触れる機会やゴールチャンスが多くあります。 また、少人数でチームを組めるため、サッカーに比べると気軽に楽しめるのが魅力です。 今では「個人参加」などで、気軽にフットサルができる場所もあります。もし興味があれば、試合観戦や個人参加に足を運んでみるのもおすすめです。

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